サントリー美術館では、先に鍋島焼コレクションを単独でものしておりますが、
以下に出します国宝の展示があった機会に館全体での収蔵品アーカイブ編作成開始しました。
「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」、国宝。
13世紀、鎌倉時代のもの。
加えてこの箱のケースの箱…の裏書きにある来歴もアーカイブ。
江戸時代文政の頃に書かれています。
こちらは「佐竹本三十六歌仙」源順、重文。
明治時代の茶好き財界人の蛮行を受けて絵巻が掛軸になったもの。
表装は旧蔵者の茶人として有名な高橋箒庵さんの手になるものだそうな。
次も重文、というかそれ中心に選んでいますが、「泰西王侯騎馬図屏風」17世紀桃山期の西洋画法による傑作。
対の作品が神戸市博物館に収蔵。
「舞踊図」、17世紀江戸期の作品。
こちらの企画展でよく目にします。その当時の衣装とか本当に興味深い。
今回は屏風仕立てでの紹介。
伝尾形光琳「秋草図屏風」。
胡粉をたっぷりマチエールにした菊の絵柄が凄み。
焼き物で重文「色絵五艘船文独楽形鉢」、18世紀有田。
小品ですが重文、不眠症に悩む女性を描いた「病草子断簡「不眠の女」」、12世紀平安期。
以前企画展紹介で、同じモチーフ、同じ画家の作品を同時期こちらと千葉市美術館で見た、と紹介した高嵩谷「宿り図屏風」。
後日加えたのは、随所で見ることの多い俵屋宗達の絵+本阿弥光悦の書、の作品。
「蓮下絵百人一首和歌巻断簡」。
ここではサムネイルの代わりにここに書かれた西行、寂蓮両法師の歌を付けておきます。
如何にもサントリーっぽい硯と硯箱、「桐竹鳳凰蒔絵文台•硯箱」重要文化財。17世紀桃山期。
今回最後は伊藤若冲の小品。
「墨梅図」、スッとサラッと描いて、最後は朱印が月見立て👏
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