人はいつも自分にとって正しいと思うことを選択したり決断している。
自分が信じたいと思う情報を選択し、さらに信じ込む。
すると他は間違った情報を信じ、他は間違いだと主張したりする。
もちろん自分が正しい、
自分の選択は間違っていなかったと思いたいものだ。
どれくらいの確率などの真実は別にして
何かしら自分に都合よくなる出来事に結びつけ、
やはり自分は正しいのだとさらに主張する。
本当は、自分がした選択の正しさを主張する必要はない。
もしも、自分がした選択のために支払う代償があったとしても
あの選択のせいだと考える必要もなく、
それと結びつける必要もない。
選択したところで、その選択は過去になる。
いちいち過去を振り返り正しだの
間違いだのの後悔にしがみつき続けるより
今に在り、これからの対策をしている方が建設的だ。
自分の選択、他者の選択。。。
それぞれが良いと思ったものを満喫すれば
いちいち自分の正しい主張も、他者が間違いだとも言う必要はない。
自分の考えの正しさを他者へ主張しようとすることが減れば
世の中は少し平和になるかもしれない。
それぞれ他者が行う選択に過剰の興味もなく
それぞれが他者に対しても自分に対してするように敬意を持てば
めくじらを立て自分の正当性を主張するより
場合によってはお互いが少しづつ妥協しあい、
歩み寄っていけばいいだけの話だと気づく。
心穏やかでいられないならネットやテレビの使用を止めるのもいい。
物事は本当はもっとシンプルなのに自分が複雑にしていることも多いのだ。