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田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

お酌は、セクハラ罪?

2018-06-17 16:39:18 | よもやま話・酒編
初めて行く店で、ヒゲが気になるのが、“此処は燗酒が在るンだろうか?”です。
熊本市民に“冷酒の味”を覚えさせた本人が言うのも、可笑しなもんですが。(汗笑)
和食屋で、刺し身を相手に熱燗で一杯!
昭和の時代では、ごく当たり前の楽しみだったのですが。
もちろん熊本市でも、ほとんどの和食店に燗つけ酒がありました。(過去形ですゾ!)
これが最近では、もう宝物みたいに貴重な事になっているのです。
               
ヒゲが遭遇する、燗酒が喉を潤すまでのハードルは、こんな風です。
先ず、バイト学生が注文聞きに来ると、ヒゲはビビります。
“燗つけ”と云うワードが、理解出来るのか?
ヒゲ 「 あの~、此処の店には、熱燗ってありますか? 」
くだんのバイト君はたちまち、けげんな顔になり、奥に聞きに行きます。
              
次は、燗つけ用の酒の銘柄です。
或る店では、申し訳(?)程度に“霊山”が置いてありました。
それも、これ一種類でっせ!
酒呑みからすると、せめてもう一銘柄ぐらいは欲しいのだが。
それでも、レイザンがある店はいい方。
下手すると、吟醸酒ばかりの店に遭遇することも度々です。
               
その次は、燗のつけ方です。
湯せんじゃあなく、レンジでチン燗したお酒。
湯気が上がるぐらいなら良しとしまひょ。
下手すると、お銚子の中が沸騰状態のも。 「 アチッ チチー! 」
熱くて持てないから、オシボリでくるんで、お猪口によっこいしょのぶざまさ。
この所作の見た目のワルさが、いたく酒呑みのプライドを傷つける。
 「 何だ? この無作法は ・・・ 」
燗つけが巧く出来る店でも、こんな質問はザラにある。
よく聞かれるのが、「 熱燗ですか? ヌル燗ですか? 」 の二択問題。
ヒゲは困りきって、中燗と言ってしまう。
ほどほどの燗つけと云う概念は、今はないらしい。
希望の温度を問われることもある。
自分の好みが何度Cなんて、ヒゲみたいなその筋関係者以外に分かるのか?

やっとこさ、燗つけ酒が来ました。
もう、先に来た刺し身が干からび始めてます。
手酌で酒を注ぎ、しめ鯖をほうばります。
少しの生臭さを、熱い酒で流し込むと、ああっ日本人で良かった。
二杯目の酒を注ぐ時に気づきます。
                  
あゝ、この酒を美人女将さんがお酌してくれたら、どれほど美味しい事だろう。
きっと、大企業やら官僚社会では、部長級のお偉いさんに、美人の新入社員が
お酌係を命じられるんやろうナ。 うらやましい!
「 えっ、いまどきは、そんなのはセクハラ・パワハラ行為と認定されますヨ。 」
そうなんだ! 
たちまち、セクハラ研修会に飛ばされて、絞られる羽目になるんだ。 (苦笑)
                      
じゃあ、おじさん達が “差しつ差されつ” 熱燗を酌み交わしながら口角泡を飛ばして、
天下国家を論じる光景はもう時代遅れと云う訳か?
               
薩摩の田舎武士みたいに。
日本が誇るべき燗酒とお酌文化は、もうまさに滅びようとしている。 (嘆)
      
     
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酒とイケメン

2018-06-05 17:38:50 | よもやま話・酒編
まあ、ヒゲが芸能界の話しをするのもナンですが ・・・ 。
最近の若手女優さんは、まさに百花繚乱に彩り豊かな気がします。
男優さんもまた、ずらりとイケメンが揃って結構な画面です。
まるで、ホストクラブを彷彿とさせる様で、みんながナンバーワンを張れる美男子揃い。
最近の韓国Kーポップスの人気グループの成り損ないみたいにも思えます。 (笑)
大変ありがたいのですが、ヒゲみたいな年寄りには、誰それの区別もつかない。(汗)
   〔 クドクド書いて、皮肉ってるつもり。 (爆笑) 〕 

ちょうど、最近の良いトコ店の酒メニューを見るようです。
純米吟醸 ・ 大吟醸 ・ 無濾過原酒 ・等々が、ずらりと高額な価格で並んでいます。
もちろん、どれを選んでも、文句無しに美味しい酒のハズ。
コレぞ、至高の日本酒。
店主のドヤ顔が、目に浮かぶようです。
なるほど、ひと口頂くと、目が覚める様に美味しい。
しかし、どれもこれも美味しくて、飽きがきます。
      
                      「 俺のような味のある酒は何処に!? 」

テレビに登場する若手男優さんも、美形で文句なしの人達ばかりです。
しかし、きれい過ぎて、直ぐに飽きがきます。
皆さん、ステレオタイプの名演技と、イケてるヘアスタイル。
     
金太郎飴みたいに、誰も彼も同じ花男イケメンでは、ドラマがつまらない。
大杉漣さんや松重豊さんみたいな、やや個性的なバイプレーヤー達。
             

熊本弁で言うと 「 顔がよごどる(いびつ)ごたっとの居らんなら、主役はハレせんばい。 」
玉石混交の多様性でこそ、ドラマの味が出るとヒゲは思うのですが。
      いでよ、ブサイク男子!    呑ませろ、マズい酒!

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鬼ころしで、御用だ~!

2018-04-23 20:15:10 | よもやま話・酒編
4/20(金曜日) iPadで、雑誌の日刊早読み経済をのぞいて笑った。

     【 “鬼ころし”がきっかけ  容疑者浮上  警視庁 】

コンビニで強盗事件があり、付近の防犯カメラを調べると、
紙パックの日本酒 “鬼ころし” を購入する容疑者の姿があった。
「 犯人は“鬼ころし”の愛飲者ではないか? 」 と云う情報が浮かんでくる。
                    
見当たり捜査員が、上野で鬼ころしを飲みながら歩く年寄りを発見。
取り調べていると ・・・ 
           
なんて、クラシックな年寄りなんでしょう。
思わず、懐かしさが込み上げてくる。

1980年代始め、田園に入社して間もなしのサービス係に試練が。
カウンターへ 「鬼ころしを150お願いします。」と、その新人が客の注文を伝える。
いきなりのトラブルです。
カウンターの浪ヤン 「 どこの鬼ころしなの? 」
新人  「 ????? 」
浪ヤン 「鬼ころしも、色々あるとよ。」と、注文の聞き直しを命じたのです。

当時の日本酒業界 ~~~
  ベタ甘の灘・伏見のナショナルブランド酒に対して、
  地方の酒は、地酒と呼ばれていました。
  特にベタ甘な酒に対する地酒の代表として、この“鬼ころし”のタイトルが人気に。
  鬼を殺すぐらいの“辛口”のイメージですネ。
  似たようなネーミングで、“鬼倒し”がありますが、こちらは球磨焼酎です。
                

田園のメニューには、4種類の鬼ころしが用意されてました。
岐阜県の 飛騨の鬼ころし ~ 長い鼻の天狗の面で有名です。
            少し雑味があったのですが、これぞ地酒と楽しめる酒。
             

静岡県・島田の 若竹の鬼ころし ~ 
              
   日本酒の会で、ヒゲ夫婦は蔵元の社長と同席になり、盛り上がったものです。
   帰りに、銘酒・女泣かせ 純吟 を頂いたりして。
                   

新潟県の 福扇の鬼ころし ~ 当時はトップ級の辛口度でした。
                  価格はずいぶん安くて、助かった記憶が。
                 

熊本の 瑞鷹の鬼ころし ~ 熊本では珍しく、辛口に挑んだ酒でした。
                    蔵クセが独特なお酒でした。
             

その年配の容疑者さんも、昔の地酒愛好者だったのか?
まあ、それにしても、上野の公園で酒を飲むのに、紙パックの鬼ころしは少しさびしい。
同じ酒にしても、せめて“越乃寒梅”がきっかけで捕まって欲しかった? (笑)

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寒い日の楽しみ~アナログ VS デジタル

2018-02-03 19:17:27 | よもやま話・酒編
先日のBS放映 “ 酒場探訪記(?)
大阪特集ですから、ついノゾきます。
これが東京の酒場特集なら、あまり触手が伸びません。
ヒゲは、関西主義者だからです。
なんで、裏切り者の家康の関東なんか!? となります。(笑)

お店は、燗番娘の居る店の特集です。 
なんて、女好きヒゲを煽るタイトルでしょうか。
安室奈美恵似の美人女将が、酒を勧めてくれる店。
燗付け酒を飲むジェントルマンとしては、やはり女性が付けてお酌してくれた
日本酒が一番美味しい。
        
酒がひどくても、安室奈美恵ちゃんが付けてくれた酒なら、毒でも美味いでしょう!?
逆に、たとえ越乃寒梅でも、むくつけきバイト男が燗付けてきたら、つや消しに。
さて、現代の燗番娘。
      
そんな専門店でも、やはり温度計を差し込んで燗を確かめていたのです。
「 お前もか! 燗番娘 」 なんて、デジタル!
ヒゲは、がく然としました。 時代だから、しょうがないか?

1980年代の田園カウンター。
サービス係の新入りさんは、最初の研修としてカウンターに配属されます。
日本酒の基礎を習得する為です。
お銚子に、一升瓶から酒を注入する練習等々ですネ。
                   
そして、新人研修の一番の難関が、燗を付けるトレーニング。
研修役の、アナログ派・浪ヤンが苦労するシーンです。
              
新入り 「 この燗付けってえ、何秒!?、浸けるのですか? 」
“ ナン秒!? ” 何て、デジタルな質問でしょう。
まあ、分からんでもありません。
正確な仕事をするには、ストップウォッチ並みに計る!  
うぅ~ん、なるほど。
                
しかし、昭和・美空ひばり流の浪ヤンは、激怒(?)します。 (笑)
「 そんなの、こうやってお銚子の底に中指を当てて、確認せなんとヨ! 」
確認方法は、感(!?)です。
                    
今どきのデジタル・ガールに教えたら、目をテンにする事でしょう。
むつかしい世の中になったモンです。
田園の看板娘(?)浪ヤンが、平成の燗番娘と相対したら血の雨が降るかも? (笑)
デジガル 「 こうやって、温度計を差し込めば、簡単・正確に出来ますヨ! 」
アナガル 「 そんなべべっちい(汚い)モノを、お酒に入れたら駄目タイ! 」

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寒い日の楽しみ

2018-01-03 20:53:09 | よもやま話・酒編
つい最近行った店での事です。
寒い日でしたから、ヒゲは当然、燗付け酒を頼みました。
バイトの女子大生が、一升瓶から酒をお銚子に移す作業。
          
ドボドボとお銚子から、日本酒がこぼれ落ちます。
     「 あーっ! 勿体ない! 」 (笑)
まあ、この仕事、慣れてないと結構大変なんです。
重い一升瓶から、お銚子に移す作業は、楽ではありません。
今や、この女の子の無作法を嗤うことは、時代錯誤ですかね?

昭和40年代頃までの熊本の郡部(田舎)。
地区での集まり(寄り合い)とか、祝い事・法事等は、個人の住宅での事が多かった。
会合での締めも、飲み会になるのが当たり前のこと。
肴は仕出し屋の鉢盛りを頼み、飲み物は日本酒でした。
当時は、当然の事ながら、燗付け酒がほとんど。
家族の仕事は、大きな鍋にお湯を沸かして燗を付ける事でした。
           ≪ これを大鍋で ≫
特に娘の子は、専属でこの作業をやらされました。
片口の容器に移して、酒をお銚子に入れる習慣は、ほとんど無い頃です。
更に、それを程良く適温に燗付ける仕事は大変です。
ある意味、しつけと嫁入り修業的な行でしたか?
冒頭の現代の女子大生は、そんな時代がかった飲酒風習とは無縁の世代でしょう。
                   
80年代、冬の田園。     
人数が多い宴会です。
乾杯のビールの後は、すぐに燗酒20本の注文が来ます。
ヒゲは、酒燗器のガス火を少し大きくして、お銚子を並べます。
一升瓶から酒を注ぎます。
この時、気が焦るとこぼれるのです。 冷静に、冷静に ・・・
“相棒”の小料理屋にも登場するタイプの酒燗器に、先ずは7本投入します。
休まる暇なく、次の7本の準備です。
セットが終わった頃には、最初の燗が付いているハズ。
燗付けの具合は、感に頼ります。
その7本を渡したら、三度目の燗付けは6本用意です。
20本の注文には、3回もの手間が必要です。
                       
今のご時世みたいに、優雅に一本の酒を温度計で計りながらなんてやってられません。
しかも客たちは、田園の酒だからと安心しきって飲みほうけます。
数をこなす作業は続きます。 20本の注文は、何度もやって来くるのです。
気づくと、空になった一升瓶が積み上がっていました。
    
              
田園でのその後は、こんな便利なものを使い始めました。
以前のブログでも紹介しましたが、お銚子が一杯なると出なくなります。

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足軽の唄

2017-10-23 17:37:31 | よもやま話・酒編
先日、TBS系で放送されたドラマ “遠山の金さん”。
そこに登場した居酒屋のメニュー。
【焼酎】の張り紙の横に【上酒】と在り、更にその隣に【並酒】と在った。
     
わあん、なんて懐かしい用語。
最近聞いた “選別” なる日本語を思い起こす。
そうか!
こんな江戸の昔から、格差社会の象徴 “並酒” は存在していたのか。(笑)

最近行った店のホワイトボードに、酒のメニューが在りました。
上位には当然、純米大吟醸が列を並べてます。
そして、末の方に、【 OOO 普通酒 】 との表示が在ります。
ヒゲは、感心しました。
なんて、いさぎよいのだろうか!
今時、なかなか “普通酒” とは書けませんヨ~。
大河 『 西郷(せご)ドン 』 風に説明すると ・・・・・
江戸討伐軍の“錦の御旗”を純米大吟醸とすると、
普通酒は“足軽”みたいなモンです。
                 
普通は、恥ずかしいから、おもてだってメニューには表示しないもんです。
しかし、この店は堂々と足軽を明記。
気に入ったヒゲは、すぐに 「 ママー 普通酒の燗付け一本ネ! 」 と。

まだ、日本酒の級別時代の頃。
大吟醸は、儲からない酒でした。
金賞受賞の為に、無理に特A米を仕入れるからです。
純米吟醸酒は、蔵元も消費者も少し儲けました。
その頃のは、まだ香りが柔らかく、食中酒でもOK。
田園では、“中吟”と云う業務用ネーミングで人気でした。

純米酒は、蔵元はあまり儲かりません。
本醸造は、蔵元が少し儲かる為の酒です。
普通酒や二級酒は、地元の消費者の為の酒でした。
アル添が少し多くて、本醸造のカテゴリーには入れてもらえない。
田園で使う機会があったのが、越乃千禄(凜)・八海山(黄ラベル)・
越乃寒梅(普通酒)等でしたか?
                      
並酒とか、普通酒とか、二級酒とか、蔑視ネーミングでコールされた酒達。
メーカー地元の人ご用達の、安くて気楽に酔っぱらえるのが魅力でした。

香りが強い日本酒を良しとする、フランス人の基準が優先される現在。
淡麗辛口の足軽酒は、どんな扱いを受けてるのでしょうか?
仏人野郎が来て 「 ヘイ、マスター! 普通酒をアツカンお願いあるネ! 」 なんて。
そんな時代が、やって来る日が待ち遠しい。 (笑)
      

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酒民の怒り

2017-09-17 15:17:54 | よもやま話・酒編
アンコク(安黒)のお陰(?)で、デフレから抜け出した感が、ひとつだけ在る。
外食店での日本酒の値段(!)である。
我ら年金生活者には、ハイパーインフレ物に映ります。
さすが、アベノミクスの御効用で御座います。
あまりの高額メニューに、もう酒民は首をくくるしかないのでしょうか?
そんな首を吊っている酒民の足を、更に下から引っ張るヤカラが出て来ました。
長野県の松本市の国宝・松本城でのお話。 ははあー
其所で毎年行なわれるお祭り、ビール・フェスタ。
酒民が、お城を愛でながら地ビールを楽しむと云う優雅な催しです。
ところがである!!
“権力組織”から、「こんな人たちに国宝をさらす訳にはいかない!」と横やりが入り、
中止に追い込まれた。
教育委員会に言わせると、飲酒パーティーは国宝にふさわしくないそうだ。
なぜなら、飲酒は品格を損なう行為だから。
ムカついた地元の居酒屋の入り口に、こんな看板が立った。
        ≪ 品格のある方の入店、御断り ≫
「 ホホーオッ!? 」 やるもんだ、松本の飲屋街も。
     
ヒゲが元気だったら、文句なしにこの居酒屋を訪ねたでしょう。
「 俺は品格が無いから、入れてくれる? (笑) 」

抗議のヒゲは叫んだ。
「 やいやい、この木っ端(コッパ)教育委員会ども~!
  耳かっぽじいて、よーく聴きやがれ~
  いいか! 俺たち酒飲みは、高~い酒を無理して飲んで、税金を納めているんだ。
  その税金こそ、オメーらのおまんまの素じゃあねえか。
  それをなんだ?
  そんな大事な納税者を捕まえて、あろうことか下衆呼ばわりとは、
  お前ら一体、何様のつもりでい!? 」

ヒゲの店なら入り口の看板には、こう書いたでしょう。
   ≪ 教育委員会と品格のある方の入店、御断り ≫
銭こ払って飲んだ挙句に咎められるとは、なんてこった! (怒)
踏んだり蹴ったりじゃあないか!?
くそッ! 今夜から禁酒してやる~。 (笑)

熊本県民で、良かった!!    
お城の中で、桜を愛で酒を味わえる幸せ ・・・
                  
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ペッパーちゃん、お酌してぇ~!

2017-08-22 17:51:21 | よもやま話・酒編
7/20(木曜日)  新聞をみてると、驚きの記事が。
AIが、コーヒーのサービングを出来るようになったと。
        
しかも、ペッパー君と名付けられたマシーンは、人間の顔を認識し記憶できる。
次からは、その人間の好みの温度のコーヒーを提供するというのだ。
凄い!!

この記事を読んで、ヒゲは想像力をかきたてられた。
最近のブログで、「 酒民ファースト 」 と叫んだ時の話し。
「 もっと、酒飲みを大事にしろ! 燗付け文化を守れ! 」 と主張した。
                 
“ 黙って座れば、好みの適温燗酒が出てくる! ” 
そんな店は、少なくなったと嘆くヒゲ。
                 
なるほど、今どき、そんな希望を持つのは馬鹿げているのかもしれないと諦め状態。
其処に、このペッパー君の登場です。
提供するコーヒーを、日本酒と入れ替えてみたら?
イメージして下さい。 ワクワクするでしょう!?
そう、酒民が喜ぶ夢のロボットの完成です。
更に、酒飲みの夢はふくらみます。
その適温に用意された日本酒の徳利を、和服姿のロボットがお酌してくれたら、
酒民はもう死んでもイイ! (笑)
              
なにしろ、 『 お酌文化 』 は絶滅危惧種!
もう、死語に近いのです。
日本の酒呑み男たち垂涎(!?)の所作である 『 お酌 』
聞くところ、かろうじてブラック企業の宴会に遺っているとか。
うらやましい。 (笑)
我ら、万年、手酌派には、ヨ・ヨ・よだれが止まらない。
そんなブラ会社の宴会に突入してみたいもんだ。
酒が、美味しいだろうなぁ~!?

ソレが、もう少しで、叶うかもしれません?
それ迄、長生きしてみよう。
「 ヒゲ様~ 立山の本醸造、47度で御座います。 」 とロボ嬢が酌してくれる。
ご機嫌なヒゲは、音楽をリクエスト。
         
  🎶  ペッパー警部   ♬ じゃまをしないでー ! ♫
                私たちこれからイイところー ?  

お後がよろしいようで ・・・ 
                      

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酒民ファースト

2017-07-10 22:13:41 | よもやま話・酒編
ここのブログで、発泡日本酒の話題を二回にわたり取り上げました。
それから、一ヶ月ほど経ったある日。
ネットで立ち読みしていたら、思いがけず、“同じ発泡酒”の話題を取り上げた記事に遭遇。
その酒は、埼玉県の神亀酒造。
日本で最初に、全量純米酒にしたメーカーさんです。
田園では、普段は『初孫』吟醸を使っていました。
         
TBSの番組、イントロで葉加瀬太郎の曲が流れる『情熱大陸』。
最近そこで紹介されたのが、『ダンチュウ』の新編集長です。
冒頭のヒゲが立ち読みしていたのは、そのダンチュウ七月号でした。
           
そして記事の筆者は、なんと『藤田 千恵子』さん。
ほら、以前のブログで紹介した、寿司屋さんで偶然にお会いした方。
神亀の純米発泡にごり酒で盛り上がった、『美酒の設計』の著者。

最近行ったお店で、ヒゲ達は再び“燗付けプロブレム”に遭遇した。
何時もの様に、ヒゲはお銚子を提げる仕草で「女将さん! 燗付け一本ね。」
すると、女将さん「熱燗ですか? ぬる燗ですか?」と問うてきた。
“またか!?”と、ヒゲは思いました。
やはり最近、別の店でも、まったく同じシツエーションに遭遇しているのです。
ひょっとすると、ヒゲの方が、日本語の用語(!)を誤用しているンじゃあないのか?
疑心暗鬼がヒゲを襲います。
そうか!  今の世の中、日本酒の燗付けは、“ふた通り”しかないんだ。
それが、“熱燗 or ぬる燗 のドッチが良いか?”の質問の意味か・・・ガッテン! (笑)

暗雲たる気分のヒゲ。
日本の食文化のひとつたる燗付け文化が、まさに滅亡しつつある。
恐る恐るヒゲはたずねた。
「あの~、その熱燗とぬる燗のあいだ(中間)、中燗(!)と云うのは出来ますか?」
やっと、話しがまとまった! (笑)

後になって、ヒゲは思い付いた。
どうせ、今の店は温度計で燗の具合を測る。
注文はこう言おう「女将さん! 燗付け47度でお願いします!?」と。
難しい世の中になったもんだ。
昔(?)みたいに黙って座れば、好みの適温の酒が出て来る店は無くなった。
そうだ! そんな神業が出来るAI搭載のロボットを開発して貰おう!
         

さてさて、いつもなら、7/17に行われる『こんな人たち(酒民ファースト)の会』。
共謀罪成立して直ぐの7月と云う事だ。
やたら複数で飲んで騒ぐと、政府転覆の謀議をしていると疑われ逮捕されるかも?
大政翼賛会の世の中になった今、ヒゲ達は宴会をキャンセルして、
我が家で読売新聞の憲法改正でも熟読しようと云う事になった。
やれやれ、酒宴も出来ない、くらーい日本になったものです。 (泣)

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酒呑みの怒り!?

2017-06-22 19:21:44 | よもやま話・酒編
先日、熊本市銀座通りの寿司屋に入った時のことです。
酒のメニューを拡げたら、〔徳利=350円〕が目に飛び込んできました。
ナ、ナ、ナ、なんて懐かしい!
『 サンビャクゴジュウエン 』 と云う、天上の響き。
かつて、田園の酒メニューで見て以来の数字です。
田園では、お任せの燗酒・冷酒は、150CCで350円でした。
コレが、お任せでなくお好みの銘柄なら、400円。
つまり、お好み=指名代が50円上乗せされるのは、似てる世界が他にもあるような?(笑)
                    
かって(!)は、他の店もお銚子一本は、350円ぐらいでした。
長屋暮らしの町人、食い詰め浪人、貧乏旗本も、みんなこの“値ごろ”な酒で
楽しんだモンです。
                 
この値段なら、あの(!)セリフが吐けます。
「 オイ、オヤジ。 お銚子、もう一本ね! 」 
なんて、粋なセリフでしょうねぇ。
誰でも、コスパな徳利を充分呑めたのでした。
過去形なのには訳があります。
今では、とても楽しめないからです。
               
我らが賢帝アベちゃんのお陰で、縮むばかりの年金生活の老人。
最近行ったエビの店では、お銚子一本800円。
「 もう一本ね 」 なんて頼むと、1600円。 ひえっ〜〜
立派な和定食・松が頂ける金額になります。
やたら気安く、追加は言えません。

さて、冒頭の寿司屋さんの日本酒。
銘柄は、まあ、人気ドラマ相棒で、右京さんが飲んでるのと同じなのが愛嬌ですが。
ちょっと背のびすれば、隠居老人でも、三本ぐらいはなんとかなる値段。
嬉しい!
              
それにしても、一体いつぐらいから、こんなに酒の価格が騰がったのだろうか?
最近行った店の酒メニューを拝見すると、ヒゲは首を傾げる。
メニューに、酒呑みに対する愛情が感じられないのです。
それどころか、酒呑みから、取れるだけ搾りとってやろうと云う悪意さえ感じられる。
コレが、信じられない。
以前のブログで書いた様に、ヒゲが崖っぷちで苦しい時代を助けてくれたのは、
突き出しの価格です。
ランチだけでは800円しか上がらないのを、酒呑みが来てくれると、
ビールと突き出しが加算される。
コレが大きい!
これで、辛うじて凌いだヒゲは、酒呑みに恩義があり、頭が上がりません。
                      
そんな過去のあつれきがあるヒゲには、現在の酒メニューが理解出来ない。
まるで、天皇陛下がお召し上がる様な立派な価格の日本酒がずらり。
ちょっと前まで、我ら平民を楽しませてくれた酒は、どこに行ったのかしら?
今は、高価で美味い酒ばかり。
安くてそこそこ美味い酒を探し出す店主、居ないのかぁ~
                                      
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コメント (2)
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