小学生時代のヒゲには、熊本城は格好の遊び場でした。
遊ぶ為の小遣いが要らないからです。 (笑)
城内では、“宇土櫓(やぐら)”と云う、西南戦争で焼け残った一角で遊ぶ事が多かった。
くつ下を履いてる時は、要注意です。
勾配のキツい木の階段を登る時に、おもしろい様に滑りコケるのです。
最上階でひとしきり展望を楽しんで、その階段を降り様とすると、
まるで垂直に落ちるような恐怖が小学生ヒゲを脅します。
それから間もなくして、大天守閣の再建工事が始まりました。
鉄筋コンクリートの近代建築で造られたお城。
宇土櫓とはまるで違うお城の姿に、違和感がありました。
そして、今度の大震災で、大きな被害を受けた熊本城。
今後の再建では、エレベーターを設置するとか。
ヒゲみたいな車椅子の障がい者でも、見学出来る様にする為です。
なんてありがたい配慮でしょう。涙がちょちょぎれる場面です。
しかし、ヒゲには、再び違和感が起きます。
コレって、余り車椅子の事を御存知ない方の思いつきでしょうね。
アーケード街のフラットな道路を通る時でさえ、小さい段差や通路のごく緩い傾斜が在るだけで、
車椅子は困難するのです。
そんな困難を乗り越えて、お城の坂・行幸坂まで来たとしましょう。
更に、この道幅の狭い通りを、車を避け、木の根っ子を乗り越えて、無事に進んだとしましょう。
いよいよ、お城に入る行程です。
昔の記憶を頼りに、進んでみると、とても進める道ではありません。
名物の大きな石の階段の所は、バリアフリーのスロープでも設置すればイイとでも
思っておいでなのでしょうか?
曲がりくねった道を、車椅子が巧く動けるハズもなく。
何の為に、そんな角かどの道を造った?
当然ですが、そもそもお城とは、防護に徹した設備。
だから、バリア・バリバリ。
そんな所に、バリア・フリーなんて、180度違う概念を持って来るもんだから無理がある。
天の声 「 ヒゲは、心配せんでいい! お前が生きてる内には、お城の再建は無理だから。 」
ヒゲ 「 そうか! どうせ、俺が生きてる内には出来ないのか。
それでも、ヒゲ達の税金を使ったあげく、あのバリアフリーの工事は全く無駄遣い
でしたとなるのは、如何にも残念だが。 」
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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遊ぶ為の小遣いが要らないからです。 (笑)
城内では、“宇土櫓(やぐら)”と云う、西南戦争で焼け残った一角で遊ぶ事が多かった。
くつ下を履いてる時は、要注意です。
勾配のキツい木の階段を登る時に、おもしろい様に滑りコケるのです。
最上階でひとしきり展望を楽しんで、その階段を降り様とすると、
まるで垂直に落ちるような恐怖が小学生ヒゲを脅します。
それから間もなくして、大天守閣の再建工事が始まりました。
鉄筋コンクリートの近代建築で造られたお城。
宇土櫓とはまるで違うお城の姿に、違和感がありました。
そして、今度の大震災で、大きな被害を受けた熊本城。
今後の再建では、エレベーターを設置するとか。
ヒゲみたいな車椅子の障がい者でも、見学出来る様にする為です。
なんてありがたい配慮でしょう。涙がちょちょぎれる場面です。
しかし、ヒゲには、再び違和感が起きます。
コレって、余り車椅子の事を御存知ない方の思いつきでしょうね。
アーケード街のフラットな道路を通る時でさえ、小さい段差や通路のごく緩い傾斜が在るだけで、
車椅子は困難するのです。
そんな困難を乗り越えて、お城の坂・行幸坂まで来たとしましょう。
更に、この道幅の狭い通りを、車を避け、木の根っ子を乗り越えて、無事に進んだとしましょう。
いよいよ、お城に入る行程です。
昔の記憶を頼りに、進んでみると、とても進める道ではありません。
名物の大きな石の階段の所は、バリアフリーのスロープでも設置すればイイとでも
思っておいでなのでしょうか?
曲がりくねった道を、車椅子が巧く動けるハズもなく。
何の為に、そんな角かどの道を造った?
当然ですが、そもそもお城とは、防護に徹した設備。
だから、バリア・バリバリ。
そんな所に、バリア・フリーなんて、180度違う概念を持って来るもんだから無理がある。
天の声 「 ヒゲは、心配せんでいい! お前が生きてる内には、お城の再建は無理だから。 」
ヒゲ 「 そうか! どうせ、俺が生きてる内には出来ないのか。
それでも、ヒゲ達の税金を使ったあげく、あのバリアフリーの工事は全く無駄遣い
でしたとなるのは、如何にも残念だが。 」
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