吉兆

昨日も、何度となく　『　ささやき女将　』　の頭髪を見せられて、ウンザリした。
私ら京都で板場の修業したモンには、　『　吉兆　』　はんに、先ず　「　離されんよう！」、
次に　「　追いつくよう！　」　に、そして　「　追い抜くよう！　」　に切磋琢磨したものです。
初代・湯木貞一先生のお教え　『 料理屋は儲けてはならぬ。 』　
『 間口と屏風は拡げ過ぎてはならぬ。 』　等は、私ら他人には、きっちり伝わったんですが、
ご自分の娘さん達には伝わらなかったんですかね・・・？
所で、私の店でもやっちゃいました。　『　大葉の使い回し　』　を！！
遅くらばせながら、「　誠に、申し訳ございませんでした。　」　　　ヒゲ　　　　

（私達、今年の三月迄、和食屋さんだったんです。部屋に『吉兆』の間もありました。）

　　　　　　　

我輩は猫であるニヤン！

私は、父と母の飲んべぇ仲間の家で生まれ、赤髭ならぬチョビ髭風な黒の模様で
『　チャップリン　』　と名付けられた。
美人（？）だった私は、三顧の礼で片山家に迎えられたのである。
この家には、風変わりな長女がのさばっていた。
妹が出来た嬉しさに、大層可愛がってくれるのだが、私にはイジメに思える事も・・・。
そして、改名される事に。
なんと、　『　トンカツ　』　と呼ばれ始めるのである。　（　しっかり、レディーざんすよ！）
命名者は長女様（　当時、高校生　）で、私に　『　次女　』　の戸籍を与えてくれた。
父と母は　「　トン　」　「　トンちゃん　」　と呼んでいる。
このおもろい家族の一員になって１３年。
徐々に、私の本性が暴かれていくのを楽しみに！！　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

西銀座で『相棒』の一コマが・・・

『　西銀座　』　・・・　熊本にもあるんです。
昨晩は、その通りにある　『　海王丸　』　で、２０年来の友人と遊んじゃいました。
兜飾りの玄関、紅花の一輪挿し、カウンターにはクラッシックな酒燗器！
右京さんの元妻なみの美人スタッフが、白魚の様な手でお銚子をつまんで・・・
相棒の一シーンを思わせます。
盃は、小石原の　『　飛びかんな　』　と熊本の作陶家の　『　焼き締め　』　で
ほどよい飲み心地　！
肴は、アジの漁師風たたき・カンパチのかま塩焼き・・・・・
女将さん、なおちゃん、楽しかったでぇす。
又、遊びにいきまぁす！！　　　　　♂＆♀

千秋楽

ボクシング・ヘビー級戦で淡々とラウンドが進み、「なんだ、このまま判定か？」とそんな後半に、
いきなりダウンの応酬で、俄かに面白くなったような、そんなイメージの今場所の大相撲。
千秋楽の目玉がないからと、最後は亀チャン並のどつき合いで盛り上げ？
凡組合わせに飽きたある日の桝席を見ると、着物美人が大口開けて、幕の内をほうばっていた。

ふと、思い出のシーンが浮かんだーーーー
７０年代、日本で最初　（　そして最後と言われた　）　のヘビー級タイトル戦。
Ｇフォアマンを東京に迎え、ヒゲ　（　筆者の呼名　）　も一世一代の大贅沢をして、
３万円　（　といっても２階席中段ですが　）　のチケットを手に入れた。

前座が始まる頃、ヒゲの周りの観客は誰もいない。用意した幕の内と小瓶のウィスキーを拡げ・・・
オット、急いじゃいけない。メイン・イベント迄取って置かなくちゃ。
１０回戦も終わり、いよいよだが、まだ人気はまばら？？？
とうとうゴングは鳴り、１ラウンドの何秒の内に終わりました。あぁあ！！！
ショウガナク、残りの幕の内を食べ始めたヒゲに、ボチボチ入って来た客が尋ねます。
「　ヘビー級は、次ですかね？　」　「　え～え～、もう終わったんです！　」
　　「　えェー！」　と、３万円のチケットを握り締めて絶句したのです。　　　　　　

相棒！！

世間様では大型連休が終わったのに、こちとらは、まだ始まったばかりだ！

「　暇　(　ヒマ　)　か？」　と、『　相棒　』　並みの声を掛けられ、
「　暇ジャなかバッテン、明日はよかバイ。　」　と　・・・。
久し振りのシャバでの飲み会ダァ！！　　ルンルン　　
風呂にユルーットはいって髭でも剃ろうか？　

赤木圭一郎

梅雨を想わせる雨の今日、スカーット爽やかな（？）男に対面！
地酒を愛する仲間の一人から届けられた本を開いているのである。

彼は、『　赤木圭一郎　』　の一ファンというだけでなく、
遺作の上映会　（　６/１６：北九州にて　）　まで開催する程の熱の入れよう。

私の小学生時代に活躍した俳優さんだから、映画を観る事もなかったが、
この機会に話題になったヒーローに近づいてみよう！

ブログの始まり！始まり！

　暇人夫婦の今後の展開に、ご期待を！