猫のギンとマールが、揃って虚空を見上げて黄昏ています。
視線の先は、白い壁。
地震前まであったモノが、ないからでしょう?
それ迄は、秋山巌先生の山頭火の板画が飾ってあった場所です。
そして、床には、二回の激震に耐えて生き残った器達が並んでいます。
不思議な顔して、コレを眺めることも。
あらゆる物が、非日常になっているのが、ニャンコにも解っているようです。
彼らは、東京にいた時、東日本大震災の揺れも経験しています。
熊本大地震で再び激しい揺れを感じ、思い出していたかもしれません。
二度も経験した稀有な猫達です。
ドラマ風タイトルなら、“数奇な運命に翻弄された兄妹ネコの半生!?” と云うところ。
やれやれと横になっていると、「 ドーン! キリキリキリキリ・・・ 」 と余震。
二匹は尻尾を垂れたまま、コマネズミの様に、避難所のソファーベッドに潜り込みます。
猫だけでなく孫も、夜にはひとりでトイレに行けないようです。
一回目の地震で、相当な恐怖を知り、翌日それ以上の恐怖を体験したんですから、
仕方ないでしょう。
幼稚園の長い休みと親にベッタリだった生活から、上手く切り離せるかと心配しましたが、
元気に登園しているようで、安堵しています。
ソファーにごろりとするヒゲですが、何か尻辺りがモゾモゾします。
三半規管も、何やらグルグルします。
ははあ、これが地震酔いと云うヤツか?
焼酎酔いは、“しょっちゅう”するが、この絶え間ない揺れかげんは気持ち悪い。
時には、自分の心臓の心拍音でさえ、震度1の揺れと思ってしまう。
時折、TVから飛び出して来る、緊急地震速報の警告音。
なんて云うか、地震とほぼ同時に鳴る為か、警告音と云うより、ホラー映画の効果音みたい。
恐怖心をいやでも煽る様に。
4/14の前震時のトラウマでしょうか、カァちゃんに揚げ物を頼めません。
あの時、油を火に掛けていたら? 恐怖心が ・・・
想像してみて下さい。
油を満たした鍋を火に掛けます。
適温になった頃、震度7!
油鍋が火の上で、のたうちまわる様を。
地獄絵とはこの事でしょう。
熊日新聞には、“めん類屋”さんが営業再開したけど、天ぷらうどんはまだ出来ないとの記事。
分かる。
カァちゃんは、毎日のお片付けを済ませ、ホッとしながら 「 眠い眠い 」 の連発です。
今まで、見られなかった光景です。 疲れが溜まっているんでしょう。
そして、もっかの、カァちゃんの悩みは、気象庁の発表です。
『 今後1・2ヵ月は、震度6弱の余震に注意しましょう! 』 この後、収束宣言が聞けないんです。
地震のお陰で、シンガポール行きをキャンセルしたのを復活させたくてイライラ。
この責任逃れ風な予想に、どう対応すればイイんだ?
いつ襲って来るか分からない恐怖に、熊本県民は毎夜おびえる日が続くのか。
終わりの見えない余震は憂うつだ。
最近のニャンコ達は、地震慣れしたような動きも見せるが、私達の近くに居ることが多い。
カァちゃんの隣の椅子に居ることが多い銀。その真上のテーブルにマール。
こんな光景も度々 。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
視線の先は、白い壁。
地震前まであったモノが、ないからでしょう?
それ迄は、秋山巌先生の山頭火の板画が飾ってあった場所です。
そして、床には、二回の激震に耐えて生き残った器達が並んでいます。
不思議な顔して、コレを眺めることも。
あらゆる物が、非日常になっているのが、ニャンコにも解っているようです。
彼らは、東京にいた時、東日本大震災の揺れも経験しています。
熊本大地震で再び激しい揺れを感じ、思い出していたかもしれません。
二度も経験した稀有な猫達です。
ドラマ風タイトルなら、“数奇な運命に翻弄された兄妹ネコの半生!?” と云うところ。
やれやれと横になっていると、「 ドーン! キリキリキリキリ・・・ 」 と余震。
二匹は尻尾を垂れたまま、コマネズミの様に、避難所のソファーベッドに潜り込みます。
猫だけでなく孫も、夜にはひとりでトイレに行けないようです。
一回目の地震で、相当な恐怖を知り、翌日それ以上の恐怖を体験したんですから、
仕方ないでしょう。
幼稚園の長い休みと親にベッタリだった生活から、上手く切り離せるかと心配しましたが、
元気に登園しているようで、安堵しています。
ソファーにごろりとするヒゲですが、何か尻辺りがモゾモゾします。
三半規管も、何やらグルグルします。
ははあ、これが地震酔いと云うヤツか?
焼酎酔いは、“しょっちゅう”するが、この絶え間ない揺れかげんは気持ち悪い。
時には、自分の心臓の心拍音でさえ、震度1の揺れと思ってしまう。
時折、TVから飛び出して来る、緊急地震速報の警告音。
なんて云うか、地震とほぼ同時に鳴る為か、警告音と云うより、ホラー映画の効果音みたい。
恐怖心をいやでも煽る様に。
4/14の前震時のトラウマでしょうか、カァちゃんに揚げ物を頼めません。
あの時、油を火に掛けていたら? 恐怖心が ・・・
想像してみて下さい。
油を満たした鍋を火に掛けます。
適温になった頃、震度7!
油鍋が火の上で、のたうちまわる様を。
地獄絵とはこの事でしょう。
熊日新聞には、“めん類屋”さんが営業再開したけど、天ぷらうどんはまだ出来ないとの記事。
分かる。
カァちゃんは、毎日のお片付けを済ませ、ホッとしながら 「 眠い眠い 」 の連発です。
今まで、見られなかった光景です。 疲れが溜まっているんでしょう。
そして、もっかの、カァちゃんの悩みは、気象庁の発表です。
『 今後1・2ヵ月は、震度6弱の余震に注意しましょう! 』 この後、収束宣言が聞けないんです。
地震のお陰で、シンガポール行きをキャンセルしたのを復活させたくてイライラ。
この責任逃れ風な予想に、どう対応すればイイんだ?
いつ襲って来るか分からない恐怖に、熊本県民は毎夜おびえる日が続くのか。
終わりの見えない余震は憂うつだ。
最近のニャンコ達は、地震慣れしたような動きも見せるが、私達の近くに居ることが多い。
カァちゃんの隣の椅子に居ることが多い銀。その真上のテーブルにマール。
こんな光景も度々 。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。