京都では、基本的には、コノシロは使いません。
例外的に、一度だけ見たことがあります。
H閣の社長が、安かったからと、箱で持ってきたことが。
三枚に下ろして、軽く締めます。
その皮目に、包丁目を細かく入れます。
土佐酢に生姜の絞り汁を加えて、コノシロを漬け込みます。
そこに、茹で卵の黄身を裏ごししたものを加えておく。
丸くしたコノシロの身の、包丁目の所に黄身が絡みつく風情が良い。
黄身のツブツブが、まるで粟(アワ)を思わせる。
なるほど! 献立名が、 “ 鮗の粟漬け ” だったような?
そう言えば、正月のお節料理に、この献立を使っていたようだ。

≪ ネット上にあった黄身そぼろの使い方 ≫
さて、栄通りの店でのこと。
“ コノシロの刺し身 ” を、突き出しにした或る日。
予想より客が来ず、余って仕舞った。
どうしよう?
わざわざ締めて、 “ 光りモノ ” にしておくには、枚数が少ない。
使う酢が、もったいないではないか! (笑)
でヒゲは、刻んだ上身に醤油をポトポトとまぶし、生姜の絞り汁も少し落とし、
冷蔵庫に入れて閉店した。
次の日 ・・・ ふと見ると、手伝いのオバちゃんが作ったオカラ煮があった。
ヒゲは、ピンと思い付きます。
昨日の漬けコノシロと小ネギを、このオカラで和えてみよう。
ドンピシャ!! ウケも良かった。

自分の創作料理と自負していたら、後年、大分県の郷土料理である事に気づいた。
“ キラズマブシ ” みたいなネーミングだったように思っていたら、
“ きらすまめし ” とも言うそうだ。
まあ、最も向こうさんは、白身魚の漬けを使うようでしたが ・・・ 。

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H閣の社長が、安かったからと、箱で持ってきたことが。
三枚に下ろして、軽く締めます。
その皮目に、包丁目を細かく入れます。
土佐酢に生姜の絞り汁を加えて、コノシロを漬け込みます。
そこに、茹で卵の黄身を裏ごししたものを加えておく。
丸くしたコノシロの身の、包丁目の所に黄身が絡みつく風情が良い。
黄身のツブツブが、まるで粟(アワ)を思わせる。
なるほど! 献立名が、 “ 鮗の粟漬け ” だったような?
そう言えば、正月のお節料理に、この献立を使っていたようだ。

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さて、栄通りの店でのこと。
“ コノシロの刺し身 ” を、突き出しにした或る日。
予想より客が来ず、余って仕舞った。
どうしよう?
わざわざ締めて、 “ 光りモノ ” にしておくには、枚数が少ない。
使う酢が、もったいないではないか! (笑)
でヒゲは、刻んだ上身に醤油をポトポトとまぶし、生姜の絞り汁も少し落とし、
冷蔵庫に入れて閉店した。
次の日 ・・・ ふと見ると、手伝いのオバちゃんが作ったオカラ煮があった。
ヒゲは、ピンと思い付きます。
昨日の漬けコノシロと小ネギを、このオカラで和えてみよう。
ドンピシャ!! ウケも良かった。

自分の創作料理と自負していたら、後年、大分県の郷土料理である事に気づいた。
“ キラズマブシ ” みたいなネーミングだったように思っていたら、
“ きらすまめし ” とも言うそうだ。
まあ、最も向こうさんは、白身魚の漬けを使うようでしたが ・・・ 。


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