つい最近、ネットの本屋さんで立ち読みして印象的だったのがあります。
昨年の12月号の将棋世界です。
パラパラと開くと、「 あーっ! コレが欲しかったものだ。 」 と。
入玉の対処術が、特集で組んであったからです。
欲しかった時期は、昭和40年代のヒゲが高校生の時です。
その時なら、何のためらいもなく買っていたでしょう。
例えば図1
敵玉が 8八 、 金が 7八 。
ヒゲの飛車が 2八 に居て、 6九 の と金 を 6八 に引いて、
やれやれとテンパイ煙草を吹かします。
と、その時相手が、玉を 7七 に移します。
ヒゲ 「 何だコレは? 」 鼻で笑いながら、 7八 と。
金を獲りながら、しかも王手!
笑いが止まらない、気持ちイイ瞬間です。
すると、敵玉は、 7六玉 と、スルスルと脱出です。
いわゆる逃げ恥作戦。
「 逃げるのは恥だが、役に立つ? 」 (笑)
あれ? 思わぬ展開。
秒読みに追われてヒゲは、頭が真っ白になります。
味方の陣には、 9一 の香車と 9四 の歩しか居ません。
しかも、敵の龍が 8一 に居る。
敵玉を詰める事しか頭にないと、手が広すぎて茫然となります。
こういう入玉将棋に対する対処手段を知らないからです。
秒読みと云う状況下では、なかなか冷静に判断するのがアマにはむつかしい。
斬った張ったのシュツエーションが終わり、違うゲームへの頭の切り替えが必要ですが ・・・
先ずは、敵玉の入玉を阻止する事を考えます。
俗にいう 『 待ち駒 』 は、何所が有効か?
小考して、詰めるのが難しいのが分かります。
すると、次に考えるべきは ・・・
自分の王は、無事に敵陣に入王出来るのか?
つまり、相入玉将棋です。
その時、自分の駒数は何枚あるんだろう?
引き分けには、何枚必要だったかな~?
詰める事より、駒を効率的に捕獲するチェス的思考が求められます。
その過程で、いま敵の大駒はどうなんだ?
何とか捕まえられないか?
或いは、 “ 詰めろ ” と引き換えに、二股を掛けられないか。
大駒の価値は、持将棋では非常に大きいからです。
こんな色々な事を、秒読みに追われながら考え続けなくちゃいけません。
だから、組織だった思考方法を提示してくれる将棋本が欲しかったのです。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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欲しかった時期は、昭和40年代のヒゲが高校生の時です。
その時なら、何のためらいもなく買っていたでしょう。
例えば図1
敵玉が 8八 、 金が 7八 。
ヒゲの飛車が 2八 に居て、 6九 の と金 を 6八 に引いて、
やれやれとテンパイ煙草を吹かします。
と、その時相手が、玉を 7七 に移します。
ヒゲ 「 何だコレは? 」 鼻で笑いながら、 7八 と。
金を獲りながら、しかも王手!
笑いが止まらない、気持ちイイ瞬間です。
すると、敵玉は、 7六玉 と、スルスルと脱出です。
いわゆる逃げ恥作戦。
「 逃げるのは恥だが、役に立つ? 」 (笑)
あれ? 思わぬ展開。
秒読みに追われてヒゲは、頭が真っ白になります。
味方の陣には、 9一 の香車と 9四 の歩しか居ません。
しかも、敵の龍が 8一 に居る。
敵玉を詰める事しか頭にないと、手が広すぎて茫然となります。
こういう入玉将棋に対する対処手段を知らないからです。
秒読みと云う状況下では、なかなか冷静に判断するのがアマにはむつかしい。
斬った張ったのシュツエーションが終わり、違うゲームへの頭の切り替えが必要ですが ・・・
先ずは、敵玉の入玉を阻止する事を考えます。
俗にいう 『 待ち駒 』 は、何所が有効か?
小考して、詰めるのが難しいのが分かります。
すると、次に考えるべきは ・・・
自分の王は、無事に敵陣に入王出来るのか?
つまり、相入玉将棋です。
その時、自分の駒数は何枚あるんだろう?
引き分けには、何枚必要だったかな~?
詰める事より、駒を効率的に捕獲するチェス的思考が求められます。
その過程で、いま敵の大駒はどうなんだ?
何とか捕まえられないか?
或いは、 “ 詰めろ ” と引き換えに、二股を掛けられないか。
大駒の価値は、持将棋では非常に大きいからです。
こんな色々な事を、秒読みに追われながら考え続けなくちゃいけません。
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