田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

同級生

2009-07-30 12:43:10 | ヒゲの盤上の世界
ヒゲ中学二年の時、大きな出会いがありました。
むしろ、恩人と言っても良い二人のお陰で、後々のベースが作られました。

  《 懐かしの校舎 》

ある日の事、教科書を忘れたヒゲに、才媛・S嬢が自分のを見せてくれました。
落書きの多いその歴史本を見て驚きました。
『 犬養 毅首相 』 の印字の横に 『 犬を養っていたから強かった? 』 と
書き込みがありました。

あ~ア、何という事でしょう !
それまで記憶というと、ノート全面に、ひたすら 『 犬養毅 』 と呪文を唱えて書き潰すだけ。
まるで、 『 耳なし芳一 』 スタイルのワン・パターン。
ノートとエンピツ、労力にあかせる非効率的なものだったのです。

それが、たった一行のコメントで ・・・ 
  犬に首輪付け、威張って散歩しているマッチョな総理が、ビジュアルに連想されます!
そして映像となって、即、覚えてしまうのです。
この日から、ヒゲの 『 記憶術 』 が一変しました。
なんと楽に覚えて、しかも忘れない事でしょう!?

そんな夏の事、S・紳一郎君から遊びに誘われました。
彼の家でやった、 それ ( 花札・トランプ ) は、むしろ賭博に近い感覚でした。
中2とはいえ、小さい時から鍛えて、いっぱしのギャンブラー気取りのヒゲ。
彼と対戦して驚きました。
定石はずれのクセに、なんと強いのでしょう!?
終わって、 「 ヌシが安か順に、こぎゃん落とすどがい?
         だけん、オルがこるば (これを) 先に打ったったい! 」
つまり、ヒゲが定石を踏んで順に落とすから、逆に先に損して、後で役取りをしたと。
ボー然となりました。
定石というのが、あくまで相対的であることを。
偏らない視野が大事な事も ・・・・ 。

 
                                     《 序に、一年の時・旧熊本空港で 》

それから9年後、全日本学生チェス・トーナメント会場。
ヒゲは苦境に ・・・ 第4ラウンドに負け、4勝1敗。
ファイナルの相手は、5勝! ドロー (引き分け) では、優勝できません。
待ち時間の時、紳一郎的ゲーム理論が、フイッとよぎりました。
相手は、ポスタル (郵便チェス) 出身 ⇒ つまり定石ツウ ⇒ 
                           だから、実戦経験が少ないのでは?  
先番ヒゲは、序盤から定石はずしの奇策に出ました。
正統派の土方秀行君は、たちまち混乱に陥ったのでした。
大トロフィーを手にしたヒゲは、再び (?) 東京の街に大酒飲みに繰り出します。
そして、経堂にある同級生M君のマンションに転がりこんだのでございました。


そんな色々あった中2時代 。
ヒゲはあせっていました ーーー 中1から勉強始めたものの、時間が間に合いません。
そこで、自分にとって学べる相手だけ選んでツキあおうと! (なんて奴だったんでしょう。)

さあ、明日は中学の同級会。
「 よォーと、ガタしゃんな、ウチらには物も言わっさんだったもん! 」
  * 訳 : ほんな話、片山さんは、私達とは話もしてくれなかった!
等と、女性達に怒られに行こう !! (笑)
恩人二人にも会って、パワーを頂こうか!?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友達って、いいなぁ~

2009-07-29 18:13:07 | カァちゃんのたわ言
仕事している時は、なかなか逢えなかった友を訪ねました。
年賀状に、 『 今年こそ、逢えますように! 』 と書き続けて数年。
今年は、 『 必ず、私が出向きます。 』 と書きました。
そして、先日 ・・・ 先ずは、電話を。
懐かしい、全然変わらない声に 「 多美子さぁん! ・・・・ 」

当日は、雨の天気でも、心はルンルンに晴れ!
方向音痴がチョイ(?)災いしましたが、汗が吹き出ただけで無事到着。
やっと、念願かないました。
「 何から話しましょう? いっぱいありすぎて! 」
話題は、ピョン・ピョン飛びます。 時間も気になりません。
誰にも気兼ねなしに ・・・

おまけは、自家栽培野菜をお土産に、優しい御主人に車で送って貰う事に。
雷鳴轟く大雨の中でした。
「 我が家のベランダ栽培野菜とは、大違いだ! 」 と、ヒゲ。

   多美子さん、ジャンボ胡瓜も茄子も色々楽しんでいますよ。
   今日は、ジャンボ胡瓜を軽く干して挽肉と炒め物に、茄子は胡麻和えに。
   有難うございました。 又、おしゃべりに行きます。
   昔のままの和風建築を手入れされたお家、気に入りました。
   今度は、二階の部屋でコーヒータイムも良いですね。 (あつかましく 
   ヒゲが元気な頃だったら、“ 催し物でもしよう! ” と企んでいた事でしょう。
   

独身時代の懐かしい写真を披露します。

   
    ~~ 熊本空港へ、ママチャリでサイクリング ~~
往路のしんどかった事。 ずーっと登りっ放しですもんね。
写真は、途中の休憩タイムだったか?
飛行機の離着陸を眺めながら、お弁当開き。ヒゲが居ないので、ビールはなし。
帰路は、楽チン・楽チン、ブレーキとハンドル操作だけで済みました。
翌年は、田原坂へ行きました。

  ~~ 彼女と二人で五家荘へ ~~
                          栴檀轟の滝


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校野球シーズン

2009-07-29 16:39:06 | ヒゲの毒舌
  「 ワァーツ   ワァーツ!   」  と、 国立病院の病室に
こだまする声が渡ります。
モウロウとしているヒゲにも聞こえます。
そうか! 藤崎台球場では、 もう高校野球のシーズンになったのか!
応援に借り出され、渋々付いて行ったのを思い出しながら横たわるヒゲでした。
そんなある日、やっとベッド横に立てるまでに進んだヒゲに、娘が叫びます。
「 父ちゃん、父ちゃん! あれって、 “ 洗いグマ ” かな ? 」
ヨロヨロと立ち上がり窓の外をのぞくと、本当に !!
タヌキの親子が 4.5匹 ウロウロ。  こんな街中に、なんと言う事だ。
まぁ、歌にもあるぐらいだから、子孫が残っていても不思議ではないか?

    
      
ー船場橋電停の親子タヌキ像-   あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
                     熊本どこさ 船場さ 船場山にはタヌキがおってさ
               それを猟師が鉄砲で打ってさ   煮てさ 焼いてさ 食ってさ
                        それを木の葉でちょっとかぶせ


それから、しばらく ・・・ 再び二人だけの退屈な昼食時。
「 パタ、パタッ! 」 と音がして、振り返りました。
窓の縁に、猫 ・ トンにそっくりな “ ブサイク鳩 ” が舞い降りていた。
「 ハー子、この御飯やってみようか? 」
そのブサイクさんは、喜んで食べていきました。
そして、次の日も ・・・ 。
三日目でしたか、そのブサイクが降りてくると、直ぐに別の “ ベッピン鳩 ” が
二羽やって来ました。
そのべッピン二羽は、ブサイク一羽を突っついて追い出しに掛かりました。
頭に来た娘が、ブサイクを助けに行きました。
娘もヒゲも、トンそっくりの “ ブス ” がお気に入りなのだ。 
                                      
しかし、そんな “ 唯一のささやかな ” 楽しみは終わりを告げます。
窓の縁に、少し残っていた米粒を、目ざとく見つけたナース。
  「 あんた達、鳩にエサやってんじゃないでしょうね ?! 
                   不衛生だから、禁止されてますよ! 」

次の日、いつもの様にやって来たブサイクちゃん。
娘もヒゲも、もうエサをやる訳には行きません。
また、次の日もやって来る鳩。 ヒゲも食事が苦くて、喉を通りません。
やがて、諦めて来なくなるまで、辛い日々でした ・・・・・ 。   




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒゲの闘い ~ コーヒー

2009-07-26 17:24:34 | ヒゲの毒舌
相変わらずボンさん (追い回し) として、毎日が鍋洗いだけの調理場のヒゲ。
他には、何もさせてもらえない日々が続く ・・・・
そんなある日、全員が集められました。 京都の料理展示会に出す作品の打ち合わせです。
話し合いという事で、コーヒーが所望されました。

いつもは、先輩格のM宮君がコーヒーの作り役ですが、今日は展示会用のメモ等の準備で
ままなりません。
一番上の煮方 ・ K堂さんが、 「 おい片山、お前コーヒー作れるか? ・・・
           うーっ、 しょうがない、 今日はお前が(皆の)コーヒーを用意しろ!? 」

すぐ、料理場に向かいました。
その頃は、まだポット ( 魔法ビン ) 等は、ぜいたく品でおいてありません。
鍋で湯を沸かし、その中でコーヒー粉・クリープ・砂糖を混ぜ合わせる、
オール・イン・ワンを皆で飲むものでした。

                          

コーヒーカップに注ぎ分けて配り終え、ヒゲは鍋を片付けておりました。
・・・ そのころ奥では、 「 な、なッ? なんや これは! 」

直ぐに、ヒゲにお呼び出しが掛かりました。
K堂 「 片山! お前、どこで、このコーヒー豆を買って来たのだ!? (怒) 」
ヒゲは、青ざめました。
「 えッ?! いえ、あの~いつもの調理場に置いてある○○コーヒーを使ったのですが・・・」
K堂 「 エーッ?? 本当かー? 」 絶句しました。
今度は、M宮君が、青ざめていました!
K堂 「 ほんなら、 明日からは、お前がコーヒー番するがいい! 」

皆さん、 “ 違いがわかる男 ” いやいや “ プライドが高いお方 ” ばかり!
意地でも、ボンさんにコーヒーの煎れ方を尋ねる訳にはいきません。
M宮君の作り方 = 湯を沸かし、コーヒーを入れて混ぜ、砂糖を加え、
             そして、その頃の日本の定石 “ クリープ ” を最後にと。 

次の日、ヒゲがコーヒーを作る時が来ました。
みんな、遠目ながら、ヒゲの動きを追いかけていました。
自分の仕事はピタリと止めて (笑)
全く違う作り方に、あ然としながら ・・・

各々 (コーヒー・砂糖・クリープ) の量は、やや少なめにする。
       ~~~ これで軽やかにと、ヒゲの判断 ~~~
先ず湯に砂糖を加え溶かし、次にクリープを加えてゆっくり混ぜ溶かしました。
  ~~~ 当時のクリープは、まだ即溶でなく、ざらつきが多かった ~~~
そして、火から鍋を降ろし、コーヒー粉を混ぜます。
  ~~~ 香りを損なわない為に、最後に ~~~
谷さんも飲みながら、 「 ホンマや! この味やった (昨日のも) ! 」
しかし、この事で、ヒゲは次のドラマに巻き込まれることになるので御座いました。

        《 TO BE CONTINUED ・・・ 》 

      
展示会の時=谷さん・M宮君・ヒゲ(手前から)     最終チェックか?神妙な顔付
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豚に夢中

2009-07-24 12:07:12 | カァちゃんのたわ言
周ちゃんのブログです。

   http://blog.livedoor.jp/kamuy/

和ヤンのお店 『 豚に夢中 』 が、詳しく掲載されていますので、覗いてください!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

両飲ヒゲ混談会

2009-07-23 19:37:40 | ヒゲの毒舌
7/21  第三火曜日
久し振りの飲み会。 毎日飲んでいても、外飲みは嬉しい。
母親の見舞いと “ 三火会 ” 出席の為、カァちゃんは早く出発。
ヒゲは、6:30 に海王丸到着。
先ず、智ちゃんから、常圧蒸留の “ 極楽 ” の湯割りを作って貰う。
直ぐに、約束の周ちゃんがやって来る。

ヒゲは、いつもの酒肴五種コースを、周ちゃんは、サンマ刺しとアジ刺しを注文。
「 温かい物は? 」 で、 山芋の磯辺揚げも。
話は、M・父ちゃんのリハビリに。
転院先では、毎日三時間リハと聞いて、「 エーッ!? 」 と驚く。
ヒゲの時の三倍だ!! 元々の病気の度合いが、ヒゲとは違いはするが?
やり過ぎとちゃうの? 直るのは早いかも知れないけどね。
タバコが吸えないから、見舞いの菓子が一日でなくなってしまうと。 (笑)
リハの疲れと口さみしいのだねぇ。  退院後の禁煙管理が心配だ!
パイポか??
              
カァちゃんが宴会の部屋から出てきて、カウンターのヒゲ達を覗き込む。
そして、一言 「 私も、忙しかつよ! 」
ヒゲ 「 あぎゃんしとって、年寄り(?!)には、ようモテらすとよ。 (笑)」
そこに、笑顔のよし子・ママが着物で。
体調が良さそうで、嬉しい。
やがて、田園時代からのお客様 “ 三火会 ” と “ G7 ” の宴会がお開きに。
ヒゲも、つい習慣で立ち上がり 「 有難うございました! 」 と挨拶。
隣にいる周ちゃんを見つけたお客さんが、 「 あらー、マスターの娘さんね? 」
一瞬困った。
「 NO 」 と言えば、 「 WHO? 」 と畳み掛けられ、あらぬ疑い(?)を持たれるし ・・・。
「 ハイ、そうです。 」 と応えてしまったヒゲ。
本当は、色々ややこしく疑って欲しかったのに。 (爆)

サンマ刺しを分けて貰うと、酒が欲しくなる。
今日は、智ちゃんがいるから、気兼ねなく燗酒を頼める。 「 立山をカンで~ 」
やがて、妹・トン子も到着。 「 今日は、おごりよね~? 」
何という妹だ。 年金暮らしでヒーヒーしている兄というのに!
そして、和風ステーキの銭高モンを注文。
ヒゲのコースに、子持ち入り尺の天ぷらが。
今年は、我が家では買えない、地物の渡りカニ並みの値だ。
ずっと昔は、トロ箱でナンボの安値。
付き出しは、尺の唐揚げで決まりだった(!?)  安くて美味い!


            ~~ 火を通すと、鮮やかな色に ~~

T 先生も到着。
いつもの癖で、 「 あら~! いらっしゃいませ~ 」 と叫んでしまう。
「 雨で、授業を受ける学生が来ない!? しようがない、宴会だ。 」 と
今日の “ 混談会 ” に。
カウンターは、昔の田園そのままだ。
T 先生、ジャンボ毛ガニを指差して、 「 これを、一匹いただきましょうか? 」
なんと、太っ腹だ。 懐かしい田園愛用の 『 金彩扇大皿 』 で登場。
この皿もそうだが、他の器類も、非常に大事にしてあって気持ちが良い。
次々に割っていた田園の調理場が信じられない ・・・ 。 一皿、何万というのに。

T 先生が、 ひげのブログ (7/8)・ 『 タマがるコツばい 』 の話を。
ヒゲの下ネタチン(珍?)説に対して、“ 魂消る ” 説を。
やはり、上品な方は違うとバイ (恥笑)

周ちゃんとカァちゃんは、和ヤンの店 『 豚に夢中 』 に、豚ずら~。
そこに、今日の主役のM酒屋さんが到着。 誕生日なのだ。
キープしておいた豪華毛ガニが、いきなり祝い肴に。

話題は、NSP “ マネー資本主義 ” に。
ナント格調の高い 混(困)談会 なのだろう、我らは!? 
コツコツ料理を造り、コツコツ酒・ビールを配達して代価を得る。
正に、汗して稼ぐのが仕事だったのに。
いつのまに、こんな世にしてしったのか?
反省もせず、言い訳ばかりの竹蔵の話にも続く ・・・

立山の燗付けが、品切れになった。 次は、生ビールだぁ!
飲み過ぎたヒゲは、一回目の休憩ダウンを座敷で。
やがて、酒豪の二人が “ 豚モツ ” で、さらに元気になって帰ってくる。
ゾンビ・ヒゲも、再び活き返す。
よし子・ママも、遅い時間まで、よく行き合ってくれた。
二回目のダウンして、ヨレヨレで店を出たのは、二時か?
前回より、一時間早かった。 これは、進歩か?? (笑)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和ヤ~ン、がんばれ~

2009-07-22 18:41:05 | カァちゃんのたわ言
行ってきましたぁ~!
「 モツは、チョットねぇ? 」 と言う人も、挑戦する価値があると思いますよ。
美味いです!!
基本的には立ち喰いですが、丸椅子がありますので ・・・ 。
メニューも色々あって、楽しめます。
はつ ・ なんこつ ・ はらみ ・ たん ・ のどぶえ ・ 白センマイ刺し ・ 
ればテキ ・ ねぎ ・ ししとう ・ オクラ
           ( 私と周ちゃんが食べた物です )
これに、ビール飲んで  5170円 (2人分)  です。
気楽に行けるでしょう!
“ 酔いどれ和ヤン ” 返上で、 “ 頑張る和ヤン ” に変身した彼女に
会いに行ってやって下さいね。  

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆既日食

2009-07-22 17:14:03 | ヒゲの毒舌
今日は、日食。
同級生のマエちゃんげえ(家)の屋久島も、オンラインか?
日食ツアーと称した連中が上陸して、何か悪さしなければいいが ・・・ 。
この悪さの概念が、微妙に違うのだ。
ヤマトンチュウ (本土) の人間には、別に悪気はない事でも、
ウチナンチュウ (地元) には、大変迷惑な事もいっぱいある。
例えば、 『 水 』 だ。
小さな離島と、蛇口をひねれば出てくる都会とは違うのだ。
そんな小島に来た時は、しゃんむり、いつもと同じ習慣を踏む必要はない。
貴重な水を出しっぱなしの洗顔など、もってのほか!
ツアー会社も、売れれば・企画ばかりでなく、離島でのマナーも売るようにすれば、
気の効いたもんだが ・・・ 。


さて、今日は、皆さんにタイム・トラベルのツアーをしてもらいます。
行き先は、1960年代の日本の食卓?
白黒テレビには、アメリカ製のTVシリーズ 『 タイム・トンネル 』 が ・・・ 
第二のマンハッタン計画として、軍がタイム・マシーンを作り上げる途上の物語。

    

いつもの2人組が、原住民に追い詰められます --ー 
と、その時、科学者役が、ポケットから 『 計算尺 』 を取り出し、すばやく計算します。
そして、天を指し 「 ・・・3.2.1 」 とカウントした瞬間でした。
アッと言う間に、太陽が陰り始めます。
皆既日食を予言して見せたのでした。
自分達は神様である事を証明して、危機を脱し、再び次のタイム・トンネルの穴に
転がり落ちて行ったので御座いました。

そして、このシーンに憧れた少年ヒゲは、受験や日常とは殆んど関係ない計算尺の練習や、
ケプラーの法則などにのめり込んだのです。



        《 ヒゲが愛用した 計算尺 と タイプライター 》
            ~ 捨てずに、取っておりました ~

                 

今どき、ソロバンや計算尺で計算するアナログ人間なんているのか?!
ケータイも出来ないヒゲは、もう一度戻りたい、タイム・トンネルくぐって、60年代に??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハビリ~苦い思い出の日赤へ

2009-07-20 16:55:48 | ヒゲの毒舌
周ちゃんの父ちゃん (Mチャン) が、突然の脳血栓で倒れる。
幸いな事に、軽い症状で済んでいるようなのだが ・・・
取りも直さず、リハビリ仲間になるMチャンを激励に出掛けることに。
いつもならタクシーだが、脳・リハも兼ねて、地図を確認しながら、
ヒゲの運転で出発。
入口に着いたら、障害者用駐車場があり、ホッとする。

映画館のリハで経験したように、通路に腰掛ける所があれば、割と長く歩ける事が解っている。
病院なら当然、ソファーがあるはずだから安心だ。
下通りアーケードも、椅子さえ配置してあれば、ヒゲもそこそこに歩けて、
買い物のひとつでも出来るんだが ・・・

日赤の待合所でひと休み。
その間に、カァちゃんは、次のルート (笑) を確認している。
目的地に着くまでは、体力温存しなければならないので、最短コースのチェックなのだ。
身体は休憩モードだが、目はキョロキョロと動き回る。
ナント、 『 TSURUYA 』 『 岡田コーヒー 』 まである !
後から、買い物・リハに行こう?

満員のエレベーターで疲れながらも、病室を発見。
Mチャンはリハで疲れて、テレビと寝んねみたいだ。
周ちゃんは、まだ来てないようだ? 彼女に会うのも楽しみだったんだけどなぁ。
Mチャンを、カァちゃんが叩き起こし(?)て、発症時の話やら聞く。
会話はサホド大事無いのだが、左足がしんどそうだ。
ヒゲの経験上、足のリハは結構長く掛かるゾォー。
思ったより元気な様子に安堵し、退院祝いの飲み会を約束して失礼する。

さぁ、次はショッピング。
『 水辺プラザ・鹿本 』 が、ヒゲの目を引いた。
偶然、 “ 米米三兄弟(?) ” の買い物になってしまった。
『 三色おはぎ 』 『 米粉 (八十八)パン 』 『 米菓子 ( ポン菓子?) 』

買い物後は、日赤内の食堂で “ 飯喰い・リハ ” だ。
知らない所で食事するのは、ヒゲにとっては “ 大リハ ” になる。
外出時には、なるべくそこで、何かをいただくことにしている。

   
  ヒゲは、久々の “ 和定食 ”    カァちゃんは “ カツどん定食 ” だ。
材料は上手く、使い回されている。天ぷら揚げで出る天カスを、掛けそば用に付けてある。
天カスが入った蕎麦が旨い。
ママ 「 我が家の蕎麦シャブより、出し汁がいいね?! 」
時間を掛けながら完食。 ビールが飲めないのが残念だが?

店を出て、再び休憩。 今度は、救急外来の待合所。
「 あたたちゃ、あの辺に座っとったつね?? 」
              10年前、その先で横たわっていたヒゲが尋ねた。
「 ウ、ウ~ン? もう前とは随分変わっとるタイ。 」

こうして、結構長い時間、ウロウロ・リハを済ませたヒゲ。
今、左手の親指と人差し指で、新聞めくりまで出来るようになって、チョット嬉しい。
こうなるまで、10年掛かったんだもん!

さぁ、明日 (21日) 、自民党は 『 両院議員懇談会 』 とか?
じゃァ、こちとらは、ビールも酒も 『 両飲ヒゲ混談会 』 で盛り上げるか?
いつもの海王丸で!
 
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジュピター

2009-07-19 20:17:09 | ヒゲの毒舌
最近、NHKで 『 名曲探偵 』 なるものがあっている。
まァ、ダサいネーミングの番組だなァと、冷やかしで覗いてみた。
まァ、驚いた!
クラシックの見所 (聴き所?) を、五線紙と共に、丁寧に解説してあるのだ。
先日の依頼は、 『 ジュピター 』

     

田園を閉める少し前、いつもの T 先生との話 ・・・
ヒゲ・中学2年生の頃、『 ジュピター 』 のイントロ3小節のオーケストレーションが、
どうしてもヒアリングでは解らない。
『 スコア 』 を買って、やっと理解。
しかし、T 先生は、ジュピターはお好きじゃないそうで?!
因みに、先生は 『 ベートーベン 』 派、 先生の奥様は 『 モーツアルト 』 派と言う、
やや対立風夫婦関係? (笑)

ヒゲの長男が高校生の時、書棚から “ 手垢にまみれた ” 一冊のスコアを持って来た。
「 お父さん、これって、どう見るの? 」 と質問。
レコード(!)を流し、教えはしたのだが ・・・
どこか虫の居所が悪かったのか、けんもホロロに雑だった。
まだ、お前には早過ぎるとばかりに。
今でも、悔やまれる親子のシーンなのです!


                      この “ ションベン小僧 ” は、小学生時の長男
                             田園のお客さんと釣りに

それから時は流れ、田園の税理士さん親子との食事会の席。
娘さんが音楽をやっていると聞いたヒゲは、
「 いいですね。 若い時には、何でもある程度トコトンやるのが大事ですよ。
  そうしておくと、時が過ぎても、 ある日 “ フッ ” と自然に湧き上がって ・・・ 。
  自分の引き出しに、味わいの “ モノサシ ” を持つことは、
  人生を豊かに過ごせるコツになるんですよ。 」
他人の子には、こんなに言えるのに、何で自分の子には言えなかったのでしょう??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする