<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

2013年05月15日 |  映画
2001年 アメリカ映画

ジョン・キャメロン・ミッチェル脚本、監督、主演

すごーく有名なミュージカル舞台の映画化。
これを作ったジョンは、自ら監督し主演した。

私は以前から内容を聞いて観たいな、と思ってたけど今になってしまった。
全編に流れるロックが最高にいかしてる。

日本でも3回舞台が上演されています。
最初は三上博史、山本耕史、2012年は森山未来。
これは観たかったなー。

映画はストーリーそのものがわかりにくかったけど、
その代わり音楽は最高。
ジョンの歌う表情が最高。
「ロッキーホラーショー」みたいな感じかなー。
イカレてるけど、歌詞の中に人生を折り込み、
自分をさらけ出すことで生き抜いてきたヘドウィグ。

恋人に尽くして、穏やかな日々を過ごすことが
普通に幸せだったのに、
何故いつもこうなる・・・。
でも、裏切られて、去って行った年下の恋人トミーは
自分の片割れ、

トミーとの純愛が胸を打ちます。
悔しい、けれど愛してる、自分の曲を盗みスターになったトミーだけど
本当はいつも許している。


ジョンは素晴らしい俳優だと思う。
もっと俳優として活躍してほしいけど、監督業の方が忙しいのかなー。
ちなみに監督は自らゲイだと公言しており、このヘドウィグという名前は
以前女装でショーに出ていた時の名前だとか。
監督の人生も色濃く反映されてるわけですね。

ロックファンなら観るべき映画。
ヘドウィグのロックそのものの生き様が胸を揺さぶります。



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