「同棲時代」で
東京の安アパートに暮らした頃を思いだしたので
ちょっと書いてみようと思います。
まず、会社の寮を出て暮らしたのが6畳一間の池尻のアパート。
友達と二人暮らしだった。
彼女は同僚だったけど、夜は近くの飲み屋でバイトしていて
そのお店に時々遊びに行った。
二人で毎日銭湯に行った。
なんか楽しかったなー。
女性の友達とはいえ、仲の良い二人だったので
とても楽しかった。
彼女は私と違いとてもグラマーだったけど、二人で上から下までお揃いの服を買い
遊びにでかけた。
若いなー、でも無性に楽しかったなー。
だけど彼女が男と暮らすために出て行って
そんな暮らしもジ・エンド・・・。
その頃は6畳というと、一人で住むのは贅沢だったので
それから江戸川区平井にある四畳半に引っ越すのだけど
これが、ちょうど今日子のアパートのようで^^;
大家さんは隣に住む老夫婦。電話はついておらず、大家さんの取次。
玄関はひとつで、共同のトイレと洗面所があって
住民が持ち回りで掃除をすることになっていた。
四畳半に小さな台所がついていて一口コンロがあって、
流しもステンレスじゃないの。
全部で8つくらい部屋があったと思うけど、みんな四畳半だったと思う。
もちろん夏もクーラーなんてつける余裕のある人はいなかったから
ドアはあけっぱなし。
でも、でも、不思議なことに住民の誰とも顔を合わせなかった。
これが東京なんだなーと思った。
みんな静かだった。静かに暮らしてた。
家族で住んでる人もいたのに。
で、私は若かったので友達を呼んで夜騒いだら
早速となりの人が大家に告口して叱られた><。
引越し祝いしただけなのにー。
たぶん、男友達も呼んだからかな。
その頃親しかった男友達のアパートもちょうどそんな感じだったけど
ここは騒いでも叱られなかったので
数人でいつもたむろしていた。
ここは暗かったなー。いや雰囲気が。
男性のひとり暮らしのみのアパートだったので
引きこもりが何人もいた。
不気味でしたよー。だっているのに音もしなければ一回も会ったことがない。
ほんとにいる?生きてる?
とみんなで話題にしてましたが・・。
アパートを探す時に見て回った部屋も
どこも不気味・・。
まず陽当りがいいところがない。
窓は小さく、となりの壁が迫っていて。
昼なのに真っ暗なところもあった。
こんなところに暮らしたら人間にカビが生える・・・。と思った。
友達が大学生が多かったので
いろんな人のアパートに行ったけど、
そりゃ、人間は住めないわ、みたいなところも多かったなー。
はい、普通に家賃2万円以下のところもありましたからー。
汚くて死にそうな部屋もあった・・。
ああ、あそこに住んでいた彼は今何をしているだろう・・。
そして私はそこから又引っ越すことになるんだけど
ちょっとグンと出世して
六畳一間になった。
台所もついてた。
料理らしい料理もできるようになった。
なにせ場所が荻窪。高級住宅街であります^^;
そのアパートで初めてこたつとテレビを会社の先輩に譲ってもらった。
それまでは何も持ってなくて。
ファンシーケースに小さなテーブル、それだけだったかも。
洋服も小さなケースに(ほらファスナーがついたビニールのがあったでしょ?同世代なら知っている)
入るくらいしか持ってなかったし。
ガスストーブはあったかな。ステレオはあった。
少し人間らしい生活ができるようになって
気持ちも豊かになって
お金はなかったけど恋人もできて
貧乏ながら幸せな時間を過ごしました。
そういう時期が、「同棲時代」のドラマと「神田川」の歌と
思い出がかぶってくるんですよねー。
若い時分に一人暮らしをした人は
なんらかの共感があるんじゃないのかな^^。
東京の安アパートに暮らした頃を思いだしたので
ちょっと書いてみようと思います。
まず、会社の寮を出て暮らしたのが6畳一間の池尻のアパート。
友達と二人暮らしだった。
彼女は同僚だったけど、夜は近くの飲み屋でバイトしていて
そのお店に時々遊びに行った。
二人で毎日銭湯に行った。
なんか楽しかったなー。
女性の友達とはいえ、仲の良い二人だったので
とても楽しかった。
彼女は私と違いとてもグラマーだったけど、二人で上から下までお揃いの服を買い
遊びにでかけた。
若いなー、でも無性に楽しかったなー。
だけど彼女が男と暮らすために出て行って
そんな暮らしもジ・エンド・・・。
その頃は6畳というと、一人で住むのは贅沢だったので
それから江戸川区平井にある四畳半に引っ越すのだけど
これが、ちょうど今日子のアパートのようで^^;
大家さんは隣に住む老夫婦。電話はついておらず、大家さんの取次。
玄関はひとつで、共同のトイレと洗面所があって
住民が持ち回りで掃除をすることになっていた。
四畳半に小さな台所がついていて一口コンロがあって、
流しもステンレスじゃないの。
全部で8つくらい部屋があったと思うけど、みんな四畳半だったと思う。
もちろん夏もクーラーなんてつける余裕のある人はいなかったから
ドアはあけっぱなし。
でも、でも、不思議なことに住民の誰とも顔を合わせなかった。
これが東京なんだなーと思った。
みんな静かだった。静かに暮らしてた。
家族で住んでる人もいたのに。
で、私は若かったので友達を呼んで夜騒いだら
早速となりの人が大家に告口して叱られた><。
引越し祝いしただけなのにー。
たぶん、男友達も呼んだからかな。
その頃親しかった男友達のアパートもちょうどそんな感じだったけど
ここは騒いでも叱られなかったので
数人でいつもたむろしていた。
ここは暗かったなー。いや雰囲気が。
男性のひとり暮らしのみのアパートだったので
引きこもりが何人もいた。
不気味でしたよー。だっているのに音もしなければ一回も会ったことがない。
ほんとにいる?生きてる?
とみんなで話題にしてましたが・・。
アパートを探す時に見て回った部屋も
どこも不気味・・。
まず陽当りがいいところがない。
窓は小さく、となりの壁が迫っていて。
昼なのに真っ暗なところもあった。
こんなところに暮らしたら人間にカビが生える・・・。と思った。
友達が大学生が多かったので
いろんな人のアパートに行ったけど、
そりゃ、人間は住めないわ、みたいなところも多かったなー。
はい、普通に家賃2万円以下のところもありましたからー。
汚くて死にそうな部屋もあった・・。
ああ、あそこに住んでいた彼は今何をしているだろう・・。
そして私はそこから又引っ越すことになるんだけど
ちょっとグンと出世して
六畳一間になった。
台所もついてた。
料理らしい料理もできるようになった。
なにせ場所が荻窪。高級住宅街であります^^;
そのアパートで初めてこたつとテレビを会社の先輩に譲ってもらった。
それまでは何も持ってなくて。
ファンシーケースに小さなテーブル、それだけだったかも。
洋服も小さなケースに(ほらファスナーがついたビニールのがあったでしょ?同世代なら知っている)
入るくらいしか持ってなかったし。
ガスストーブはあったかな。ステレオはあった。
少し人間らしい生活ができるようになって
気持ちも豊かになって
お金はなかったけど恋人もできて
貧乏ながら幸せな時間を過ごしました。
そういう時期が、「同棲時代」のドラマと「神田川」の歌と
思い出がかぶってくるんですよねー。
若い時分に一人暮らしをした人は
なんらかの共感があるんじゃないのかな^^。