さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

地球温暖化はデマ? アメリカのパリ協定離脱

2017-06-04 | 社会・経済



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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


さて、先日のトランプ大統領のパリ協定離脱宣言

連日ニュースで大騒ぎです


主要国で地球温暖化を防ぐため、皆で協力し合おうって言ってるのに超大国のアメリカがその協定から離脱


普通に考えればとんでもないことのように思えます

『気候変動は中国がねつ造した作り話』

トランプ大統領、こんなことも言っているようです

温暖化が中国の作り話かどうかは別として、CO2の排出削減に関しては、各国の経済的な思惑が影響していることには間違いないようにも思えます

『CO2の排出による地球温暖化はデマ』

という話は以前から時折耳にしておりました

しかしながら『CO2の排出による地球温暖化』は世界の常識で、こうして各国真剣にその対策に取り組んでいるわけです


これに関しては『CO2の排出削減』の必要性をとく専門家の方が主流のようにも見えますが、『CO2の排出による地球温暖化はデマ』という人の中にも結構な学者さんや専門家さんもいるわけで、何よりアメリカ大統領までそう言ってるんですから

いったいどっちがほんとなんでしょ

まず『温暖化そのものがデマ』ということを言う人もいますが、それはないような気もします

あくまでも小平次の実感ですが、小平次が子供のころ、関東周辺で夏でも30度を超える日なんてそんなになかったように思うのです

それが今じゃ5月の半ば過ぎにはもう『真夏日』なんて日があるわけです

それこそ真夏になれば35度以上なんてざらにあります

確実にここ数十年で暑くなっていると思います

また、海遊びが好きな小平次から見て、黒潮に乗ってやってきた暖海の魚が、以前は冬場にはいなくなっていたのに、今は結構冬を越してるやつもいる感じがあります

これは、工場等の温排水の影響もあるかもしれませんが、それでも暖海系の魚類の生息域は確実に北上しているように思います


『日本の平均気温は、1898年(明治31年)以降では100年あたりおよそ1.1℃の割合で上昇しています。特に、1990年代以降、高温となる年が頻繁にあらわれています。日本の気温上昇が世界の平均に比べて大きいのは、日本が、地球温暖化による気温の上昇率が比較的大きい北半球の中緯度に位置しているためと考えられます。
気温の上昇にともなって、熱帯夜(夜間の最低気温が25℃以上の夜)や猛暑日(1日の最高気温が35℃以上の日)は増え、冬日(1日の最低気温が0℃未満の日)は少なくなっています。
1日に降る雨の量が100ミリ以上というような大雨の日数は、長期的に増える傾向にあり、地球温暖化が影響している可能性があります。 』



上記は気象庁のHPから抜粋した文章とグラフです

これを見れば一応は温暖化かどうかは別として、少なくとも我が国では気温は上昇傾向にあることになります


では温暖化の主な原因がCO2の排出による、というのはほんとなんでしょうか


これに対しては『CO2の排出と温暖化は無関係』

唱える人も大勢いて

やっぱりどっちがほんとかわかりません


小平次としてはですね

現在地球が温暖化していようがいまいが、結局のところ自分だけが儲かればいい、と考える人間たちで世の中が動かされ、それに我々が乗っかっているような状況であるのであれば、どっちにしろ明るい未来はないように思うのです

そういう意味ではこの正反対の言い合いも、結局のところ『グローバリズム』か『保護主義か』って議論と大して変わらず、特に主要国の国民の価値観そのものの問題に行き着くように思えるのです


ちなみに

私たちのご先祖さまである縄文人

今から9000年から7000年前ほどに、今の温暖化などかわいいもんだってくらいの急激な温暖化を経験しているのです

もちろんこのころ今のような規模でのCO2の排出なんてありません

ずいぶんと海水面も上昇し、結構な内陸までが海になっちゃったようです

それでもご先祖さまたちは生き残り、その後の、

『徳のおさめる国』

としての日本の礎を造って下さったのです


さてさて

『温暖化対策としてCO2の排出を抑制しなくてはならない!』

『CO2の排出と温暖化は無関係だ!』


どっちがほんとなんでしょ



御免!


コメント (2)
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