さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

英国 祝!!EU離脱

2020-02-02 | 社会・経済



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

あのイギリスが、ついにEUを離脱いたしました

小平次としてはタイトル通り

『祝!!EU離脱!』  

という思いなのですが、報道等を見ているのどうも世間はあんまり歓迎していないように見えます

先日もNHKのニュースを見てましたら、現地から中継の特派員さんが

『この度のイギリスのEU離脱は、自由貿易や民主主義、という点においてEUと価値観を共にする日本にも、深刻な影響を与えることが懸念されます』

はい?

いつから日本は自由貿易なんて、強いものだけが勝ち残ればよい、儲かりさえすれば自国の国土に住んでいるのはどこの国の人間でもかまわない、なんて価値観を共有する、って国になったんでしょ

まあ、戦後なんでしょうね

さらに、この特派員さん

『トランプ大統領による自国第一主義の台頭…、云云かんぬん』

日本は太古の昔から自国第一主義でありましたし、外国の良いものは率先して受け入れましたが、日本に害になる、と思われるようなものは人であれ物であれ思想であれ、断固として受け入れを拒否し、時に命懸けでそのようなものが国に入り込むのを防いできた国であります

そもそも自国第一主義でない国なんてあるんでしょうか

イギリスのEU離脱は、最も簡単に言うならば、人や物の移動の障壁をできる限り取り払い、みな共通の価値観のもとで生きていく、なんてものが夢想でしかなく、それにより自国に移民が蔓延しつつあることに対しNOを突き付けたってことだと思います

自分の国のことは自分たちで決める、というごくごく当たり前の考え方に立ち返った、ということなんじゃないでしょうか

数百年前から、弱肉強食の価値観のもと、強いものだけが勝ち残ればいいと、良くも悪くも世界の歴史をリードしてきたイギリスがその価値観にギブアップしたってことじゃないんでしょうか

明治以降、本格的にその弱肉強食の価値観と戦い続け、その最終決戦に敗れた日本は、戦後自分だけがよければそれでいい、自分だけが儲かればそれでいい、という価値観に支配され、もはや古来から先人が護り続けた価値観は風前の灯火のようであります

ようやくイギリスが、日本が1万年以上も前から知っていた当たり前のことに気づいた、ってことだと思いますが、その当の日本がその大事なものを忘れてしまっているように見えます

ですが、前にも申し上げましたが、小平次は今、月に一度、若い学生たちとテーマを決め、互いにプレゼンをしながら語り合う会をやっています

その学生たちを見ていると、まだまだ捨てたもんじゃないとも思います

私たちの世代が、次の世代に伝えるべきことはたくさんあります

がんばらなくちゃね


御免!



コメント (2)
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