こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
本日は yahoo news を見ていて
ほーーーっ
と思わず納得してしまった記事
『「池袋暴走事故」のような高齢ドライバー問題がドイツで全然起きないワケ』
現代ビジネス
上記リンク記事によれば、ドイツでは高齢者の事故が少ない、ってわけではないようですが、
『アクセルとブレーキを踏み間違えた』
という事故はまずありえないそうです
どうして?
答え(仮説)は単純で、ドイツではオートマ車の普及率が23%で、7割以上の車がいわゆるマニュアル車だそうです
つまり、発進時や、速度調整のためのギアチェンジにはクラッチを踏む必要があるからです
アクセルとブレーキを踏み間違えればエンストしてしまいます
また、止まろうとすれば当然クラッチを踏むわけで、マニュアル車の運転の癖がついていれば、反射的に左足でクラッチを踏みますから間違えようがないってことのようです
ほーーーっ
なるほどー
ドイツに対して日本はオートマ車が98%と、ほぼ全部がオートマ車です
ちなみにヨーロッパ全体ではマニュアル車が85%だそうです
日本において多発しているこの『アクセルとブレーキを踏み間違えた』という事故の原因が、オートマ車にある、とは断定はできませんが、実際の数字と結果を見ますと納得できるものがあります
『高齢者は免許を返納すべきだ』
という声も多くありますが、今の日本、車がなければ生活できないような所に高齢者が一人で暮らしているとか、歳とっても車で仕事をしなきゃいけない高齢者の方とか、ことはそう単純なことでもなさそうです
今回の池袋の事故の加害者の記者会見には 『うーーーーん………』と思ってしまうところもありましたが、家族まで連帯責任のように責め立てても事故はなくなりません
免許の返納について、法で強制力をもたせるしかない、かと言っても、前述したように過疎地での暮らしなども考慮しなくてはいけません
交通事故よりも圧倒的に死者の少ない新型コロナ(武漢肺炎)でここまで大騒ぎするのであれば、そのエネルギーの一部をこの高齢者の運転問題についての議論に使った方がよいのではないでしょうか
ただただ、このような悲惨な事故が少しでも減ることを願うばかりです
最後になりますが、亡くなられた方々のご冥福を、こころよりお祈り申し上げます
御免!