EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

初めて聞いた「ロンド」が収録されたアルバム ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン

2012-07-06 17:13:40 | Keith Emerson THE NICE関連
初めての聞いた「ロンド」が収録されたライヴアルバム
ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン
RVC株式会社



画像① 幅の広い帯 ジャケット


画像② ジャケット裏側

衝撃のロックトリオ伝を読んでいた時、
「ロンド」という言葉が出てきました。

しかし、

エマーソン、レイク&パーマーのLPを揃えても、
「ロンド」なる曲が入っているアルバムがない。

「ロンド」って何だ?

結局、
「ロンド」を聞く事ができたのは、
このアルバムがリリースされてからでした。

これは、ザ・ナイスのライヴアルバムなのですが、
帯を見ると、ザ・ナイスの3枚目のアルバムと表記されています。

このアルバム、衝撃のロックトリオ伝の巻末のディスコ・グラフィーにも記されていなかったので、ちょっと驚きでしたね。

しかも廉価盤でしたので、ますますラッキーという感じでした。

但し、このアルバムの中の「ロンド」のタイトルは、
「ロンド’69」となっていますね。

このレコードがリリースされたおかげで、
90年のザ・ベストの来日の時に、手を振り上げて盛り上がる事が出来ました。

このアルバムを聞くまでは、
「エレジー」や「Autumn '67 & Spring '68」を聞いて、ザ・ナイスを自分なりに受け止めていたのですが、

この「ナイス・フィーチャリング・キース・エマーソン」は、
それまで持っていた2枚のアルバムよりもかなり気に入りましたね。

両方をプラスして2で割ったような感じの音の構成になっているように思いました。

エレジーはキースが一人で突っ走っている感じがしますが、
このアルバムでは、ザ・ナイスの他のメンバーとの演奏のパワーバランスもある程度とれているような気がします。
リー・ジャクソンのヴォーカルも良く聞こえます。

リリースされて時間が経たないうちに、
山の上の鉱山の社宅に住んでいたプログレ友人の家に行って、
このアルバムを、
彼のターンテーブルの上に載せ、

「どうだ!かっこいいだろ!
これがロンドなのだ。」

と言ってはみたものの、
彼はイエスが最も好きで、
EL&Pは私とのつきあいで聞く程度。

ロンドがかっこいいと言うのは、あくまでも、私の自己満足にしかすぎないものでした。

このアルバムの音源はザ・ナイスの3枚組ボックスに収録されているのかも知れませんが、
この3枚組ボックスに入っているライヴの音と、
このアルバムを精査して聞いてはいないので、同じ音かどうかは解りません。
似ている感じのヴァージョンは収録されていたように思います。

私としては、
このアルバムは1枚モノでCD化しても良いと思うのですけどね。

以上。

本ブログはエマーソン、レイク&パーマーに関連した品物のあれこれを、思い出や私的感想とともに綴っております。
EL&Pファンのちょっとした楽しみになれば幸いです。
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2012年7月6日 yaplog!
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