EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

デモンズ3 VHS レンタル落ち

2012-09-10 17:41:13 | Keith Emerson洋画等映像音楽担当関連
デモンズ3 VHS レンタル落ち



画像 激安だったのですが、
パッケージの透明部分がオソロシイほど劣化して破けており、
差し込んである用紙だけを別途保管しております。


このブログを書くにあたって、2度目の鑑賞をして見ました。

2度目と言っても、最初にみたのは、確か90年代の半ば頃であったと思いますね。

サントラを先に聞く機会に恵まれたのですが、
その「ザ・チャーチ」が、
邦画VHSとして製品化されている事を知ったのは、
キース・エマーソンインタビューズが書籍化されてからですね。

それで近くのレンタルショップに赴いたら、「デモンズ3」が置いてあったわけです。
今ではもう存在しないレンタルショップですが、
貸し出し在庫量が少ないにもかかわらず、「デモンズ3」が置いてあったのは、
ホラー関連の映像に一定の需要が見込めたからでしょうね。

観賞後、このパッケージは、あまり内容に合っていないと感じましたね。
特にイラストで描かれた上部の怪物らしきものの顔の部分。

まるで、このような形相をしたモンスター、あるいはデビルといったものが、
人を襲ってくるのかというような印象を抱かせます。
確かに人を恐怖に陥れる異次元意識体らしきものがストーリーの中に存在しているのですが、
こんな感じのものではないですね。

上部の絵は不要だと思います。
むしろ教会の建物だけにした方が得体のの知れない怖さを覚えますね。

サントラ収録通り、
音楽はキース・エマーソンとゴブリンの両者が担当しています。

使用されている曲は、どちらからかというと、ゴブリンの曲の方が多いような気もします。

監督のダリオ・アルジェントとゴブリンの相性は良いみたいですし、
ゴブリンがホラー映画の音楽を担当する事自体に不満はありません。

キースは、映画音楽をすべて担当するというのではなく、
何曲かをお手伝いみたいな感じで頼まれたのかも知れませんね。
インフェルノと違って、ホラー映画の音楽を担当した時の、
いろいろな場面におけるキースの音楽的表現という映像の流れではないわけです。
そこが、キースファンにとってはちょっと不満ですね。

(まぁ、キースファンのために映画を制作しているわけではないので、どうしようもない事ではあります。)

キースは知名度と人気の割にはアルバムの少ないミュージシャンだと思っていますので、
キースオンリーの音ではないにしろ、入っているだけでも良しとしなくては。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関する品物のあれこれを、思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
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2012年9月10日 yaplog!

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