EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Ladies and Gentlemen SONY アナログ盤

2016-10-24 14:07:19 | 「レディーズ&ジェントルメン/Ladies and G ~」
Ladies and Gentlemen SONY アナログ盤

これまで取り上げてみたSONYの制作のアナログLP盤は、

1.First fiveのピクチャーレコード5枚組
2.BRAIN SALAD SURGRERYのSUPER Deluxe Edition (薄目のボックス)
3.BRAIN SALAD SURGRERYのアナログ盤1枚組のちょっとした情報

でした。

CD時代になってからも、他国においては、
時々、アナログリイシュー盤が制作されており、
70年代のリアルタイムアナログ盤の他にも時々取り上げたりしていましたが、

リイシュー盤に関しては、

ファースト、
タルカス、
展覧会の絵
頭脳改革が、
よく制作されている印象があります。

上記の4枚に続くのが、
トリロジーですね。

いわゆる「良い時」時代にオリジナルが制作されたものが、
アナログリイシュー盤の対象となっていました。

一方、アナログリイシュー盤が全く制作されていないのが、
スタジオ盤としては、
ELP四部作以後のタイトルなのですが、
3面開きで採算が取れない事も懸念しているのか、
「レディース&ジェントルメン」のアナログリイシュー盤も、
制作されていなかったわけです。

そんな中、SONYは、意外にも、レディース&ジェントルメンのアナログリイシュー盤を制作してしまいました。

省略が好きなSONYにしては、斬新なチャレンジだったと思います。

レディース&ジェントルメンのアナログ盤ジャケットの色合いには、
2種類ある事を以前に綴っていますが、
SONYはイタリア盤のジャケットのようなマイナー色の方を制作しました。


左 SONY盤ジャケット
右 70年代米国盤ジャケット(デザインと色は英国と同じ)


また、このブログにおいては、プラケースCDのジャケットの、

「Welcome Back My Friends,to the Show That Never Ends~Ladies and Gentlemen」

のオリジナルの銀色の文字が白色になっている事にも
触れていますが、
アナログリイシュー盤において、SONYはタイトル文字を白色にしてしまいました。


上 SONY盤ジャケット
下 70年代米国盤ジャケット


結局、白色にすると、それに伴って、
ジャケットデザインの二重線の枠の色も白色になる感じですね。

意外にも、
ELPマークのエンボス仕上げは英国オリジナルジャケットを踏襲しておりまして、
SONYにしてはよくやった感じがあります。


SONY盤内ジャケットマーク部と
E部のインナースリーヴ


内ジャケットの文字部に挟み込むインナースリーヴは白色を用いています。

結局、SONYって、頭脳改革の内ジャケットもそうですが、
結果として「白色」にしてしまう傾向があったように思いますね。

トリロジー以後のBMGのアナログリイシュー盤3点セットが、
届きましたので、それを取り上げる前に触れておくべき事項として、
綴りました。

以上。

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