EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ギターマガジン 1983年12月号

2018-09-17 15:38:04 | 音楽誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
ギターマガジン 1983年12月号



ギターマガジンという雑誌は、
あまり関心を持った事のない、
音楽誌でした。

キーボードマガジンは立ち読みや購入をしていましたが、
ギターマガジンは立ち読みした事すらなかったように思います。

この号は、
創刊3周年特大号という事のようです。

このブログで数度取り上げた、
ベースマガジンの創刊年を検索してみたところ、
1985年の創刊なので、
それまでのギターマガジンでは、
ギタリストとベーシストの両方を扱っていたという事なのでしょう。

グレッグ・レイクの記事が、
4頁に渡って掲載されています。


アラン・ホールズワースも他界

1983年12月号だと、
11月に店頭にならんでいる雑誌だと思うので、
その頃、来日間近のエイジアのメンバーになったという最新情報も含めて、
旬のミュージシャンという扱いが為されていたかも知れません。

誌面は、
簡単なグレッグのヒストリーが、
2頁に渡って記されており、
ベーシストとしての側面と、
楽譜に2頁とってあり、
計4頁の研究記事です。

文章のなかでは、
プログレ系ベーシストとして、

クリス・スクワイヤ、
ジョン・ウェットン、
グレッグ・レイク

の名前があげられていますが、

このお三方が、
既にこの世には存在していないという事を、
しみじみと感じさせられます。

ロバート・フィリップと同じギターの先生についていた事や、
ゴッズに加入する前の、
2つのバンド名も記されていて、
その2つのバンドは、
いずれも、
グレッグ・レイクが作った事になっていますが、
それが正確な記述かは、
ちょっと解りません。

EL&Pに関しては、
「庶民のファンファーレ」が全世界的にヒットして、
アルバム「レディース&ジェントルメン」リリース以降の
数年の沈黙の後に、
EL&Pは見事復活を果たしたような書き方がされていますね。

その後、「作品第二番」は、普通にリリースされて、
「ラヴ・ビーチ」に関しては、5ヶ月もかかって録音されたとあります。

EL&Pがなんとなく消滅してしまった曖昧模糊とした感じが、
上手く綴られていると思いました。

後半は、
自身のソロアルバムでは、
ベースを弾いていない事が書かれており、
プロデューサー的な手腕とヴォーカリストとしての声の素晴らしさを、
評価し、
過去の作品での、
グレッグのベーシストとしての、
テクニックとセンスに触れています。

参加アルバムに関しては、

「クリムゾンキングの宮殿」
「展覧会の絵」
「マヌーヴァーズ」

のみが写真入りで掲載されています。

全体的に、
グレッグ・レイクをちょうどよい感じで、
まとめている記事だと思いました。

以上。
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