書籍 「ムーグ・ノイマン・バッハ」
ソフトバンククリエイティブ 1988年
画像 表紙
今から20年以上も前に出版された書籍ですね。
キーボードマガジンで紹介された事もあり、
当時は、私も関東圏で会社員をしていたので、
書店の店頭で見た事もあったかも知れません。
本書の内容は、3部に別れています。
1.細野晴臣氏と鈴木慶一氏の対談
2.冨田勲氏へのインタビュー
3.甘利俊一氏と近藤譲氏の対談
1978年のニューミュージックマガジン誌から、
10年ぐらいしか経っていないので、
おそらく、鈴木慶一氏の名前を目にしただけで、
手に取るのを辞めていた書籍だと思われます。(笑)
内容はシンセサイザー等を中軸に据えて、
音楽を表現する機材に関しての過去、現在、未来の、
かなり専門的な事を語っているのですが、
用語が解らないなりにも、楽しめる内容になっています。
タイトルからすると「モーグ関連」という事で、
カテゴリーは、その中に入れるつもりですが、
冨田勲氏のインタビューの中に、キース・エマーソンの名前が、1ヵ所だけ見あたりましたので、取りあげてみる事にしました。
キースに関しては、リック・ウェイクマンと共にロックミュージックの分野で、
シンセサイザーを使用したという事で触れているだけですが、
冨田勲氏が、ご自身のシンセサイザー作品を、世に出すための苦労話が、
とても面白く、興味深いです。
ムーグ・シンセサイザーを輸入する時に、得体の知れない物なので、税関では楽器と判別できず、足止めを食らったのは、よく知られていると思われるエピソードです。
そんな苦労をして入手して、時間をかけた最初のシンセサイザー作品(邦題:月の光)を、
日本のレコード会社では、リリースに難色を示し、
米国のレコード会社の方では、あっという間にリリースに漕ぎ着けたというわけです。
日本のレコード会社が当初、触手を示さなかった理由として、
「レコード店の店頭のどのジャンルにおけば良いのだ?」という言われ方もされたようです。
しかし、結果的には、この流れが、世界の冨田として認知される事につながったとも言える事になりますか。
今日は、キース・エマーソンの誕生日ですが、
キースが尊敬しているアーティストの1人である冨田勲氏にまつわる書籍を取りあげてみた次第です。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわる品物、
あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
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2013年11月2日 yaplog!
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10年ぐらいしか経っていないので、
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手に取るのを辞めていた書籍だと思われます。(笑)
内容はシンセサイザー等を中軸に据えて、
音楽を表現する機材に関しての過去、現在、未来の、
かなり専門的な事を語っているのですが、
用語が解らないなりにも、楽しめる内容になっています。
タイトルからすると「モーグ関連」という事で、
カテゴリーは、その中に入れるつもりですが、
冨田勲氏のインタビューの中に、キース・エマーソンの名前が、1ヵ所だけ見あたりましたので、取りあげてみる事にしました。
キースに関しては、リック・ウェイクマンと共にロックミュージックの分野で、
シンセサイザーを使用したという事で触れているだけですが、
冨田勲氏が、ご自身のシンセサイザー作品を、世に出すための苦労話が、
とても面白く、興味深いです。
ムーグ・シンセサイザーを輸入する時に、得体の知れない物なので、税関では楽器と判別できず、足止めを食らったのは、よく知られていると思われるエピソードです。
そんな苦労をして入手して、時間をかけた最初のシンセサイザー作品(邦題:月の光)を、
日本のレコード会社では、リリースに難色を示し、
米国のレコード会社の方では、あっという間にリリースに漕ぎ着けたというわけです。
日本のレコード会社が当初、触手を示さなかった理由として、
「レコード店の店頭のどのジャンルにおけば良いのだ?」という言われ方もされたようです。
しかし、結果的には、この流れが、世界の冨田として認知される事につながったとも言える事になりますか。
今日は、キース・エマーソンの誕生日ですが、
キースが尊敬しているアーティストの1人である冨田勲氏にまつわる書籍を取りあげてみた次第です。
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あるいは関連づけた品物のあれこれを、私自身の思い出、感想、私的な意見、観察日記などによって綴っております。
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