ドキュメント映画 テルミン VHS
画像① VHSパッケージ
画像② パッケージの裏
画像③ 背の下部 2001年以降の発売でこの価格。
これは中古で購入したVHSです。
大ヒットした映画との記述がありますが、
大ヒットしている頃、私はこの映画の事を全く存じていませんでした。
今回取り上げてみようと思ったのは、
故ロバート・モーグ博士がところどころに出演しているからです。
モーグ博士は若い頃、テルミンの存在を知ってから、
自らテルミンを製作する事にかなり熱中していたようです。
そのおかげで、耳が鍛えられ、
シンセサイザーの開発につながったという事をこの映画の中で述べられていますね。
どこかで、「モーグ・シンセサイザーの音色に関しては、
モーグ博士の耳の良さに負うところが大きい」というどなたかの記述を読んだ事がありますが、
その記述に適合するような、映像内の本人の述懐でしたね。
映画そのものは、
ドキュメンタリー映画であり、特に再現フィルムとかは用いてはいません。
1930年代の古い映像や、開発者の若い頃のテルミン博士に関わり、
映画製作当時に現存していた人たちへのインタビューや電子楽器テルミンの演奏で構成されています。
(1993年に公開された映画で、テルミン博士は1993年に97歳で死去しています。)
映画の中でテルミン博士は、1938年に当時住んでいた米国から突然姿を消します。
それは後にKGBによる拉致であった事が明らかにされるわけですが、
その事件そのものが、今日における電子楽器テルミンの一般的な知名度を左右してしまった一因と言えるかも知れません。
そう言う意味では、電子楽器の黎明を知る事ができつつも、
順風満帆なサクセスストーリーとは言えない、
何とも切ないドキュメンタリー映画と言えます。
EL&Pやキース関連書籍、あるいはEL&P関連映像に登場するロバート・モーグ博士ではありますが、
モーグ博士の電子楽器製造の原点みたいなものをかいまみる事ができるような映画です。
以上。
本ブログはEL&P関連のあれこれを綴る事により、
EL&Pのあれこれを遅れてきた若い世代に伝える事を目的の一つとしています。
クイック応援よろしくね。
2012年5月7日 yaplog!
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大ヒットした映画との記述がありますが、
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今回取り上げてみようと思ったのは、
故ロバート・モーグ博士がところどころに出演しているからです。
モーグ博士は若い頃、テルミンの存在を知ってから、
自らテルミンを製作する事にかなり熱中していたようです。
そのおかげで、耳が鍛えられ、
シンセサイザーの開発につながったという事をこの映画の中で述べられていますね。
どこかで、「モーグ・シンセサイザーの音色に関しては、
モーグ博士の耳の良さに負うところが大きい」というどなたかの記述を読んだ事がありますが、
その記述に適合するような、映像内の本人の述懐でしたね。
映画そのものは、
ドキュメンタリー映画であり、特に再現フィルムとかは用いてはいません。
1930年代の古い映像や、開発者の若い頃のテルミン博士に関わり、
映画製作当時に現存していた人たちへのインタビューや電子楽器テルミンの演奏で構成されています。
(1993年に公開された映画で、テルミン博士は1993年に97歳で死去しています。)
映画の中でテルミン博士は、1938年に当時住んでいた米国から突然姿を消します。
それは後にKGBによる拉致であった事が明らかにされるわけですが、
その事件そのものが、今日における電子楽器テルミンの一般的な知名度を左右してしまった一因と言えるかも知れません。
そう言う意味では、電子楽器の黎明を知る事ができつつも、
順風満帆なサクセスストーリーとは言えない、
何とも切ないドキュメンタリー映画と言えます。
EL&Pやキース関連書籍、あるいはEL&P関連映像に登場するロバート・モーグ博士ではありますが、
モーグ博士の電子楽器製造の原点みたいなものをかいまみる事ができるような映画です。
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