EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

カール・パーマー ワーキング・ライヴ vol.1

2014-01-28 17:01:02 | Carl Palmer関連
カール・パーマー 
ワーキング・ライヴ vol.1



画像 帯とジャケット

カールはエイジアに参加しているわけですが、プログレのお歴々の1人として、
名を連ねているので、その中で突出するわけには行きません。
突出していた経歴となると、自らのリーダーバンドである「P:M」という事になります。
しかし、「P:M」は、EL&Pファンぐらいしかその存在を認知していないと思います。
「P:M」が公の前で演奏した話も聞きませんし、セカンドアルバムも出ないまま解散。
知名度は低すぎる感じですね。
「P:M」は、アナログ盤時代に、国内盤がリリースされなかった事も日本での知名度を得られない結果につながったと思います。

CDの時代になって、
カールのソロ名義の国内盤が初めてリリースされる運びとなりました。
それが、本ライヴCDだったわけです。
新曲が一つもないライヴです。
それでも、EL&Pの90年代再集結の余韻を残しつつ、
リリースに漕ぎ着けた感じです。

ビクターエンタテイメントにとりましても、
カール名義のアルバムがどのぐらい売れるのかというのは、
一つのチャレンジであったと思います。

解説を読むと、2001年の録音で、2003年のリリースです。
年代からすると、地元のレコード店に注文して買ったと思われます。

その後、幸いにも順調に続編がリリースされていきましたので、
EL&Pファンが購入しているのでしょう。

ワーキング・ライヴは今のところ3枚目で終了していますが、
最初の頃は、選曲の事等は、あまりこだわらずに聞いていました。

この「volume 1」の選曲は、
自分自身が曲の制作や選曲に最も関わっていた曲のみを取り上げていて、
結果として、EL&P時代のインスト曲のオンパレードになっています。

1.未開人
2.邪教の神 、そして悪の精霊の踊り
3.L.A.ナイツ
4.タンク
5.ブルフロッグ
6.トッカータ
7.キャナリオ
8.ドラムソロ

もっとも、当初から、「volume 1」と名付けていますので、
その後のリリースの選曲も既に決まっていたのでしょうね。

インスト曲のライヴという性格上、EL&Pのスタジオ盤の通りに演奏していない箇所もかなりあるわけですが、
個人的には、演奏技術が卓越しているミュージシャンを雇っているようなので、
スタジオ盤の音を正確無比に弾かせたりした方が面白いと思いますね。

以上。

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2014年1月28日 yaplog!
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