Asia only time will tell
英シングルレコード
スリーブ仕様ジャケット
レーベル面
エイジアのシングルレコードを取り上げるのは、2度目ですね。
1度目はEL&Pファンクラブに所属していた、
学友がハワイでのゼミに参加するという事で、
その時のおみやげに頂戴したシングルレコードでしたが、
こちらはネット通販でCD等を購入するようになってから求めた品物です。
キース・エマーソンは、70年代後半にEL&Pが衰退した原因について、
音楽環境の変化をよく口にしていました。
「70年代前半と違って、ラジオでは短いポップな曲しか取り上げなくなって、
レコード会社もその流れに沿った形のアルバム作りを要求してきていた。」
みたいな事を言っていましたね。
アルバムタイトルまでレコード会社主導で進められた、「ラヴ・ビーチ」を制作した時に、
特にそれを実感したのだとハイヴォルテージのDVDを見ながら思いました。
私は、それだけが、EL&Pの衰退原因だとは思いませんが、
環境要因というのは確かにあると思います。
但し、業界で生き残るための手段としてポップソングを作るというのと、
ポップソングを作るのが好きであるから作るというのでは、
動機が異なり過ぎます。
また、売れそうなポップソングを作ったから売れるというものでもないでしょうし、
売れるにはまた別の要素も絡んでくるでしょうから、
売れそうな音をプッシュする宣伝力もないと日の目をみないという事もあるでしょう。
ジョン・ウェットンはポップスターを目指していたと、何かで読んだ事があります。
ジョン・ウェットンは作りたいポップなアルバムを構想し、
スティーヴ・ハウという比類なきギタリストと出会い、
ジェフ・ダウンズという絶妙のパートナーに恵まれました。
そこにカール・パーマーもいたわけです。
いずれも、70年代のプログレッシヴ・ロックのバンドで活躍したメンバーだったので、かつての70年代の音の延長を期待していたプログレファンは、意気消沈した方もいたかも知れませんが、
バンドのメンバーの過去を知らない新たな洋楽ポピュラーファンの気持ちをつかむ事に成功しました。
1982年に住んでいた新聞即売会社の寮の部屋で、
プログレなど知らない後輩が、
毎朝のように「詠時感」をターンテーブルに乗せていました。
彼はそれを聴くとハイな気分になって、
通学へ行く前の心の支えになっていたようなところもあったようです。
この曲、邦題「時へのロマン」の冒頭のキーボード音は、
新たなる始まりを告げる音に聞こえていましたね。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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キース・エマーソンは、70年代後半にEL&Pが衰退した原因について、
音楽環境の変化をよく口にしていました。
「70年代前半と違って、ラジオでは短いポップな曲しか取り上げなくなって、
レコード会社もその流れに沿った形のアルバム作りを要求してきていた。」
みたいな事を言っていましたね。
アルバムタイトルまでレコード会社主導で進められた、「ラヴ・ビーチ」を制作した時に、
特にそれを実感したのだとハイヴォルテージのDVDを見ながら思いました。
私は、それだけが、EL&Pの衰退原因だとは思いませんが、
環境要因というのは確かにあると思います。
但し、業界で生き残るための手段としてポップソングを作るというのと、
ポップソングを作るのが好きであるから作るというのでは、
動機が異なり過ぎます。
また、売れそうなポップソングを作ったから売れるというものでもないでしょうし、
売れるにはまた別の要素も絡んでくるでしょうから、
売れそうな音をプッシュする宣伝力もないと日の目をみないという事もあるでしょう。
ジョン・ウェットンはポップスターを目指していたと、何かで読んだ事があります。
ジョン・ウェットンは作りたいポップなアルバムを構想し、
スティーヴ・ハウという比類なきギタリストと出会い、
ジェフ・ダウンズという絶妙のパートナーに恵まれました。
そこにカール・パーマーもいたわけです。
いずれも、70年代のプログレッシヴ・ロックのバンドで活躍したメンバーだったので、かつての70年代の音の延長を期待していたプログレファンは、意気消沈した方もいたかも知れませんが、
バンドのメンバーの過去を知らない新たな洋楽ポピュラーファンの気持ちをつかむ事に成功しました。
1982年に住んでいた新聞即売会社の寮の部屋で、
プログレなど知らない後輩が、
毎朝のように「詠時感」をターンテーブルに乗せていました。
彼はそれを聴くとハイな気分になって、
通学へ行く前の心の支えになっていたようなところもあったようです。
この曲、邦題「時へのロマン」の冒頭のキーボード音は、
新たなる始まりを告げる音に聞こえていましたね。
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