EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

アンコールズ、リジェンズ&パラドックス 国内盤

2015-06-03 13:23:34 | Emerson,Lake&Palmer TRIBUTE
アンコールズ、リジェンズ&パラドックス 国内盤


帯とジャケットブックレットの裏側

このブログを始めた頃に仙台で購入してきた輸入盤を取り上げたのですが、
ジャケットブックレットの冒頭のキースの言葉なども気になっていたので、
中古の国内盤を求めてみた次第です。

どうやらこのトリビュートCDは、輸入盤からあまり間をおかずに、
国内盤リリースとなったようですね。

1999年のリリースとなっています。

マグナ・カルタレーベルでは、EL&Pに先だって、ピンク・フロイド、イエス、ジェネシス、ジェスロ・タル、ラッシュのトリビュートアルバムをリリースしてきたようです。

ジェスロ・タルのトリビュートはキースが参加していたので、このブログで既に取りあげていますし、
ラッシュのトリビュートに関してはキーボードマガジンに紹介されていたので、
当時、レコード店に注文して求めました。

笹川さんの解説には、満を持してEL&Pと言う表現もありましたが、
逆の見方をすれば、最も売れ行きが見込めないので後回しになったとも言えますね。

解説によると、ロバート・ベリーを中心としたグループと、トレント・ガードナーというミュージシャンを中心としたグループが、それぞれ5曲ずつを担当しており、
曲によってメンバーがやや異なっています。

トレント・ガードナーという人は、マグナ・カルタにとっては、欠かせない存在で、
マジェランというバンドで、キーボードとヴォーカルを担当しており、プログレマニアだそうです。
マジェラン(マゼラン)は、プログレ愛好家の間ではネオプログレの旗手として知られているようですが、私は一度も聴いた事がないです。

トレント・ガードナーを中心とするグループは、ジョン・ウェットンやピーター・バンクス等の重鎮らと、それらに敬意を表する若いプログレミュージシャンが混成して演奏をしており、
ロバート・ベリーは、グレン・ヒューズやマーク・ボニーラ、サイモン・フィリップス等のキースに連なるミュージシャン等と演奏しています。

ロバート・ベリーのコメントも訳されておりまして、
3(スリー)のツアーの時のカナダから米国への検問所のトイレ休憩で、
バスが出発した時にロバート・ベリーは置いていかれてしまったそうです。
それに最初に気が付いたのがキースで、バスは戻ったわけですが、
バスに取り残されて途方に暮れた時のロバート・ベリーの顔がどうやら録画されているようです。
ロバート・ベリーが、どのくらいの時間、お迎えを待っていたのかは不明です。

3(スリー)に関しては、情報も少なく、現時点では、公式ライヴ盤もリリースされていないので、
このようなエピソードも貴重な記録かもね。

以上。

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