副題 Eradicating Poverty Through Profit
プラハラード先生の本。
副題の意味にあるように、利益を通じて貧困を根絶する、という本全体の
メッセージ。
しかし、日本語のタイトルが、『ネクストマーケット』とくると、ちょっと、
いやなニオイがついてしまうが・・・。
BOP市場、1日2ドル『未満』で生活しているヒトが、約40億人。
そう考えると、『回転すし』であっても、小学生の低学年にも
かかわらず、スシローで、お父さんがゴルフをしていたといえでも、
『大トロ』食べるなんてことは、お父さんはショックである・・・。
思わず、カウンターの高級お寿司のことを、息子に自慢してしまったが・・・。
しかし、BOP市場が、なぜ、ネクストマーケットなのか、と考えると、
『転用』出来ることが大きいのであろう。
つまり、インドで成功したら、中国でも、インドネシアでも、
『転用』することが出来るので、ビックな市場ということなのだろう。
しかし、水・電気・感染症の問題を含めて考えると、
基本的には、大きな『多国籍企業』が独占するBOP市場なのかもしれない。