岩井克人先生の本。
かなり刺激的。
資本主義とは、『差異』を求めることである。
わかりやすく言うと、収益-費用=利益(=差異としての余剰)
しかし、やっとこさ見つけた『差異』は永続しない。では、どうするか?
無理やりにでも、『差異』をつくるしかない。
その差異を生じようとする活動を総称して、商業資本主義、産業資本主義、ポスト産業資本主義。
アジアの通貨危機は、ざっくりいうとお金の支配力が増した結果ではなく、
お金の支配力が低下した結果、『世界中』にお出かけしないといけないという皮肉。
『グローバル人材』は、必要であろうし、○○も、その流れに追随している・・・。
岩井先生の本は、読みかけなので、結論が楽しみ・・・なような、
結論知ると、つらくなるかもしれないとも思うが・・・