週五日記

ボチボチがんばります

学習する病院組織

2013-02-14 04:52:27 | Weblog

そもそも論として、病院組織の『強み』とは

何だろうか?

ドクターの技術力?医療従事者のチーム力?

病院のホテルのような雰囲気?

 

この本の最初のほうでは、非公式なルーチン?という言葉

が強調されている。

確かに、『公式なルール(ルーチン)』というのは、法律等によって

ガラガラガラガラ変わってしまう。したがって、組織は、公式なルールが

変わっても、組織に残り続けるであろう『非公式なルーチン』が重要であるし、

『公式なルール(ルーチン)』と『非公式なルーチン』を、上手につなぐことが

出来れば『最強の組織』となるだろう・・・。

しかし、その前に、非公式なルーチンという無形資産を、

『誰と』作るのか、ということが、かなり大事というか、たぶん、

その一点で90%以上の成功確率が決まる・・・。

 

あと、この本の最初のほうで、この本での3つの事例が特殊でないか、という

予想される非難に対して、

3つの特殊な事例のエキスを取り出して、その他事例に適用しようとするのではなく、

グレープフルーツをしぼるように、

この3つの事例から、その事例の本質に至るまでそぎ落として、

普遍的な理論(ビタミンC)をとりだそうとしたり、先行研究の理論にあてはめてみたりという

『姿勢』が誠実である・・・。(つまり、グランデッド・セオリー・アプローチ?)

 

 

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