過去の○十年の仕事を通じて得た仕事のやり方で、衝撃的だったこと。
「俯瞰して眺めてから、細部を詰めるように仕事をすること。」
そういう意味では、藤本隆宏先生のご講演のように、
マクロをとらえた上で、ミクロに考えることが、偏った考え方に
なりにくい気がする・・・。
国債について。
一番納得したのが、「債務残高/GDP比」について。(P168)
この一点で、経済成長が必要である、というのは言い過ぎであろうか?
あと、「どこの国も「借り換え」に次ぐ「借り換え」であり、借り換えができるかどうかが
重要なのです。」というのも納得。
わたしなりに読んで考えたことをまとめると、
ある国家の経済は、各国の経済・政治の影響を受けるので、
特定の国のみがストックやフローを「偏って」持つことは困難であり、
一国の位置づけは、各国との相対的な関係性で決まるので、
特に「利子率」などは、かなり重要な比率になるのではないか?
というか、むしろ、相当重要なものになっているだろうが・・・。
そう考えると、税制についても、ある程度、各国の税目の税率
を参照すべきではないか?特に、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、特定の産業や特定の地域の利害も複雑なので、
「何も言えねえ」。
しかし、上記のような巨視的な視野を持ちつつも、
自分の1時間当たりの生産性をどうするのか?という、
超現実的なリアルな世界もあるので、
疲れていても、仕事をしなければならないし、
ヨメに怒られながら、節約しなければならない。
あと、将来の医療費がかからないように、やせないといけない・・・。
お後が、悪いなあ・・・。