教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

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2013-03-13 | 日記

子供の頃はTVで映画をみるのが好きだったのね。

ほぼ毎日やってた。夜9時からね。なんとかロードショーって言ってさ。

回数が多いから何回もやるのも多くてね。気に入った物は再度観る。洋画ばかりだったけど。

ダーティ・ハリーなどの正統派アクション、西部劇などのマカロニウエスタン、戦争もの、ホラーもの、SF物もあったな。

たまに結構ひどいB級ホラーもあってそれはそれで面白かった。

ハリー・キャラハンのクリント・イーストウッドの声は今は亡き、山田 康雄さん、アラン・ドロンは野沢那智さんって

決まっててさ。あとチャールズ・ブロンソンとか、007のショーン・コネリーとか大体声優さんは決まってたと思うな。

 

最近、ジブリなどで歌手や芸能人を使って不評を買ってるけどま、確かにね。

顔が思い浮かんじゃうのはちょっと覚めるもんな。

でも昔もね、あったんだよ。ひどいのが(苦笑)。確かジョン・トラボルタとオリビア・ニュートンジョン主演の

「グリース」だったと思うんだけど、TVでやるときに、野口五郎と桜田淳子が声をやったんだよね。

もう、キムタクどころの騒ぎじゃないよ。キムタクはそんなに声の主張がなかったと思うけど、五郎と淳子じゃ、

特徴があり過ぎるし、芸能人の声って言うのは今よりずっとお茶の間に浸透してたからねえ、もう全然、

顔がチラついちゃって違和感ありまくりなんだよ。映画は結構面白かった記憶があるけど。

ま、サタディナイト・フィーバーのあとあたりのフィフティーズ青春映画って感じだったと思うけど。

また、オリビアとトラボルタのイメージが二人に全然合ってないってのも大きかったよね。野口五郎なんて、

リーゼントとは正反対の長髪やさ男だってのに(笑)。せめて秀樹にしとけよって感じ?

 

ま、そんなこんなで確かに声も顔も特徴のある芸能人を声優に使うと、ちょっと苦しい時はあるね。

ジブリの「ハウルの動く城」での倍賞千恵子はやっぱダメだよ。彼女の演技力は文句がないけど、

声聞いただけで倍賞千恵子だもん。年齢にあってないし、個人的には「男はつらいよ」のさくらがすぐに

思い浮かんじゃう。「お兄ちゃん!」って言いそうだよ。

 

最近「猿の惑星」の1作目をTVでやってたんで、子供のころから何度も見てるんだが、やっぱり観ちゃったけど、

あの時代であのメイクは本当に凄いな。基本的にはSFアクション物といった娯楽作品なんだけど、冒頭と

エンディングに向かってのあの不気味な退廃的な雰囲気はやっぱり子供の頃に怖かった印象があっただけあるね。

何よりも初めて見たときのエンディングのショックと言ったらなかったよ。確かに映画史に残る名シーンだけあるし、

もう完全に騙されていたからさ、主役のチャールトン・ヘストンと同じショックだよ(笑)。怖かったなあ・・・。

ちなみに凄くブームになっちゃってTVでもオリジナルシリーズでやったし、日本制作で「猿の軍団」なんてのも

あったな。小松左京が原作だった。

↓映画の猿の惑星ね。

 

子供の観た映画でまた観たいのもいくつかあるんだけど、なかなか借りて来て観るまではいかないのが現状だなあ。

面白かったろうけど忘れちゃったのもいっぱいあるだろうし・・・。いくつか覚えていて尚且つ有名なやつは観るチャンス

もあるし、安ければ買えるけどね。

最近「ミクロの決死圏」がもう一回観たい。子供の頃観たきりだなあ。人間が小さくなって病人の身体の中に

入って行って治療するんだよ。潜水艦みたいのに乗って行ってね。でも白血球とかに攻撃されちゃうの。

最後は涙とともに目から出てくるんじゃなかったかな・・・。

身体の中ね↑

鼓膜を通過するシーンがハラハラドキドキだったなあ。外で音をたてないように医者が全員動かないように

してるんだけど、ハサミを落としちゃって、耳が反応しちゃって中で大変みたいな・・・。

ま、古いんで、セットなどは手作り感満載で結構チープだった記憶もあるけど仕方ないよね。CGなんて

概念すら無さそうな時代だし。文化祭のハリボテにも通ずるものもあるかも(苦笑


好きな曲

2013-03-13 | 日記

独断と偏見で書きますよ。すぐれている・・・とかは関係なく、初めて聞いたから・・・とかそんな理由の場合もある。

1位とあとは順不同で4曲、合計5曲ね。

 

「ザ・ビートルズ」

1位:ハロー・グッドバイ

アイ・ウィル

ユー・ウォント・シー・ミー

アンド・ユア・バード・キャンシング

ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア

 

「ポールマッカートニー&ウイングス(ソロ含む)」

1位:幸せの予感

アナザー・デイ

マイ・ラブ

カミング・アップ

心のラブソング

 

「チープトリック」

1位:サレンダー

ドリーム・ポリス

ヴォイシズ

オー・キャンディ

甘い罠

 

「スージークアトロ」

1位:ワイルド・ワン

48クラッシュ

アメリカン・レディ

スリルがいっぱい

恋はドッキリ

 

「ザ・ランナウエイズ」

1位:チェリーボンブ

ネオンエンジェル

クイーンズ・オブ・ノイズ

オールナイトでぶっ飛ばせ

アイ・ワナ・ビー・ホエア・ザ・ボーイズ・アー

 

「キッス」

1位:ハードラック・ウーマン

シャウト・イット・アウト・ラウド

シャンディ

エニー・ウェイ・ユー・ウォント・イット

アイ・ストール・ユア・ラブ

 

「ベイ・シティ・ローラーズ」

1位:二人だけのデート

サタディ・ナイト

ロックンロール・ラブレター

イエスタディズ・ヒーロー

ハートで歌おう

 

「アバ」

1位:ダンシング・クイーン

チキチータ

サンキュー・フォー・ザ・ミュージック

ザッツ・ミー

フェルナンド


月29万円

2013-03-11 | 日記

・・・生活保護でもらえる・・・と言うことを聞きましたが、本当かね。

税金も医療費もかからず、これだけもらえれば働かない方が得ですな(苦笑

約30万円のうち、かかるのは家賃と食費か。いい生活だ。

ま、それはそうと、やはり生きがいを見つけて生きていくのは大事だよね。大げさな言い方だけど、それは身近な

ものでもいいよね。楽器を弾こう、曲を作ろう、バンド練習しよう・・・仕事終わったらビール飲もう、ゲームしよう・・。

もうなんでもね、とりあえずの目標があれば色々頑張れるものだからね。

たとえつらい仕事などがあっても小さな楽しみや目標をもって、その日をなんとか頑張って生きる・・・と。

そういうことしかないよね。正直言って今現在はやはり不況で、昔のように、やればやるだけ生活が向上する・・・って

言う状況ではないと思う。昔が良かったとは言わないけど、今はかなり恵まれた環境の人でないとなかなか納得できる

生活は出来てないと思う。普通に頑張れば家が持てる・・・とはとても思えん。

だからこそ、せめて自分の好きなことくらいは許して欲しいよね。そこも許されないんじゃ、かなりキツイだろうな。

または具体的にこれがやりたい・・・などは無くても、愛する人や家族と過ごせることに幸せを感じることが出来れば、

それもとてもいいことだよね。


お仕事

2013-03-10 | 音楽的アドバイス

店に居ると、ずっと緊張しているからライブが終わって帰ってくるとヘトヘトになってることも多い。

バー営業時はもうちょっとリラックスしてるね。もうちょい緩いんで(笑)。

仕事中はリハから、本番まで、まず耳はダンボのように研ぎ澄まして色んな音を聴いている。

いい音にするように・・・ってのもあるし、ノイズなどが出たときに瞬時にどういったノイズなのか、どこから

出ているのか、それこそ誰かの楽器の調子が悪くてジャックから出たノイズか、エフェクターの接触不良か、

はたまたモニターシステムのシールドの接触不良か・・・。上手から出たのか下手からか、また、演奏中は

例えばスタッフがペットボトルをつぶした音さえノイズに聞こえてびっくりすることもある。

それほど、耳は色んな音に自然に反応している。ハウリングもマイクなのかギターアンプなのか、アコなんかも

高音弦でキンとハウることもあるので、何ヘルツを切ろうか、瞬時に判断する。「あのコードのときの2弦だろうな」って

目でも判断する。

リハのときはお客さんがいないから、お客さんが入ったらもうちょっとこうなるな・・・ってのも計算するし、

空調を入れるとそれも影響するのでそれも考慮する。ま、空調は仕方ないけどね。

実はリハの方が静かな分、細かい作業はやりやすい。いいサウンドになるように作るのもリハで出来ないと

本番ではなかなか難しいのでリハの25分間前後が勝負になる。

ノイズなどの特定もしやすいからやはり真剣にやらざるを得ない。そこまでやっても本番で不具合が起こることも

たまにはあるからね。

 

「どうも調子が悪いんですよ」って言いながら、そのままリハも本番もやる人がたまにいるけど、

楽器の電気系統にトラブルを抱えている人は凄く多いね。ジャック部分はとても多い。

ブツッとかバリッとか一番いけないノイズにつながるのでぜひとも直してライブに挑むようにして欲しい。

小さい音でもPAでは何十倍も大きな音で再生するわけだから、それも考えに入れて普段から整備して

欲しいね。

 

このようにライブハウスではPAは色んな音を神経を研ぎ澄まして神経質にやっている。

スタッフはそれの補助と、PA表とかチケットの準備、バンドの要求に答えたり、誰かが困っていないか

これまた結構神経を使って仕事をしているわけだ。バンドさんもスタッフの方が歳が近いと話しやすいかも

しれないしね。

俺もバンド内でコソコソ話しているのを結構聞いている(笑)。本音が出るからね。もし何か不満が出るようなら

反省材料にしないとね。

 

あと、基本的なことかも知れないけどまずは親しくなりたいよね。好きになって欲しいよね、俺たちを。


必要とされると言うこと

2013-03-09 | 日記

人から必要とされているってのは凄く大事なことで、それだけでも生きていくうえで励みになるよね。

結局、仕事にしろ恋愛にしろ趣味にしろ、人とのかかわりの中で、自分を必要としてくれる人たちがいるって

いうのはやっぱり、責任感も感じるけれど嬉しいことでもある。

色んな理由でなかなか外に出れない人たちって言うのも、人から必要とされ、頼りにされれば気持ちよく

動けるしがんばれると思うんだよね。

逆にかなりガッカリするのは、その人にとって必要とされていると思っていたのに、実はそうでもなかった・・・って

ときだよね。自分がみじめにバカみたいに思えちゃうよね。

でも人間って言うのはやっぱり誰かが誰かを必ず必要としているわけで、自分は誰からも必要とされていない

なんてことは絶対にない。君がいるだけで助かっている人はきっといる。

 

自分は必要とされていないんじゃないか・・・とか、役に立っていないんじゃ・・・なんて思っている人は、

絶対そんなことはなく、例えAさんにとってはそうでもないかもしれないけど、君を必要としているBさんと言う人が

必ずいるもんなんだ。

そのBさんに出会うのは簡単かもしれないし、そうでないかも知れないけど、信じて生きていくしかない。

Cさんが出てくるかもしれないし、Aさんがまた現れるかも知れない。


口パク

2013-03-07 | 日記

何やら、TVでのアーティストの唄と演奏による口パクが問題になっているようですが、

まあ、個人的にはもうあきらめていたからねえ、そもそも今はゴールデンにやっているような

歌番組は観ないのでなんとも言えないんだけど、そりゃ、昔みたいに生歌と生演奏だったらいいな。

いいけど、歌はよっぽど特殊な場合を除き、なんとかなるだろうけど、演奏はもう無理だね。

これだけ打ち込みなどの音が入って来ちゃうと、それこそダン池田とニューブリードみたいな生演奏を

やるバンドじゃ不可能(笑)。夜のヒットスタジオなんかでよく歌手の後ろで演奏していた楽団ね。

8時だよ!全員集合の後ろもそうだったかな?違ってたらごめん。

 

昔はね、カラオケってのがないから(概念がない)毎回、生演奏なんで、同じ歌手によってもスピードが

違ったり、時にギターがでかかったり、コーラスが目立ったり、TVから聞こえてくる音は毎回違ってて新鮮だった。

もちろん声もね。ただ、昔は歌手は安定した人が多かったから、大体いつも同じレベルで歌えて、それを聴いていたと

思うけどね。だからレコード聴いてTVみたらガッカリ・・・なんてことはなく、大体同じ。うまい人はどっちもうまいし、

TVでそうでもない人はレコードでもやっぱりそうでもない(笑)。昔はもちろんピッチ補正なんてないから、せいぜい、

ダブルにするくらいだね。当時はボーカルをダブルにするのは結構レコーディングのときに使われていたと思う。

 

こないだ、ナツメロイベントのときに西城秀樹をT☆ROCKSでやったでしょ。そのときやった、「情熱の嵐」って

曲なんだけど、これは1973年の曲なんだけど、正規の音源の最後の部分でベースが明らかにコードを見誤って

2拍くらい音が消えるのね。これでOKな時代なんだよね(笑)。歌さえいい具合に仕上がってればOK。

おおらかな時代だ(笑)。多分テープの関係などでベースだけ差し替えが出来なかったんだろう。今みたいに

トラック数をたくさん使えるわけじゃないから、ドラムと一緒か、何かと一緒のトラックに入っていて修正が不可能

だったんじゃないかな。それでも西城秀樹のシングルレコードを買う人の中でベースがどうの・・・なんて聞いている人は

多分皆無なので(笑)、これでいいのだ。賛成の反対なのだ。

 

時代が進むにつれて生演奏よりも手軽でお金もかからず、システム的にも楽なカラオケってやつが、

出てくるんだけど、確かにいつも同じ音だから安定してるよね。アイドルなんかはだんだんそうなって行ったんじゃ

ないかな。TV収録のときはね。コンサートは違うと思うよ。いくらアイドルでもコンサートでカラオケだったらイヤ

でしょう。

 

TV番組によって違ったかもね。夜のヒットスタジオは基本的に生演奏だったと思う。

ザ・ベストテンなんかは時代的にもそろそろカラオケが出て来たかなあ。紅白歌のベストテンなんかは生演奏の

時代だけどね。

ま、それにしても口パクってのはさすがに滅多になかったねよね。ザ・ベストテンで移動中の新幹線に乗る前に

ホームで無理やり歌う中継なんかもちゃんと歌ってたと思うよ。今やったら怒られちゃうと思うけど。

ただ外タレなんかは演奏することもあったけど、音源流すことも多かったけどね。

 

最近はどうなんでしょうかねえ・・・。Perfumeなんかはあのボーカルエフェクトとあの踊りだからなあ。

Voエフェクトは同時にかけられるかも知れないけど、あの動きで実際にきちんと歌えってのはちょっと

酷かなあ。でもそこまでダンスに重点を置いているわけではない歌手ならやっぱり実際に歌って欲しいかもね。

生声を聞けるってのはやっぱりTVを見る価値があるもんね。そこでズッコケる場合もあるかも知れないけど(笑)。

バンドもそうだけど、最近はCDでドラムに音源を使っちゃうと生ドラムでは再現できないかもね。

ま、トリガーを使ってそれでドラム音源を流せばいいんだろうけど、1曲のために面倒だもんね。

カラオケの方が100倍楽だ。

ただ、どうやら、演奏だけは先に録っておいて、生放送の演奏時は歌だけは生で歌う・・・ってのもあるかも。

演奏を実際にその場でやってるのはあんまりないね。演奏も実際に生放送でやるとなると、マイクのセッテイングなど

非常に面倒だし、演出上やりにくいことも多いだろうから、先に演奏は録っておくのが一番楽。歌だけはバレやすいから

実際に生で歌ってもらうと・・・。そのパターンはよくあったね。最近はわからない。

 

昔、松山千春が「季節の中で」って曲が大ヒットして、でも彼はTVに出ない人だったので、実際に歌ったところを

見たことがなかったんだよね。で、あの曲のサビの一番高いところの「♪め~ぐ~る~・・・」ってところがレコードで聞いて、

高い声が綺麗に出る人だなあって思ってたんだけど、ザ・ベストテンで1位になってついに出演することになって、

実際に見たら、その部分で結構きつそうに顔をゆがめて歌っていたのね。俺は楽々歌ってるのかなあなんて勝手に

想像していたんだけど、その顔が生々しくて良かった。本気で必死に心を込めて歌を歌ってる感じがして。

ギター一本でやった記憶があるけど、これまた違ってたらごめんね。

甲斐バンドが出たときもかっこよかったな。ファンを招いたんじゃなかったかな。甲斐よしひろ、凄く髪が長かった。


Rain

2013-03-06 | 日記

知り合いの若い子が「ビートルズをアルバム単位で聞いているところです」って言ってて、感心感心って思って

いたんだけど、「レインって曲が凄いって言われたんですけどどのアルバムに入ってますか?」って聞かれて、

あ、そう言えばアルバムには入ってないなと。

ビートルズは初期の頃は特に、シングルを買った人が気に入ってアルバムを買ったときに、同じシングル曲が

入っていたら良くないからって理由でシングルカットした曲は入れない主義だったからね。

レインは確かペーパーバックライターのB面だったと思うから、この2曲はアルバムに入っていない。

多分リボルバーの頃だね。

ま、ヘルプとかハードデイズナイトとかちゃんと入っているのもあるけど。

 

なので、シングルなどを集めたベスト盤(通称赤盤、青盤)も買わないと、意外に有名曲は聞けないことに

なるんだよね。抱きしめたいもデイ・トリッパーもヘイ・ジュードも英国公式アルバムとしてはアルバム未収録な

はずだからね。

じゃ、「レイン」は赤盤、青盤に入っているのかと言うと、これまた入っていない。じゃ、どこに入っているのか?

今でしょ!、あ、間違えた。

「パストマスターズVol.2」だね。ここに入っている。パストマスターズのVol.1にも初期の有名シングル曲が

入っている。BOXで発売された中にこの2枚も含まれているんで、やっぱりこれも押さえておけってことなんだろうな。

高校生の頃、このアルバムでレインのぶっとびベースを聴いて驚いたもんだ。

 

よっぽどビートルズを毎日聴いているかのように思われているかも知れないけど、実はそんなことはない。

変な話だけど、好きすぎてあんまりしょっちゅう聴いて飽きるのがイヤなんで、たまにしか聴かない。

だから意外と、あの曲どこに入っていたっけ?ってことも多い。後期は覚えているけど、初期は結構あやふやな曲も多い。


タイタニック

2013-03-05 | 日記

割とこの映画は好きなんです。みんなバカにしてたけどね。TVでやってて久しぶりに観た。後編だったけど。

確かにストーリーはなんもない。ディカプリオがかっこ良すぎる、純愛過ぎる、海なのに波が静かでプールみたい・・・

なんて色々と突っ込みどころもあるんだけど、この映画の楽しみ方は後半船が沈みゆく過程で、様々な人間模様が

それぞれたくさん描かれていて、それを想像しながら観ることかな。そこを無視してストーリーだけを追うとまるで

面白くない。

 

印象に残ってるシーン、好きなシーンは、ローズが救命ボートに乗って、ジャックはタイタニック号に残ってて、

救命ボートがゆっくり船から降ろされるときに下からローズがジャックの顔を見ていて、そのジャックの顔の後ろに

救助を知らせるための花火が打ちあがるシーン。スローモーションになるんだけど、ローズを見ているディカプリオの

やさしい顔が切ない。

もう一つは、沈みゆく船の上でパニックになってる乗客をしり目に演奏を続ける楽団のシーン(一回解散するけど、結局

戻ってきて演奏を続ける)と、そのあと船の下の方に閉じ込められて、もう助からないんだけど、ベッドの上で母親が

子供たちに物語を聞かせてるシーン。絵本を読んでいたかな?

こう言った、物語に関係ない人たちの関係ないシーンでその人たちにも色んな人生があったはずなど色んな想像を

しながら観ると大変な情報量の多い密度の濃い映画になる。

ジャックが静かに沈んでいくシーン、そのあと笛を吹いてローズが助かるシーンもやっぱり印象に残るな。

全編に流れるケルト音楽風(?)の曲も凄くいいよね。あれ聞くと涙腺が・・・って婦女子も多いことでしょう。


ジェームズ・キャメロン監督はやっぱり映画作りはうまいなあと思うんだけど、これだけ長い映画だと絶対ダレて

くると思うんだけど、ちゃんとそろそろ飽きるかなあって頃に印象的なシーンを入れてくるんだよね。

たまにつまらないシーンがやけに長い映画ってあるじゃん?あれはこっちが悪いんじゃない、作り方が悪いんだ。

ステージと同じ。飽きるってのは聞く方が悪いんじゃなくて演奏者の責任。


ちなみに当時レーザーディスク買っちゃいました。

あと、確か初めにタイタニック号が接岸しているシーンで、実際のときと左右を逆に作っちゃったらしんだよね。

で、どうしても忠実にやりたいからって言って、フィルムを左右逆にしてそのシーンをごまかした・・・って話が

あったような気がする。レコーディングしたあとにドラムのパンを左右逆に入れ替えるみたい(笑)。


3.11

2013-03-04 | 日記

もうすぐ東北地方太平洋沖地震が起こった日になりますね。

きっと毎年色んな特集を色んな所で目にすることになるでしょうね。

あれからT☆ROCKSでも募金などを行い、赤十字や町田鶴の羽の会などを通じて随時送らせて頂きました。

 

きっと皆さんも当時の色々な思い出があるでしょう。その瞬間のことも鮮明に覚えているでしょうね。

確かに個人的には初めてと思うくらいの大きい揺れを何度も感じて、これはヤバイな・・・とその瞬間は思いましたね。

その後もしょっちゅう揺れて、普通に椅子に座っていても「揺れているんじゃ・・」って錯覚するくらい。

それは仕方ないとしても、その後の計画停電ってやつがきつかったね。仕事に行って途中で帰ってきて、

部屋で布団にくるまって寒さに耐えると言う、今考えるとかなりな異常事態。日本人でなければ暴動でも起こって

たんじゃないかと思うよ。みんな不平不満も言わず(言っても仕方ない)ちゃんと従ったもんね。考えると凄いことだよ。

特に工場とか、客商売の仕事は大打撃。完全に生産はストップするわ、お客さんは帰さなきゃいけないわ・・・。

もちろんT☆ROCKSも全滅。そりゃそーだわ。ライブどころじゃないよね。こっちもいつ停電するかわからないし。

その後も「停電したら保証は?」って言われたことも少なからずあったけど、東電に聞かないとわからない。

申し訳ない。もちろん無料で延長OKだけど。電気止めるときはいきなりバツッと予告もなしに落とすからね。

ライブ中だったら悲惨だよ、本当に(苦笑)。毎日何時に停電するのかチェックしないといけなかったしね。

ガソリンもなくなるから車使えないし、水や食料も危なかったよね。

 

もちろん地震の被害が大きかったところの人たちに比べたら、まるでなんてことない環境なんだろうけど、

こっちの人たちも生きていかなければいけないからね。ただでさえ不況だったのにますます落ち込んだよね。

実際進路が変わった人も多いだろうな。会社、勤め先などつぶれたところも多いだろうし・・・。

都内は計画停電から外れてて、もちろん首都機能を失うわけにはいかないと言う大義名分があるわけだけど、

薄着のTVキャスターを見ると、他人事だなあと思ったね。

現地で親しい人を亡くした人もいる・・・家を・・・財産を・・。

 

何がいいのか悪いのか、信仰は関係あるのか、日ごろの行いか・・・もうすべての価値観が崩れた出来事でも

あったよね。

その時からだんだん、自分のするべきことはなんなのか、それ以外のこともやってる余裕はあるのか、色々

考えるようになったかなあ。

みんなもそうでしょ?まさに「いつやるの?今でしょ!」状態(笑)。

バンドやりたければやればいいし、会社辞めたければ辞めればいい。離婚したければすればいいし、結婚したければ

すればいいよね。好き勝手に生きるわけではないだろうけど、なんか漠然と我慢していたかなあ・・・とか実は

やりたいことがあった・・・と思っていたら考え直すことも大事かもなあと思った。


若者たち

2013-03-04 | 日記

なにやら、昔のTVドラマみたいだな(笑)。

最近自分のブログ読むと若者が嫌いみたいになってるけど、そんなことはもちろんないんですよ(笑)。

むしろ理解したいと思うんだけど、よくわからないのは、演奏が終わった後、「どうでしたか?」って聞いてくるじゃん?

まだあまり俺と親しくないバンドさんなんかはちょっと遠慮がちに。で、こっちも色々いいところと、改善した方が

いいところなどを言って行くんだけど、大概おとなしく聞いて、返事もしっかりしてるし、きちんとした態度なんだけど、

例えば「その辺はどう考えてるの?」って聞いた時に、どうもハッキリしないときも多くて、こっちも一所懸命アドバイス

するんだけど、のれんに腕押し状態になることも多くてさ。

「あれ?大丈夫かな?」って思うこともたまにある。もっとね、グイグイ来てもいいんだけどね。

それに「どうでしたか?」って聞いてきて、でも内心は「褒めてね、ひどいことは言わないでね」って考えてる人も

いるかも知れないじゃん?(笑)。俺、そこまで心理読めないからさ、普通にいいところと悪いところ言うけど、

それで大抵は「なるほど、わかりました、勉強になりました」って言ってもらえるんだけど、たまに黙っちゃう人も

いてさ。全然きつくは言ってないしフォローもする言い方していると思うんだけどさ。多分考えちゃうんだな。

で、それはいいんだけど、言われたことに自分だけで完結しないで、言った人のことも考えようよ。

そこまで頭回んないか。「なるほど、そうっすねー」くらい言ってあげないと、相手も弱る。

相槌ってやつな。普段の会話でもそうだよね。返事しない人ってたまにいるよね。返事って言うか相槌か。

コミュニケーションブレイクダウンだぜ(笑)。

 

話は戻るけど、俺もアドバイスするときに数学ではないから正解と不正解がきっちりわかれているわけではないから、

微妙な部分は「それはあえてそうしてるの?」って、聞いて、そうなら尊重するようにしてる。

頭ごなしにこっちで決めつけないようにはしているんだけどね。

自由に出来きて、自分の個性を出せるのが音楽活動なわけだから、頭ごなしに俺のルールに乗せるようなことは

絶対に言わないんだ。あくまでこうした方が効果的、客観的にはこう見える・・・などのアドバイスだよね。

その中で「そこはあえてそうしたいんです」ってなれば、それでいいんだ。そういってくれるとありがたい。

 

でもどんなミュージシャンでもいいところは絶対にあるんだよね。そこをしっかり見て伸ばしてあげたいよね。

悪いところが例えばそれが技術だったら、一番簡単で、練習すれば良くなっていく。ステージングだったら、

心を込めてお客さんに届けるようにやるとかパフォーマンスはこういう動きをした方が効果的とか、

アレンジはライブの場合はこうした方がいいとか、色々考えられる。良くなる要素は無限にあるよね。

向上したいと思っている人なら、今はまだまだでも絶対に良くなるから。

まずはいいところを見つけて磨いて、同時に弱点を直していけば早く成長するね。

俺、いいところを見つけるの得意だよ。絶対見つけてやる!!!!