教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

T☆ROCKSリペア部門

2013-04-17 | お店情報

正式に発表するのはもう少し後になるかと思いますが、T☆ROCKSでは楽器のリペアを行う業務を

請け負います。

つまりT☆ROCKSにリペアをして欲しい楽器を持ってきてくれれば、、安心して、安価で修理や改造が出来ちゃうんです。

私が責任を持って預かりますので安心ですよ。

知らない楽器屋さんに持ち込むのはちょっと不安があるなどの場合はぜひ相談してください。

楽器屋さんより預かる期間も短い場合がほとんどだと思うしね。

もちろん相談だけで実際に何もしなければ無料ですよ。

毎週、水曜と金曜にT☆ROCKSのオープンマイクバーの時に受け付けます。

その他の日や時間がいい場合は連絡してください。

 

実際に楽器を扱うのは「楽器工房KOMU」と言うところです。

取扱い可能な楽器は主に弦楽器全般、E.ギター、A.ギター、ウクレレ、ベース、民族楽器(応相談)、アンプ(応相談)、

などです。その他、ミキサー関係なども応相談で修理可能な場合もあります。

下は目安としての金額です。かなり低い金額からやっていますので、どうも調子が悪い、改造をしてみたい、など

ありましたらぜひ持ってきてみてください。

特に水曜日は、KOMUのオーナーさんも来店予定ですので直接話を聞いてもらえる可能性が高いですよ。

(出来れば事前に連絡いただけると確実です)

 

個人的に思うんだけど、みんな楽器にトラブル抱えてる人が多すぎ。そしてみんな無頓着すぎる。

もうちょっと調整すればもっと弾きやすくなって無駄な力も入らず、その結果いいプレイが出来るって場合が

多いよ。弾きにくいと指が引っかかったりしてリズムが狂うし、音やバランスが悪い楽器もそこを補うような

演奏をしないといけないのでストレスがかかるからね。

 

ぜひぜひ相談に来てください!!


よいこのあゆみ

2013-04-17 | お店情報

まだサンプル段階ですけどね、こんなものを作ってみました。

これをT☆ROCKSに置いて、希望するバンドやアーティストさんにはライブ終了後、こっちで記入して渡そうかなと。

言葉で伝えるのもいいんだけど、一度に色々言われると忘れちゃうかも知れないからね。

これだと単純でわかりやすいでしょ?ま、こんな単純な話では終わらないんだけど、一応の目安にはなるでしょ?

ちょっとふざけているように思われるかも知れないけど、大真面目ですよ、私は。

だって本当に、うまいけど音が悪いギタリストや、音のバランスが悪いバンド、パフォーマンスがまるで出来ていない

人、声質はいいのに音程がいいかげんな人・・・などなど、自分たちの事が見えていない人がたくさんいるんでね。

「あなたはこの部分は3点ですよ」なんて言われたら少しショックかも知れないけど、言われないとずっと気づかな

かったりするでしょ?逆に「ここは8点もついてる」とかいい部分は励みにもなると思うんだよね。

 

あくまで、希望する人のみね。

音楽は何も必ずしも修行みたいに上を目指さなければいけないなんてことは無くて、楽しむためにやるのが

一番なんだから、むしろ、これを使いたいと思う人たちは特殊な人たちかも知れないんだけどね。

でも、上を目指す人たちには真剣に大真面目に、気づいたことはしっかり伝えて行こうかなと思うわけ。

いつも、ライブ中は終わった後に何を聞かれてもいいようにメモ取って、PA表にサクサクと記入しているんだよ。

で、終了後、どうでしたか?って聞いてくる人たちにはそれを見ながらアドバイスする。

音楽をやっている人の見かたと、そうでない一般の人の見かたって言うのがあるので、その両方の

立場に立って意見を言うようにしている。それ結構大事なんだよね。「そんな小さな部分は演奏する人しか

わからない、それよりも一般人にバレるようなことはするな」とかね。

もちろんバンド側から何もアクションが無ければ、何も言わない。それでいいんだ。楽しく終わって楽しい気分の

ままで帰ってくれれば一番いいからね。

 

さて、それでは問題の新アイテムを紹介しよう!

まあ、もっともっと細かい項目も設けたいんだけどね。あんまり多いとこっちも全部書ききれないんで。

PAやりながらだからさ。


ステージ上の音場を考える

2013-04-15 | 音楽的アドバイス

HPにUPしようと思っていたんだけど、先にこっちにサクっと載せるね。

ライブハウスのステージ上って練習スタジオとどう違うの?って疑問ってきっとあるよね。

俺も出始めの頃あんまりわからなかったもん。それを説明しようと思う。

ま、そんなに大差はないんだけど、アンプの向き、モニター環境などが違うね。

T☆ROCKSのステージ上の見取り図を描いてみた。

                             客席

 

 

うちはこうなっているけど、モニター関係は大体どこも基本型はこんな感じ。

上手と下手のモニターは真横に設置してステージ内を向いている場合も多いね。そしてキーボードアンプは

置いていなくて、モニターから音を返す場合も多い。

出来ればキーボードアンプがある方が有利だし、演奏者が音が聞こえづらくなってもアンプのボリュームを

上げて対処できるので安心だ。

 

さて、うちの場合のモニター環境で説明してみようと思う。

いったいステージ上の音はどういう風に流れていくのか。答えはCMのあと!このあとすぐ!

 

ま、想像できるとは思うけど、こんな感じでやや中央に向かって音が進んでいく。

もちろん音の大きさによって、さえぎられる場合もある。例えばドラムの音がアンプから出ている音に

影響を及ぼすことは想像できるだろう。

T☆ROCKSのような音像でPAさんがまず作るモニター環境は、Voなどの音量を増幅できない音を

モニターから優先的に返して、元から音が大きい楽器(ドラムなど)と、アンプで増幅できる楽器は

モニターからは返さない場合が多い。ボーカルを聴きやすくするためだね。

で、上の図でわかるように、ギター、ベースともにアンプはセンターに向いている。

この「向き」を調整すればセンターボーカルの人はある程度は自分の好みの音場を作り上げることが出来る。

ギターがうるさく感じれば、「音を下げて」と頼む選択肢もあるし、「アンプの向きを変える」と言う選択もある。

音を下げるのがイヤなギタリストでもアンプの向きを変えるのはOKと言う場合も多いだろう。

そしてその場合に問題になるのはボーカル以外のメンバーに聞こえづらくなる可能性もあると言うことだね。

例としてマーシャルアンプをセンターボーカルに当たらないように、客席側へ向ければ、下手側にいるメンバー、

ベースやキーボードなどがギターの音をモニターしづらくなる可能性があると言うことだ。

問題がなければそれでOKだが、どうしてももっとギターの音が欲しいとなれば、「ギターアンプの音量を上げて」と

なるか、「モニターからギターを返して」と頼むかの2種類だと思う。アンプの音が小さすぎれば上げることで

対処できるし、すでにいい線まで行っている場合は、モニターに頼ることになる。ドラマーの立場も同じ。

ただ、当然ボーカルと一緒にギターも返ってくるので、歌は多少聞こえづらくなる。

センターボーカルのモニターには当然ギターは返していないから影響はないよ。

 

こうやって音場を少しずつ自分好みに作り上げていく作業をリハーサルでやるのが本当は筋。

本番の練習をしてもいいけど、それはよっぽど音場に問題がなく余裕がある場合だね。

で、上記したように、まずボーカルさんが一番歌いやすい状況になるように考えてあげよう。音量と同時に

「角度」を少し変えてあげるだけでも劇的に変わる場合も多い。そうするとVoさんは無駄に声を張り上げなくても

良くなるのでいいステージが出来る可能性が高くなる。

ギターボーカルの人もそうだよ。自分の楽器の音が大きすぎてそれに負けないように大きな声を張り上げなくては

いけない・・・なんて自分で自分の首を絞めているような行為はバカげているのでちょっと頭を使ってみよう。

モニターを上げればいいと考えがちだけど、自分の楽器の音が大きすぎる場合は、その音もマイクが拾って、

モニターから帰ってきちゃうこともあるからね。頭を使おう(2回目)。

また、このくらいの広さのステージだとドラムは返さないほうがベターだとは思うな。

よっぽど非力でない限り生音で十分。ただ例外があるとしたら、下手側にもギターさんがいて、ベースさんも

いるので、二人の音が出ているのでドラムが聞こえづらいと言う場合。これはありうるかもしれないね。

 

また、T☆ROCKSの場合は4系統のモニターになっているので、上手側、センター、下手側、ドラム側の4系統を

別々に音量調節が出来る。下手側に上手ギターを返し、センターには自分の声だけ、ドラム側にはベースを

大きく、上手側には上手のコーラスを大きく・・・なども可能。

下手側にモニターが2台あるが、これは系統が同じなので、ここは同じ音像になる。

センターモニターの2台も同じ。

場所によっては2系統のところもあるかも知れない。その場合は振り分けがどうなっているかはわからないけど、

「ここだけにギターを返して」ってのが無理かも知れない。同時に違うモニターにも返ってくる可能性がある。

 

ま、こんな具合にステージ上では、モニター、生音、アンプの音量と角度、などを工夫して自分に都合のいい

音場を作り上げていくことが大事で、かつ素早くこれを行わなければならない。

コツは「いらないものは返すな」だろうね。これ、大事。T☆ROCKSはよく言われるんだけど、結構タイトに

音が響くように作ってある。デッド気味ってやつね。反響があまりないようにね。反響があると分離が悪くなるので

音を作りづらくなるからなんだけど、俺も色んなライブハウスでやったけど、中にはボワーンと音が回って

くる場所もあるからね。ミスってもあんまりわからないんで楽なんだけど(笑)、自分の音は聞き取りづらかったりする。

そういうところであれこれ色んな物を返すと、ますます混沌としてしまう。


迷曲

2013-04-13 | 日記

歌ってる本人たちにまったく悪い感情などは持っていないし、ファンの人たちにも同様なんだけど、

華原 朋美の「I'm proud」、安室奈美恵の「Can you celebrate?」っていい曲か?

みんな大好きで超名曲みたいな扱いになってるけど、俺はダメだなあ。

詩もメロディもどうも恥ずかしい感じに聞こえる。どうしても幼稚で恥ずかしくなってしまう。悪気はないんだけど。

「♪体中から涙こぼれていたあ~・・・」って歌われてもなあ。

小室さんの詩って「なんとかだった」「こうだった」「ああだった」って自分の大変だった過去を説明するの多いよね。

多分世代の差だな。あと10歳くらい若かったら、いい曲に感じたのかもしれない。

安室は沖縄の曲もあったね。あれも同様だなあ・・・。沖縄サミットでプーチンなんかの前で歌わされた気がするけど、

気の毒だったな・・・。もうちょっとまともな曲だったら良かったのに。

Sweet 19 blues」ってのも個人的にはヒドかったな。あくまで個人的意見よ。

でも小室さんっていい曲もいっぱいあるんだよな。全部は知らないけど、「あ、凄くいい曲」って思う曲も

結構あったもんな。不思議なもんだな。ポップで人のかけない曲をかける人ではあるんだよな。

俺ごときが偉そうで申し訳ないんだけど、個人的感想ね。


結婚式で「Can you celebrate?」をかける人も多かったんでしょ?確かにぴったりだね。

俺がダンナだったら止めると思うけど(苦笑

ちなみに俺はKISSの「Beth」とポールマッカートニーの「My love」をかけたよ。なんか大事な場面だった

と思うけどさ。随分昔の話だから忘れちゃったけど(笑)。

ま、人それぞれだからね。他の人から見たらダサい選曲ってなることもあるだろうけどね。

「♪エンダア~イヤア~・・・」よりはいんじゃない?(笑)


歌詞2

2013-04-13 | 音楽的アドバイス

続きなんだけど、歌詞って小説なんかとは違って、ストーリー性よりも「単語」ってのが凄く大事になる場合も

あるよね。歌える文字数が限られているので、「単語」で多くを語る必要があるね。

小説なんかだと色んな言い回しでいくらでも説明がつくけど、歌詞の場合は制限があるからね。

「日が暮れた・・・・」って言うより「たそがれ」とか「夕日が・・・」とか色を連想する単語を使う方が、その曲の

印象が強くなる気がするね。

「寒い一日だった・・・」って説明するより「木枯らしが吹いていた」とか「コートの襟を立てて」なんかの方が

情緒もあるし寒そうな感じがするよね。例えが昭和の歌謡曲になっちゃったけど(笑)。

 

そんな感じに「歌詞」って物はなんか普通の文章や日本語、文法とかを超越したジャンルじゃないかと

思うんだな。たまに意味不明だけどなんとなく心に残る歌や歌詞ってあるじゃない?あれ不思議だよね。

やっぱりメロディってものがあってそこに意味がある単語が載ることによって新しい表現方法になっているんじゃ

ないかと思うね。

最近の直接過ぎる歌詞と言うか、単語の羅列は閉口するけど、歌詞、単語とメロディって凄い力を持って

いるんで、どちらかと言うと、「意味が通じるけどインパクトが弱い」より「意味不明だけど心の残る」歌詞の

方が曲として聞いた場合、いいときもあるので、そこは小説的に考えるのではなく、あくまで、曲として、

音楽として考えた方がずっといい。

 

ごくたまにね、「不自然だったので」とか「子供っぽかったので」などの理由で、歌詞を変えましたって言われて

聞いてみたら、意外と普通になっちゃって、前の方がインパクトがあったな・・・なんて場合もたまにあって、

不思議だなあって思うよ。だって確かに直した方が理路整然としていて、きちんと出来上がってる。

だけど、歌として聞いたとき、前の方が心にグっと入ってくる強さがあるなあ・・・って場合もあってさ。

そういうのって、文法とか文章とかストーリー性とかじゃないんだよね。きっと「単語」だよね。

説明文になっちゃうとピンと来ないんだな。歌の場合ピンと来るか来ないかは結構大事だよね。

単語のもつインパクトと発音はこと「歌」に関してはかなり重要事項のひとつなんだね。

 

それともう一つ「語尾」ね。この「語尾」ってのも結構大事だと思う。

フォークソングの特殊な語尾の一つに「~なのです」って流行った時が合ってさ。言ってることがまったく

同じでも「~なのです」って言われると独自の言い回しになってなんとも当時は若者っぽくオシャレに感じたものだ。

内容がどうのこうのよりも、この「なのです」だけでその曲のイメージがバシっと決まっちゃう。

 

以前にT☆ROCKSで、あるアーティストの曲で語尾が「~だもん」って締めくくる歌詞があって、それが「~から」に

代わっていたのね。確かに変更後の方がまとまっているんだけど、「~だもん」のインパクトにはかなわないんだなあ。

だって「だもん」だよ。こりゃ、強いよ!

ま、イメージ的に変えたかったんだろうから、それでいいんだけど、語尾をちょっと変えただけでこんなにも

大きく変わるのかと、歌って深いな~と思ったよ。メロディと単語の組み合わせは本当に凄い。

 

「発音」に関しては歌ではないけど、小島よしおの「はい、オッパッピー」がいい例だな(笑)。凄い破壊力。

破裂音だから強力なインパクトがあるって分析がされていたけど、確かにこれが例えば「オットットー」だったら

ここまでのインパクトはないな。


歌詞

2013-04-13 | 音楽的アドバイス

歌の歌詞について、考えてみたいのだが、個人的な考えで言うと、歌詞はメロディよりも低い位置にいる。

俺個人の意見ですよ。例えば自分の歌で、「君が好き」と入れるとメロディに不具合が出る場合、平気で

「君が嫌い」に直してもOKなくらい、歌の歌詞に関しては無頓着だったりする。

あくまで自分の歌に関してだけど。

まあ、でも歌詞に凄く感じ入ることも確かにあるし、両方プラスで泣けるほどいい歌になるのもよくわかってる。

昔のフォークソングとかね。歌詞が物凄く大事。もし「神田川」が金持ちの歌だったらどうにも情緒がないし、

「22歳の別れが」別れない歌だったらシャレにならん。また、「イマジン」が、君が好きだぜベイベーって歌だったら

こんなにヒットしてないだろう。

まあ、洋楽も良く聞いていたんで、余計にね、別に歌詞の内容がわからなくても曲が良ければいいやって

思う場合も多かったと思うんだけどね。第一、昔は結構訳詩が無い場合も多くて、シングルレコード買っても

英詩は載ってるけど、訳が載ってないことも多かったんだ。

大好きなスージークアトロの新曲を辞書片手に訳したもんだ。

まあ、そんなんだったんで歌詞がメロディより勝っちゃうと実はあんまり好きではない。

好きでないパターンの一つに虎舞竜のロードみたいな歌詞が物語になってるパターン。「ANAK(息子)」とかさ。

例えが古いな。

曲のダメだしではなくて、あくまでそのパターンの歌詞が好みではないってことだけどね。

物語すぎるとどうもね。さだまさしの「雨やどり」とか「関白宣言」とかさ。

一回聞いちゃうとネタバレしちゃう歌ね。「結局、死んじゃうんでしょ?」みたいな・・・。

あとはあんまりメッセージ性が強いのもどうもな。日本はあんまり政治的にメッセージがこもった曲って

少ないんだけど、海外はよくあるよね。戦争が多かったからかな。ベトナム戦争に関しての曲は多かったね。

俺は子供だったし、日本人で戦争が身近でなかったからピンと来なかった。

古いフォークソングはメッセージ性が強いけどね。いつの間にか色恋沙汰を歌うようになったけど、それでも

メッセージ性は割と強い曲が多いと思うな。

 

もう英語の場合はさ、メッセージ性が強かろうとデタラメだろうとあんまりわからないからね。

ビートルズのポールの歌詞は適当なのが多いって、確かに訳詩を見ればわかるんだけど、

結局メロディが良ければ気に入っちゃうんだな。日本人だからね、内容はないよう。

 

でも当然、メロと詩がいいのは最強にいいことなんで、オリジナルを作っている人はぜひがんばって、

いい詩を書いてほしい。説得力ないかもしれないけど、両方が合わさって、ジーンとくるいい歌ってあるもんね。

特にソロでやっている人なんかはその人となりが出るからね。等身大で自分の心情を描くか、想像で書くかは

自由なんだけど、自分が「これしかこのメロには合わない」って感じる歌詞、言葉を入れるようにしよう。

絶対、ピッタリくる単語ってあるもんなんだよね。

 


虹伝説

2013-04-11 | 日記

最近、グラハム・ボネットとジョー・リン・ターナーがライブをやったそうだ。

中野サンプラザだったかな・・・。二人同時にね。レインボーやパープル、アルカトラズなんかの曲をやったんだろう。

40代以上のハードロック好きにはこの二人と、ロニー・ジェイムス・ディオ、イアン・ギラン、デビッド・カバーデイル、

グレン・ヒューズなどのリッチー・ブラックモアと縁のあるボーカリストにはかなりの思い入れがある人が多いだろうね。

特にグラハムとジョーリンはリッチーがパープルを辞めた後、レインボーでの中期、後期と、よりマーケット的に成功を

おさめたときのボーカリストだから、人気もあったしかなり印象に残っている、なかなかの大物アーティストだよね。

でもまあ、時代は流れ、この二人がパックで来日して、一緒にレインボーの曲を歌うわけだ。

しかも2階席は封鎖されていたらしい。

そうか・・・この二人くらいじゃそんなに人集められないか・・・。まあ、バックも日本人だしな。

AKBだのユニクロ、もとい、ももクロとか騒いでいる国じゃ、時代遅れも甚だしいよな。

かわいくないもん、二人とも(笑)。今、世界中は”かわいい”がキーワードだぜ。

↑80年代頃のグラハム・ボネットね。

これは結構あとだな。1990年代か・・・?。ジョー・リン・ターナー。

 

いまいちピンと来ない人に説明すると、グラハムは「オール・ナイト・ロング」とか「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」なんかで

ヒットしたね。ジョーリンは「アイ・サレンダー」とか「スポット・ライト・キッド」とか・・・。

それでもあんまりピンと来ないか(苦笑

ちなみに「オール・ナイト・ロング」は当時メンバーだったドラムのコージー・パウエルがコマーシャル過ぎるから

嫌いって言ってた曲。多分「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」も好きじゃなかったろうな。

でもラジオでかかることを狙っていたリッチーの戦略は当たって大ヒットしたね。曲がいいもん。

リッチーの何が凄いってギター演奏で凄いと思ったことはないんだけど(ギタリストじゃないんであんまり興味ない)

曲作りが抜群にうまいってことだよ。ポップなやつもヘビーなやつもとにかく楽曲、メロディがしっかりしてて凄く

かっこいい曲を作る。「レインボーに捨て曲なし」って名言があるくらい。(全曲は知らないんだけど)

でも皮肉にもこの2曲のPVでのコージー・パウエルの叩き方のかっこよさって相当だよ。

手首をクイってひねってシンバルを叩くのが凄くかっこいい。コージーが大分ドラム人口を増やしたってのも

当たってるよね。こんなかっこいいドラマーあんまりいなかっもんな。日本ではYOSHIKIか?ま、賛否両論は

あるだろうけどカリスマ人気によって、楽器をプレイする人が増えることはいいことだ。

 

それにしてもグラハムが65歳でジョーリンが62際だって?冗談みたい・・・・。いや、グラハムはまあ、そんなもんかって

気もするけど、あの若々しくて美少年然としていたジョーリンもあんまり変わらないの?

10歳くらい若いと思ってた。

 

16分音符で下品にバタバタバタ・・・ってツーバスをやりだしたのはこの人が最初かな?(笑)。

手をクロスして叩くのがかっこいいんだよね。

ユーチューブで「オール・ナイト・ロング」、「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」を検索!

 

ちなみに、コージーはもういない。そしてディオも近年亡くなった。

ついでの話で申し訳ないけど、ディオは個人的にもっともすぐれたボーカリストだろうなあと思う。好き嫌いはあるかも

知れないけど、あの圧倒的な歌唱力、声量に加えて、表現力も凄いもんね。もうお腹いっぱいってなるくらい(笑)。

以前、エアロスミスの「ドリーム・オン」を歌ったことがあって、アウトロのサビで1オクターブ上がるところが

あるんだけど、スティーブン・タイラーは裏声シャウトなんだけど、あそこ地声で歌っちゃったもんなあ。


感情

2013-04-11 | 日記

結局、気の持ちようでなんとかなる・・・ってのは確かに正論ではあるね。

自分がマイナスの感情を抱かなければ、生涯幸せでいられるわけだからね、極論を言えば。

不幸な出来事など存在しない、そう感じているだけだ・・・と。

ま、ちょっと極端ではあるけど、自分でうまくいかない出来事やイライラすることを大げさに自分の中で

処理していると、そういうクセがつくと言うか、そういう人生で終わる。

良くない出来事でも「そんなに大したことではない」と気持ちを切り替えてすぐに良い気分になれることを

探して処理すれば、良い気分の方が多い人生になると。

どちらがいいかは、そりゃ後者だよね。

 

でも、確かにね、俺も結構悲観主義なところがあるんで、「どうせダメでしょ・・・ほらね」みたいな典型的な

ペシミズム主義の思考になりやすいんだよね。子供のころからそう。あまり多くを期待しない。

その方がハズレたときに落ち込みが少ないからね。予防線を張っておく。

でもね、最近もうちょっと考えを改めてみようかなと。急に180度変えることは無理だろうけど、クセをね、

ちょっとずつ直していこうかなと。

それには感情をうまくコントロール出来るようにならなければいけない。

何か物事につまづいても、致命的でなければ「ま、いいか」とか「これはいい意味でこういう現象が起きている」

とか気にしないとか、いい方に考えて「やっぱり俺はダメだ」とか悪い感情に支配されないようにする。

常に良い感情でいるクセをつけようとしているわけだからね。

 

それと、自分以外をなるべく責めないようにする。これも最近心がけてるんだ。

悪い感情を相手にぶつければ自分に返ってくるんじゃないかと、そういう天に唾を吐くような行為は

止めようと思っているわけ。もちろん聖人君子じゃないから100%は無理だけどね。

この前、車で移動中に、住宅街の道路に工事中の車が止まっててさ、通れないわけ。

いや、実際にはギリで通れるくらいにはスペースを開けて停めていたんだけど、これが微妙でさ、

俺運転ヘタなんで、「ここ通れないだろう・・・」と思ってクラクション鳴らしたんだよね。

そしたら、工事関係者が出て来て、例えば「悪いね」くらい言ってどかしてくれたり、会釈してどかしてくれれば

いいんだけど、怪訝そうな顔して「なんだよ、通れるだろう・・・」とかブツブツ言いながらどかしやがんの。

頭きちゃってさ、そこを通過した後に、車止めて、文句言ってやろうと本気で思ったのよ。

もちろんケンカしても負けるけど、「テメエのとこの管理会社か親会社に電話してやるからな」って

物凄く卑怯なこと言ってビビらしてやろうと思ってさ。圧倒的にこっちが有利だし。

もうホント、ギリまでそうやろうと思ってたんだけど、ふと考え直してやめたんだよ。

それやっても結局あまり気分良くないし、悪い感情が自分の人生に残るし、逆の立場だったら、俺も

内心「面倒くせえな」ってきっと思ったろうし、相手も一所懸命働いていた途中だったわけだし・・・・。

とか思いなおしてさ、結局はそのまま何もしなかったんだけど、それがどういう意味かはわからないけど、

多分正解なんじゃないかな。自分の立場からしか相手を見ないで、相手にちょっとでも非があれば攻撃する

ってクセをつけちゃうとそういう人物になるかもって思うね。

たまにいるでしょ?人の攻撃ばっかりしたり、自分より劣ってる人物を見つけて自分の優位性をアピール

する人。そういう人の口癖は決まってるんだ、「あんなの大したことないよ」。

だからなるべくね、感情をコントロールして、考え直して、いい方向へ考えや感情を改めるようにする。

繰り返しになるけど、100%は無理なんで、怒っちゃうこともあるとは思うし、たまには人を避難しちゃうことも

あるだろうけど、そういう心掛けをだね、しようと思ってる。

 

また自分がとても恵まれていて、周りに感謝をすることも忘れないようにしたいと思う。

T☆ROCKSに来てくれる人たちは本当にみんな素敵な人ばかりで、こっちがみんなのファンになってしまうくらい

イカした人たちばかりなんだよね。中にはイカレた人もいるかも知れないけど(笑)。

こんなに素敵な人が周りにいて、なんて恵まれた仕事場なんだろうと。

素敵な人たちが集まってくるとさらに素敵な人たちが集まってくるよね。類は友を・・・ってやつだ。

 

たまには無理な注文をする人もいるにはいるんだけど、それも悪気はないからね、知らないで簡単に頼むだけだ。

で、そんなのタダで出来るわけねーだろって言うのも簡単なんだけど、一度考えてみて、うまく工夫すれば

なんとかなるようだったら少し泣いてやってあげる。それで相手が喜んでくれればいいじゃん。

あくまでこっちがほんの少し面倒なくらいならね。あまりに理不尽なことはさすがにやりませんけど。

まあ、明らかに足元見てんな、コイツって人もたまーにはいるんでそういう人にはちょっと警戒するけど(苦笑

 

まあ、そうは言ってもね、多分血気盛んな若いうちは難しいかもね。

やっぱりナメんじゃねーって気持ちが強いでしょ?男は特にね、つっぱって生きて行かないとダメだもんね。

「♪つっぱることが男のたった一つの勲章だって、この胸に信じて生きてきた・・・」って歌もあったくらいだし(笑)。

でも本当は虚勢を張るクセは直した方がいいな。たまに凄く自然体で生きていて、凄く男らしい人っているでしょ?

ああいうのがかっこいいし、人間として自然なのかなって思うね。

みんなも周りに愛情を注げるくらいの人物になろうぜ。

そして自分も愛してあげる・・・と。でもこれが難しいんだなあ。みんなはどうなんだろう?俺は昔から自分が

好きではなくてねえ。ちっさい人間だなあと思っちゃうし、周りのみんなは立派だなあってコンプレッサー、もとい、

コンプライアンス、もといコンプレックスが大きくてねえ。

ここも克服しないとだな。


勝負

2013-04-10 | 日記

野球やサッカーなどのスポーツ界、競輪競馬、パチンコなどのギャンブル、ドラゴンボールや北斗の拳、ヤンキー物などの

マンガやアニメ、はたまたAKBのジャンケン大会みたいな勝ち負け・・・こう言ったことに夢中になることから、人間は

やはり本能的に単純な勝ち負け、勝負事が好きなようだね。ま、動物のDNAとしてそうでないといけないのだろう。

かく言う俺だってあんまり勝負事は好きな方ではないとは言え、やっぱり「どっちが勝つか」みたいなものには

ドキドキするもんね。

ただね、どうしてもそれだけで色んなことを判断しちゃうとね、もったいないし、大切な物も見失うこともあるかも

知れないので気を付けたいところだね。

 

売れてるCDが良くて、売れていないものは良くないなんてことはないだろうし、お金持ちが素晴らしくて、

そうでない人はダメってこともないだろうし、最後に逆さ押さえ込みでやっと勝った藤波より、終始攻めてた

長州の方がこの勝負は勝ちじゃない?みたいなことだってあるわけで(笑)、表面だけでなく、その裏側も

見れるといいよね。

 

プロレスを例に出しちゃったけど、野球もサッカーも勝ち負けが一番大事なことなんだろうけど、試合そのものも

楽しめれば一番いいよね。いや、そんな甘くないのかな・・・。

ギャンブルはダメだね。勝たなきゃどんなに楽しいゲームでもお金がどんどん無くなって危険だからねえ・・・。

 

ところで、昔ね、俺も人並みに少年ジャンプなんかを高校生くらいまでは読んでいたのね。

んで、その頃はキン肉マンとかドラゴンボールとか魁、男塾・・・とか連載していたと思うんだけど(時期は定かで

ないけど)、ドラゴンボールもキン肉マンもね、始めは普通のギャグマンガで、でも格闘シーンも良く出てくる・・・

みたいな感じだったの。それがさ、まあ、正直言っちゃうと、なんとかVSなんとかにしておくと描く方としては、

楽なんだよね、きっと。とりあえずストーリーはあんまり考えなくていいからね。戦っている間は何週間か

大まかな筋を先延ばしに出来るからね。

キン肉マンも途中から、もうずっとプロレスマンガの試合シーンみたいな展開が何週間も続くの。

「おーっと!ラーメンマン、〇×▽◎だーー!!」みたいなのばっかりで、やっと決着がついたと思ったら、

その何万倍も強いのが出て来て、んで、しばらくすると過去に戦った敵が蘇ってきて主人公側に付くと・・・・。

だいたいそのパターン。物語はほぼないんだけど、キャラで持ってっちゃうパターンね。魅力的なキャラが

いるからもちろんそれもいいやり方なんだけど、さすがにちょっとバカバカしくなって結局離れてしまった。

みんなに人気のドラゴンボールもそう。途中から天下一なんとか(武闘会だっけ?)での戦ってるシーン

ばかりで、そのあとも宇宙を舞台にほぼ戦ってるシーンばかりで、個人的にはまったくついていけなくなった。

きっと我慢強く読んでいればなかなか進まない物語も面白くなるところまで行けたんだろうけど、俺には

無理だった。1ページ丸ごと「ドーーーーン!!!」とか言って惑星が吹っ飛んでるシーンで「今週、話が進んでない、

それどころかセリフもない」みたいな週が続くとちょっと無理だった。年齢もあるけどね。自分も小学生だったら

もっと純粋に楽しめたと思うよ、きっと。

男塾もそうだよ。初めの方は油風呂の富樫とか、面白かったのに。途中からエスカレートして戦ってばかり。

北斗の拳も結局は誰が誰より強いみたいな感じだった(?)のかなあ。これまたちゃんと読んでいないので、

偉そうなこと言えないんだけどさあ。

ま、昔からよくあるボクシングマンガなんかも似たようなもんだけどね。ただ、もう少し深みと言うか、必然と言うか、

納得できる部分があった気もするんだけど。

 

それにしても音楽やバンドってのは勝敗にすることも出来るけど、「これもいいけど、あれもいい」って全部共存できる

ところがいいよね。

 

結局、なぜか人は単純に「戦い」があると惹かれてしまうと、今回はそういうブログでした!


Olivia Newton-John

2013-04-09 | 日記

「オリビア・ニュートン・ジョン」

デビューはもっと前だけど、1976年に朝のTV番組、お早う700(セブンオーオー)の挿入歌として使われた

「カントリーロード」が日本で大ヒットして、その曲が大好きでね。EPレコードを買ったんだ。ドーナツ盤ね。

最近ではジブリ映画に使われたけど、元はカントリー歌手のジョン・デンバーの曲だよね。

でも今では「そよ風の誘惑」の方が有名かも知れないなあ。CMなんかで良く使われているからね。

「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」も名曲で大好きな曲だけど、オリビアの曲の中で

一番好きなのは「たそがれの恋(Don't Stop Believin')」って言う曲なんだ。

日本でカントリーロードのB面だった曲だと思う。

 

↓このジャケットは有名だね。のちに松田聖子が同じようにアルバムジャケットでパクったんだよな。

ほらね、そっくり。多分5年後くらいかな?

 

オリビアはPOPS歌手としてだんだんあか抜けて行ったんだけど、元はカントリー系歌手でデビューしてるから

初めの頃は飾り気のないフォトも多かったね。

俺は当時中学1~2年でさ。KISSだのランナウェイズだのも聞きながら、オリビアも聞いていたと言う、節操のなさ

だったんだけど、いい曲はいいよね。今でも凄くいい曲だと思うもん。

この後はジョリーン、ザナドゥあたりまでは良かったんだけど、ちょっと方向を誤ってフィジカルとか変な路線に

行っちゃって、あんまり興味がなくなっちゃったんだけど、現在も歌ってるね。近年コンサート行ってサインもらったよ。

T☆ROCKSに飾ってある。ま、最近は微妙っちゃあ、微妙だけど(苦笑

 

ユーチューブであるのかなあ。ぜひ、「たそがれの恋(Don't Stop Believin')」を聞いて見てちょーだい!

ジャーニーの方じゃないよ(笑)。