春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

西国札所・・谷汲山・華厳寺。 岐阜県揖斐郡

2024-12-11 17:17:40 | 西国33カ所札所

福島の大領が、おらが村にも、
十一面観世音の尊像を建立したいと強く願い、
霊木が欲しいと、7日間の苦行で手に入れ、
観音様を彫りました。

で、奥州へ運ぼうとしたら、木彫りの観音様が、
藤蔓を枝にし、編み笠を被り、草鞋を履いて歩きだしたという。

谷汲山の縁起の記事に掌、パチパチ、

遠く奥州の地には行かない。
我、これより北五里の山中に結縁の地があるので、
そこで、衆生を済度せん・・・と観音様。

観音様の気まぐれ ?に更にパチパチ。

気まぐれで、現代の民衆の心をつかんだ、
西国33番札所、谷汲山・華厳寺。



約1kmの桜並木、10分ほどで仁王門に着くのですが、
ずらりと土産店、葉っぱの無い並木も乙なものです。










👇西国33札所のマスコットガール・・・
いのりちゃん




























👇撮る方も、姿勢を正せられます。




参道の行燈
灯がついてた
午後2時頃の参拝でした
今度は早い時間から参拝しなければ・・・です


コメント (4)
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琵琶湖・竹生島 ➌-➌ 弁才天本堂。 滋賀県長浜市。

2024-12-01 10:12:30 | 西国33カ所札所

後醍醐天皇が竹生島に訪れた頃だから、1300年ごろ、
元々女人禁制の島だった、琵琶湖の竹生島、
朝廷の臣下たち、老人と女姓が乗った釣舟を見つけ同船し、

竹生島へ向かう。
今はクルーズ船で30分で着くけど、
昔は手漕ぎの船、かなりの時間、

女性禁制の島にどうして女性が行くのか‥と
問えば、竹生島は女体の弁才天を祀り、
女性をお隔てにならないと熱弁、

島の由来を臣下に語り聞かせます。

島に着くと女性は、スゥ~っと社殿に消え、
爺さんは湖の中に消えてしまった。
人間でない人の船に乗った朝廷の臣下たちが見た、
不思議な現象。

消えたのは女性を守る竹生島の弁天様、
豊臣秀吉の正室寧々や、茶々、初,江さんたちが、

深く信仰したという。


国宝・三重塔
👇




竹生島流棒術発祥の地でもあるという。
歴史は平安時代の末期の流祖から、
現在まで約800年という流派。
難波平治光閑 なんば へいじみつのりさんという方
源平合戦に出陣し、戦の最中に長刀なぎなたの刃が折れて、
残った棒だけで大勢を討ち取ることができた。
これは竹生島の弁天さんのおかげだとして、
光閑さんは、さらに創意工夫を重ね棒術の技を編み出し、
竹生島流棒術と名付けたという。
江戸初期は、山形県庄内地方から伝承されているという。



西国札所30番竹生島・宝巌寺
本堂・弁才天堂
👇


















黒いシルエットになった竹生島
帰りのクルーズ船は14時40分
出航を待ってもらい、乗りこめた
宝巌寺さんに さよならです


コメント (2)
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竹生島宝巌寺・観音堂 ❷ 滋賀県長浜市。

2024-11-30 09:18:51 | 西国33カ所札所

👆竹生島で見た唯一花らしき・・・セイヨウヒイラギナンテン と思うのですが

竹生島・宝厳寺は、奈良時代、行基さんが開創した所で、
本堂に行く石段の途中で右に曲がると、観音堂が見えます。

国宝の観音堂は、豊臣秀頼さんが、伏見城の日暮御殿 から、
移築し、鎌倉時代に彫られた、
千手千眼観世音菩薩像を本尊にしてる。
昭和25年から6年間、掛けて檜葺きの屋根や、
内部の彩色も修理をし、
安土桃山時代の建築様式を鮮やかに見せてくれます。
豊臣期の大坂城の唯一現存する遺構だといいます。











👇移築した当時と今では、だいぶ地形が変わってますね。


👇小舟をひっくり返して、天井にした、舟廊下。
看板がなければ気が付きませんね。


床下の柱が、👇


竹生島神社で、これが移築された神社で、
毎年、明日12月1日から3月初めまで、
社頭を閉めるので、御朱印や、お守りはいただけません。
内観もできず、格子天井の絵や、
蒔絵など見ることもできない。




神社の前の建物に、竹生島神社の御祭神、
本堂にもある、弁才天さんが鎮座してました。





👇竹生島宝巌寺本堂に向かいます。


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宝巌寺 ほうごんじ ❶ 滋賀県長浜市。

2024-11-28 19:24:41 | 西国33カ所札所

臀部からひっくり返って1週間、
得意さんの期待に応えられるのは、まだ先。
晴れた空を眺めては、
納豆にリンゴ酢、ネギを刻んで、キムチ、
掻っ込んで・・・いい天気なぁ~‼・・・と。

琵琶湖の北側にぽつんと、竹尾島。
遊覧船に乗れる嬉しさに、発着場についた。
天候が悪く、竹尾島行きは、
欠航するかも知りませんと云われ、
車と案内所を行ったり来たりでした。






帰りは1便だけに、なるかもしれませんよ・・と
上陸できるだけでも満足、クルーズ船は湖面を滑らして・・


👇は帰りに撮った風景で、
2015年、日本遺産に認定された竹尾島。


島の形成は花崗岩で、常緑樹に覆われた、岩肌の上に、
都久夫須麻神社 つくぶすまじんじゃ の鳥居が見える。








江州の湖中に小島がある。
その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。
すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう 
と聖武天皇の夢枕に立った、
天照皇大神より、 お告げがあったという。



お告げの島、周囲2キロの小島、竹生島 ちくぶしま に着いた。
長浜港から冬は一日2便だけ。
この日は2便とも運航するという・・・
10時10分に乗船して、帰りの最終便は14時40分・・・
帰り、乗り遅れたら大変です。









👇湖底130メートルからの祥水。


来る日も、くる日も
1日28時間、欲しいと思ってた
のに いま20時間でいいと思ってる
11月28日の、自分のいい加減さ
いいですねぇ~
後で罰が当たりませんよう
にぃ~っと

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松尾寺。 京都舞鶴市。

2023-08-15 20:27:23 | 西国33カ所札所
👆8月7日 箱根で

5月半ばに訪れた、西国33観音霊場巡りの、
最終日、舞鶴市青葉山の中腹に、松尾寺。
太古青葉山は、火焔を吹き上げ、
噴流は直下の日本海に注いで、
壮絶な水煙を上げたという。



708年に草庵を結んで、
幾度かの火災を得て、
今の本堂は1730年修築と記録されている。
西国33カ所霊場で唯一の本尊は、馬頭観世音、
農耕の守り神、牛馬畜産、車馬交通の関係者、
競馬関係者からも、信仰を厚くしている。

案内書を見て、一番興味を持った、
丹後の宮大工たちがかかわった唐風の本堂、
早く訪ねたのに・・・





👇 もしや・・は、もしやでした。
長年に渡る虫食いの為の改修工事で、
本堂の見学はできませんでした。



工事の囲いがなければ👇こんな本堂。
工事前の写真から・・・👇👇。





工事関係者に色目を使ったけど、
一市井の男性では色目も、効果がなく、
内部見学は断念。
で・・・👇境内を・・。








安土桃山の武将、無骨にして、繊細な戦略家、
明智光秀の親戚でもあり、共にした、細川幽斎が、
青葉山を読む。

  いつしかと 花の木末も
     青葉山 なべて緑の 色も涼しき



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