春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

西国札所26番 一乗寺。① 神戸市加西市。

2023-05-31 07:24:44 | 西国33カ所札所

👆ヒメキンギョソウでしょうか?

投宿した姫路の宿を早く出て、
40分ばかり、曇り空の予想が外れて、
燦燦とした朝陽が眩しい、出だしでした。



👇 車で行けば最初にお参りするのが、駐車場傍の
水子地蔵尊で、眺めてると結構な時間が経ち・・。













朝早くから、長い枝バサミで、
ニョキっと長い草を刈ってる庭師が居て、
挨拶にメリハリが・・・。


8時前ですが、下山の方もいて、






文化財保護の浄財は、500円。


財で最初に撮ったのは、
欠伸をしながら迎えた、猫。


紫の雲に乗った仙人が、
中国、百済を経て日本へ飛来し、
播州賀茂郡(兵庫県加西市)に、
8枚の花弁を持つハスの花の形をした霊山を見付け、
降り立ち、法華経の霊山だとして、
法華山」と号したという。
仙人の名は、法道。

神通力で鉢を飛ばし、米などの供物を得ていたため、
「空鉢仙人」と呼ばれた。 
今でも、兵庫県東部辺りで、伝説として残ってるそうで・・。



西国33観音霊場の26番目
法華山・一乗寺 
👇 常行堂 
 

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黄金に、ひとはけ。姫路城。

2023-05-29 06:44:55 | 散歩

整列して、誘導する係員が15人ばかり、
横一列、整列して、背中に・・

午後5時の時刻に合わせて、あと何分?
あと5分です、あと3分と、掛け合い。
閉門の定刻きっちり、姫路城をあとに・・・。

あっちにひょい、こっちにちょい、
檻に入らない、やんちゃなガチョウのような気分だった。

場外から見上げた姫路城は
白い城の壁に、夕陽が当たり、
影は黄金にひとはけ擦ったような美しさでした。



千姫が10年程過ごした西の丸も、










天守閣から見る街も、綺麗だった。












科案内看板の説明に、感心して見学したけど
歴史を紐解く以前の、感動は
白い壁に夕陽が造った
黄金をひとはけ・・擦ったような
景色でした



〆にもう一度

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西国27番札所、書冩山圓教寺③-③ 兵庫県姫路市。

2023-05-26 16:02:28 | 西国33カ所札所



若い花山(かさん)天皇に、勉強を教えたのは、
紫式部の父、藤原為時。
後ろ盾のない、天皇が、
政治の争いに敗れた時は19歳で、986年。
宮中を捨て剃髪し、仏の門をくぐり、
圓教寺に入山し受戒したのは、比叡山延暦寺でという。

天皇から法皇となった、花山法皇は
中山寺の石棺から、観音霊場三十三カ所の宝印を見つけ、
紀伊国熊野から、宝印の巡礼を
始める。
西国三十三所を決定づけ、御詠歌は、
花山法皇が詠んだ句で、
一堂から一堂まで巡礼する法皇、

道すがらの情景と、
人柄が、ありありと浮かんできます。

書冩山・圓教寺御詠歌
はるばると登れば書寫の山おろし
   松のひびきも御法(みのり)なるらん







👆👇 圓教寺・性空上人が1007年に入寂してから、
祀られた開山堂。
1000年の灯りは、途切れることなく。


国の重文が多い、圓教寺の建造物など、
まだあるのですが、ちょっと疲れ気味です。
今夜の宿取りも気になります。
携帯では思うようにいきません。
で、下山します。

👇魔尼殿を背にして、



👇弁慶が持ち上げたという石を見て



👇ここの橋を渡って・・


👇 歩きやすい参道1キロばかり、
33カ所観音像が、等間隔で立っていて、
飽きさせない。











👇 山門で、外国の家族のお嬢さんが、
仁王さんは「怖い人?」と聞かれ、
外国語なんぞ、あっしはチンプンカンプン、
仁王さんは、
「お寺を守っている優しい、強い男」と、説明するのに、
身振り素振り。
興奮して首を縦に振って、両手を万歳するするのを見て、
内心、
ほんとにわかったのかなと・・呟いて・・

圓教寺・27番札所、5時間の参拝。





町に出て、ローソンのWi-Fiで
喫煙できる宿を確保し、ゆとり満杯になって
夕刻まで
姫路城見学?・・ウン
姫路城だ・・と
明日は早めに宿をでて
👇26番、一乗寺に

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書冩山・圓教寺。②~ 兵庫県姫路市。

2023-05-24 11:24:18 | 西国33カ所札所

西国三十三所札所、関東から最西の場所にあって、
三十三所で最大の規模は、御詠歌👇

はるばると登れば書寫の山おろし 
   松のひびきも御法(みのり)なるらん

この日は山おろしは無く、
照ってる陽は、近畿自然歩道、梢からのやんわり。



👆👇 魔尼殿は2度の焼失後、1933年昭和8年、
落慶された市の重文。

910年、京都に生まれた、橘善行
36歳で出家して性空と名乗り
966年、57歳でここ、書冩山で庵を結ぶ。

4年後、性空上人は、
天人が庭の霊木、桜の木に讃嘆礼拝をするのを見て
桜の木に、如意輪観音像を彫り
魔尼殿を建てて、祀ったのが始まりという



1398年から明治維新まで女人禁制で、
女性はロープウェー発着所が10分程度の
如意輪寺で、札を納めたといいます。













昭和の構築、
構築材もきっちり、痩せもせず整然として、


👇回廊は雨が溜まらないようにでしょうか、
やや庭側が低い、どこの社寺もそうだったろうか、
記憶にありません。


魔尼殿で御朱印を頂いてから、
テレビ大河『軍司官兵衛』のロケ地になった大講堂までは、
魔尼殿の内陣の裏側を、

除草を兼ねた塩で固めた、硬い土の道から
10分程度、



👇 圓教寺の本堂にあたる大講堂や・食堂・常行堂の庭には、
姫路城城主だつた、本多家の菩提寺👇
それぞれ本多忠勝、忠政、政朝、政長、忠国の墓碑である、
五輪塔を安置してる。








👇大講堂・圓教寺本堂
撮っている場所は、
修行僧の寝食をする、
寺宝の展示室になっている食堂から
本多家の五輪塔を囲う建物が見える


👇圓教寺の歴史を、現代人が歴史を遡って
性空上人、
フィルムに収めるとは思いもしなかったでしょう

1578年羽柴秀吉、播磨制圧のために乱入、
魔尼殿の如意輪観音を
長浜の知善院に持っていった
どしてか亦、圓教寺に戻したけど
圓教寺の寺領は減らされ一時、寺力が落ちた



👇 食堂の寺宝展示室









ここにきて、圓教寺の広さ
( ブログ記事も長いけど 
次の札所と宿泊は無理と
悟り?
宿は取り直し、姫路にもう一泊

と腹をくくる

参考
インターネット
西国三十三所(京都新聞出版センター)
圓教寺、設置看板

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晴れて・西国札所27番・圓教寺。①~ 兵庫県姫路市。

2023-05-22 09:37:47 | 西国33カ所札所

姫路市に付いた夕刻、
西国27番札所・圓教寺の場所を確認したのですが、
ナビは田んぼの外れを指し、登山口がない。
ロープウェーでなければ登れないと判って、
この日は、姫路市の宿へ。

👇圓教寺へのロープウェー4分間の、始発は8時15分。
万全を期したのに、
姫路市の道路は、4車線の片側通行で、
2車線目を走っては、右折ができなくて面喰いです。
ゴンドラにでは、『今日のお客様は、あなた様がおひとり』?
乗ってたのは、8人。
みんな圓教寺の関係者なのだそうで・・

この日は雨の予報でしたが、
書冩山しょしゃやま 
訂正です。吹田市の中井さんから、
しょしゃざんと指摘です 
(371m)ロープウェー展望台では、



すっかり晴れて、
数分ばかりところ、👇石段を登ると、



岡本太郎さんの荒々しい筆づかいの、
👇 石碑がありました。



裏側に回ると、この地書冩山山麓で生まれた、
悲壮な幼少期を過ごした、
作家、椎名麟三さんを紹介していた👇





970年に刻んだ、秘仏・如意輪観音様を、
祀っている、魔尼殿までは1キロ、
シャトルバスを利用する方は、
まず、👇 鐘を撞いてからと、案内され・・
ゴ~ン ‼



バスを降りていきなりは、懸崖造りの👇魔尼殿。
建物は、昭和時代に刻んだものでしたが、
威風堂々。





石段の傍に、









魔尼殿に登る石段の脇は、最初の休息所があって、






から
圓教寺の境内は
西国33番札所では最大規模だそうで
魔尼殿から
木の根道の自然散策
奥の院の規模
大講堂・食堂・常行堂や
聞きなれた弁慶の勉強机をみるなど
この日の、札所2カ所を回る予定は
だんだんと、怪しくなてきます


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河童、自宅で昼行燈。

2023-05-19 10:59:34 | 散歩

👆ムラサキカタバミ?

短い4泊5日の札所巡りでした。
当初の予定は完璧でしたが、ほとんど崩れました。
そのおかげで、予定にない場所、
宇良神社や、2度目の伊根の船宿、新井崎の岬などに、
訪れる時間を作れたり・・・、
感慨もあったり、
不運な視覚障害もあったり、
今回の為に新調した靴で、肉刺ができたり、

いやはや、いやはやの私にとっての遠出。

今日は、最終日に寄りたいと、
日頃から思っていた、
琵琶湖の『菅浦の群落』の一部を載せて、
買い出しと、いびきの後の昼行燈です。









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猫に愛されて、西国札所巡り。兵庫県。

2023-05-17 06:59:42 | 西国33カ所札所


兵庫県に来て今日で4日目、
西国33番札所巡りは、
しっかり計画を立てて出かけたのですが、
関西のお寺さんは敷地が広く、
一カ所3時間ばかり、
足は棒になって・・・
予定通りいかなくて、宿取りに四苦八苦、
3日間で撮った、撮って出しをランダムに・・・。

今日は、まもなく宿を出ますが、
兵庫県は札所番外を1カ所巡りで、終わり、
京都の北端、若狭湾に向かいます。

👇西国27番札所圓教寺


👇姫路城




👇一乗寺の猫と枯れっ花




👇西国25番清水寺


👇西国24番中山寺






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姫路駅

2023-05-14 23:58:38 | Extra

仕事の一休みは姫路まで、ひとっ走り。
昨日、一杯の飲もうかと、
仲間からの慰労と激励を兼ねての誘い。
普段、付き合いをしない私に、私の誕生祝いをきっかけに・・。

とんでもない話。
今更の話、生まれた年を数えるのは、
3年に一歳か4年に一歳、それが好ましい…ウン‼
今年の歳など、口が裂けても云いたくない。
けど、去年は確か75だったと、と思う・・よッ‼

で、雲隠れ、姫路の宿から数日の工程を送り、
付き合いが悪いと、悪口叩く仲間の顔を浮かべて、
出先での楽しみ、今日は銘柄「京姫」の日本酒を、
くいっ~~っと ‼



👆 👇 姫路駅ロータリー。
唖然としてしまった。
地方出身の私には、とてもなじめない、
こじんまりとしているものの、
モダンな動線の歩経路。






駅は暗渠のような構造で、


遠く、姫路城のライトアップが見える。



もう、ちょっと引っ張ってみれば、これだ👇



一時、千姫が暮らしてた姫路城、
今は、歌舞伎役者、令和中村座が、5月を占領していた。




上記のメイン通りから離れた一本の溝。
70軒ばかりの商店の景気がいいと・・小溝筋通り。






腹へった。
決まりはも鱧(はも)鍋コース。
のに,一人じゃ入る勇気もないし・・・。
まッ、いいか帰ろう。




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箭弓神社。埼玉県東松山市。

2023-05-12 21:43:45 | 社寺

蝦夷瑠璃草
北海道・大雪山や夕張山地の高山の礫地で、
見られるのですが、この花は箱根。
北海道なら青さがもっと際立っているのではと・・。




紫陽花は、鑑賞用に親しまれたのは、
戦後になってからなのに、
奈良時代には、咲いていた記録が・・。


埼玉県東松山市箭弓神社、
700年代から、広大な敷地と、建物で、
矢久稲荷神社親しまれ、
江戸時代、1700年代には、
江戸日本橋を中心とした「箭弓稲荷江戸講中」に、
引けを取らない、埼玉近郊の人、人で賑わったといいます。


伝説に
平安期に平忠常討伐に向かう源頼信が、
白狐に乗った神から箭(や)と、
弓を授かる夢を見て戦に勝ち、
これに感謝して社殿を寄進したと・・・。
























社殿の彫り物は、
彫物大工棟梁として、熊谷宿で生まれた、

飯田仙之助。

弟子に、飯田岩次郎、岸又八らがいて、
兄弟子、小林源八も加担していた。

仙之助の師匠は、花輪彫刻集団礎を作った、
石原吟八郎義武の長男、
2代目石原銀八郎明義
仙之助はこの集団でもまれた後、
熊谷宿に戻り兄、大工棟梁の飯田和泉藤原金軌の元で、
埼玉県に多くの腕を残した。

箭弓神社落成…1835年
1835年、仙之助没す。

この神社の本殿内陣扉には、
極彩色の龍が、牡丹が、孔雀が鶴が雉が、
きめ細かく飾られている。
師匠・石原吟八郎明義が、
100年前、施してたものでした。








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河童、元気に紫鷺苔。

2023-05-11 07:12:03 | Extra

空き地など、どこでも咲いてる、
水鳥の鷺の頭部に似て
ほったらかしでも
咲く、かわいい紫鷺苔
👆
(追記)flowerconnection さんから
疑問の指摘コメント頂きました
ムラサキ トキ ゴケ
ではなく
ムラサキ 
サギ ゴケでした
嬉々として訂正いたします

長い休暇を取ってしまいました
ブログ
書き手の仕事も、気分も健康も
戻りつつ今日で
ひと段落です
また再開いたします
河童、年齢の割に意外と元気です




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