誘われて出かけたのですが、
2000メートルを超えると、
肺に障害のある私には、溌溂さを失いかけます。
2600メートル以上の千畳敷カールでは、
50メートル進んでは、
ゆっくり息を吸い、吐くを数回、
さらに岩の上に坐り込んでしまいました。
来た甲斐はありますが、
7月下旬には、
幾種類もの花が咲く千畳敷カール。
今度は気圧に耐え、
いろんな花に出会えるよう・・・
たくましさを身に着けるように・・です。
👇蛇篭の水路。
堅牢なコンクリート水路とは違い、
水害で崩れれば、
人がいてくれさえいれば・・・
人の手で、難しい技術もいらず、
いつでも直せる日本独特の水路の工法。
アフガニスタンで、
悲惨な最後を遂げた医師、中村哲さんが、
死の直前まで重機を操作して、
砂漠に緑をよみがえらせた、工法。
心根が美しく見えます。