「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

減点法は苦手だな

2022-01-08 19:43:42 | 日記

就職面接を受けた。

あまり気持ちが入らず、見込みも薄い団体さんの面接だったので、一人で行ってもよかったのだが、就労移行支援事業所の支援者が同伴してくださるというので、支援者ご同行のうえ、面接に臨んだ。

面接は2/3が障害に関することだったと思う。
オープンポジションということで対策も立てにくく、私はこの際、包み隠さずありのままを話すことにした。
問われたことに対して、包み隠さず端的に述べるよう努めた。

どうだったのだろうか。
減点法なら、頑張って話した甲斐はないなと思った。
素直に真実をありのままに話した。多少真実の開示が不利に思えたことに対しても。
おかげで私の不器用さ、臨機応変対応のできなさか、わかったと思う。

私にはどこかの特別支援学校の先生方のような、
親には優等生と答え、
その親と対立する勢力には強度行動障害のすさまじい奴、
などと二枚舌・三枚舌を平然と叩く資質はない。

まあ、そんなところなら、長続きする気もしないから、ご縁がなくていいかもしれないと思った。

私は、良い点は加点してくださり、障害の負の側面だけでなく、特性として活用していきたいと思う。
そういう場所を求めている。

 

旭川いじめ凍死事件、などを風化させてはならない

2022-01-08 19:43:42 | 日記

旭川いじめ凍死事件は、今やいじめ事件の象徴的存在となっています。
加害側、学校側は、ただひたすら、風化し世間が忘れ去ることを願い、のらりくらりとかわし、当事者意識がないように感じます。

風化させたくない。ちゃんとけりをつけるべきです。
旭川いじめ凍死事件の署名活動が行われています。
私はすでに署名しました。

皆さまのご参加、ご証明、よろしくお願いいたします。


ttps://shushi.marvellous-labo.com/asahikawa/shomei/?fbclid=IwAR1QPXSuTpQWEInHHhQHi04qvPCU8iWFY_jSUmfC7TJ8_pxcVOtbUbuTyns

 

今日、思いがけず治ってきたなと感じた。

2022-01-07 21:35:09 | 生活と療養の工夫

社会福祉法人職員の時、「うつ病」になつた。
不安焦燥感強くなり、意欲減退と倦怠感にどんどんむしばまれていった。
いろいろなものに興味を感じなくなり、どんどんおかしくなっていった。
やがて仕事ができない状態になり休職した時、私には風呂入れず食事のとれない日というのが存在した。
希死念慮が昂じて自殺企図となり、深夜の街をさまよったことも、何度かあった。
このころから神田橋先生のやり方を真剣に行い、鹿児島に行った。
糖質制限やメガビタミンを実践し、ホルモン補充療法を試みるなどし、復職を願ったが、私のいられる環境ではなかったので、辞めるしかなかった。゜

一昨年は訪問看護師から家族から離れゆっくりするために精神科病院への入院を進められ、その上司である医師から入院の必要はない。家族と一緒に居づらくなったらホテルに行くように助言された。
逃げるように京都旅行したり名古屋市中心街のホテルに行ったりもしたことがあった。
なぜか自分の家に居場所のない人だった。私は。

今は、
薬は減り、漢方薬〈神田橋先生推奨の〉のみとなった。
精神薬は頓服となって残るのみになった。
希死念慮は時々あるが、死神に取りつかれることは、余りなくなった。
風呂に入れないなんて、食欲がわかないなんて、あり得ない。

環境要因が大きいと思う。
今は、かつてのような障害者に対して無理強いや理不尽を命令される意に反する仕事はせず、経済活動のために心を鬼にして無理して仕事をする必要もない。
私を激しい言葉や靴錠的処遇で精神的に追い込む、ドクターストップかかっても出勤を強いる上司もいない。

家には、多少何かあっても敏感に過剰反応してしまう人がいない。
うつ状態の日、他人に忖度して精神薬を飲んで無理やり自らを脱力させる必要がない。
家でくつろげる。


気持ちがつらくても、くつろいでいるうちに、回復できる環境が、今はある。
自分の居場所がある。
何とありがたいことか。

 

いじめ・パワハラ。やられたら、やり返す

2022-01-06 17:02:11 | 日記
「加倍奉還」
中国語で「倍返し」という意味だ。

山梨からすばらしい情報がもたらされた。

中学でいじめアンケートに素直にいじめられていると答えたところ、なんといじめられている子供に原因があるとされ、臭いのは髪の毛が長いからだと勝手に決め付けられ、断りもなしに業務用のはさみで美容師でない教師によって髪の毛を無理やり切られた。
中学校が衆人の前で強制的に髪を切った行為は違法である。という判決が下ったという。

原告の元生徒は、「裁判やってよかった」という。

私も実は、パワハラされて裁判をしたことがある。
結果は「勝訴的和解」。
一方的に暴力に負けるのではなく、裁判で報復することができて、清々したものだった。
秘密保持条項があるから詳細は一切語れないが、感想を述べていけないという決まりはないからはっきり述べる。
「裁判やってよかった」

私の場合、少しでも自分の被った経済的損害を回復することが主眼にあったので、かつての勤務先をパワハラ企業として判例時報に名を刻むことよりも、金銭的和解に応じることを選んだ。
もともと、転職会議とかのサイトでは悪評ぷんぷんの会社なので、若くて能力のある人は避ける会社。死亡事故を含む労災が多発し労基署ににらまれていることで地元労働相談の世界では名の通った会社だったから、まあいいやという思いもあった。

学校が生徒の髪の毛を強制的に切るという、本来なら傷害罪が成立してもいい犯罪行為だと思うが、裁判では原告が負け続けていたという。山梨の事例は前例に則り教育委員会側も引かず、和解せず判決を迎えたのだと思う。
山梨の事例は前例を覆す画期的判決だという。

裁判は手間かもしれないが、基本的に大変なことは代理人弁護士がやってくれる。
だから思ったほど手間ではない。
誠実に対応しない相手を、合法的に話し合いの場に引きずり出す機能は、明白に白黒つける機能は、この国には裁判所しかないと思う。
裁判を受ける権利は憲法で保障された基本的人権。
いじめやパワハラで死ぬくらいなら、医者に休業診断もらってその環境から離れて、回復したらそんな環境は辞めて、法曹界の機能で落とし前をつけることも選択肢であり、そして最後の救済手段である。

北村弁護士も最終救済手段としての裁判闘争を解説〈動画③〉している。
 

いじめ自殺事件。担任の責任は重い。旭川市と西尾市などとの差

2022-01-05 17:15:02 | 日記
旭川市女子中学生いじめ凍死事件。
非常に多く聞かれるのが、学校の対応があり得ない。ということ。
担任の先生は、当初から放置。緊急連絡よりデートを優先。取材にはお役所対応。
校長・教頭以下、他の教師たちも、官僚答弁のみ。隠蔽姿勢のみ、熱心に示す。
学校当局者、加害者関係者、だれも遺族を訪れず。
と、文春の記事では書かれていたと思う。

ここで思い出したのが、30年ほど前の西尾市でのいじめ自殺事件

先日記事を書いているうちに、
親からの緊急電への対応を嫌がりデートに出かけた北星中学担任と、
事件直後から取材に応じ涙を流しながら何が足らなかったのかと途方に暮れる姿をさらした西尾市いじめ事件の女性担任教師のことを思い出し、
意識の差を感じた。

どちらも20代の若手女性教員。
西尾の先生は理科の先生。
旭川の先生は音楽の先生。状況からおそらく専門は声楽だと思う。

音大出の公立学校の先生から合唱指導を受けたことが、私にはある。
その先生は学校就職後、ボランティアで私たちアマチュアを指導してくれていた。
時々、生徒指導で練習指導ができないことがあった。
学校の先生がボランティアで指導してくれていて、学校の緊急事態を優先することは当然で、誰一人、指導を受けられなかったことに文句を垂れる人はいなかった。
芸大系出身だから生徒指導に無気力で、理系だから熱血。ということは決して断じて、ない。

旭川の担任の方はひたすら無気力。ことが起きたら官僚的で逃げの一手。

西尾の担任の方は、小学校から異動したばかりで中学では生徒からからかわれ、学級崩壊していた先生。
それでも被害児の変動に気づき、学校で教員集団に展開し協力を求め、かつ私的に母校に相談し、家族親族にも組織的に働きかけ、被害児にソーシャルネットワークを形成して何とかしようと熱心に動いていた。
自殺直後2週間程度で顔を出し、みじめな姿だったが対応を説明し、残念無念な思いを全身から出していた。

西尾の事件も、当初学校側は隠蔽を図ったようだが、遺書で詳細に犯行が書かれていた。全国的に大々的に報道されたこともあってか、学校は方向転換して、1週間もたたないうちに加害児と共に被害家庭を訪れ、謝罪している。

おそらく、担任がすでにある程度把握して学校外にまで対策を拡大して動いていたから隠しようがなく、担任は幼い顔をしていたが熱い思いを持つ先生で、内側から隠蔽できない状態だったのだと思う。

被害者を責める一大勢力がPTA内にあったのは西尾もどこも同じだったが、
西尾市の学校は謝罪し取材に応じ説明し、自分のできることはやった。という感じを周りに残した。
厳正に調査され、それほど長期の間を置かず、学校関係者は処分され、加害児たちも裁判の末、矯正施設に送られた。

西尾の事件で、担任の先生は当時、幼くつたなかったが、それでも一生懸命教員としての責務を果たそうと努力していたから、事件勃発後しっかりとした対応が引き出せたのかもしれないと、私は思う。

仕事の厳しさを知らぬ若かりし頃の自分はこの若い女性の無能を厳しく批判したが、対人援助の厳しさと支援の無能感を知る今の私なら、いじめ自殺を防げず悲しいね。悔しいね。と同情したと思う。

当時若かった西尾の先生は存命であれば現在還暦に近いと思う。旭川の事件をどう思っているのだろうか?

旭川のいじめ凍死事件の方は、すでに自殺強要・児童ポルノという刑事事件が起きていて、犯行にかかる物的証拠が非常に多くあるにもかかわらず、警察の動きはなぜか緩く、遅く、加害児たちはただの厳重注意で終わっている。

凍死事件のほうが自殺ではなく他殺〈自殺に見せかけた他殺だという説がネットで流れている〉でない限り、警察はこれ以上動かないだろう。

北星中学は未だに「いじめ」の存在そのものを否定、または調査中としている。あれほどの証拠があり、刑事事件になっているにもかかわらず。
旭川のいじめ事件は、自殺強要からすでに3年、死亡から1年経とうとしているが、死亡事故であるにもかかわらず誰一人処分されていない。

旭川の方は、加害側〈不作為に徹する学校関係者を含む〉関係者によほどの権力者がいるだと思ってしまう。
それだけではなく、若い女性担任とはいえ、熱がなく、ムラの空気を読むことにのみ敏で、解決に動く気配のなかった〈強要事件後、被害児の学校復帰の方策を話し合った程度〉人物が担当していたがため、学校の「空気」が支配し、今日に至る隠蔽姿勢が続いているのだと思う。

こんな調子だから、すでにこの担任には子供たちや保護者からの信頼関係はなく、休職していると聞く。
北星中学では令和タケちゃんが大人気だとも聞いている。
現地の子供たちは、何とか立ち回ろうとしている。

北星中学の教員たちの未来を暗示する事件を思い出した。
中野富士見中学いじめ自殺事件の顛末だ。

人気を博する令和タケちゃんは、北星中学全教員の辞職を声高に叫んでいる。

個人的見解だが、
北星中学の当時担任の先生には、休職明け後も戻らず、公立学校教師以外の別の人生もあるよと言いたい。人の命や未来を預かる仕事は、荷が重いと思う。
教頭先生は、どんなに差し引いてもなお、少なくとも管理職としては無理があるように感じる。
どこかのいじめ事件の総括人事で、全教員が異動させられた事例があるような気がする。
全教員に辞職しろと叫ぶ令和タケちゃんの動画が生徒に視聴され、人気者になってしまうようでは、学級経営は困難を極めていると思う。

令和タケちゃんが旭川に出張しないで済む日が来ることを、祈っている。

 

いじめ・パワハラ・虐待を生き抜いた私たちが、できること

2022-01-05 09:17:26 | 日記
いじめ問題、みなさん関心お持ちですね

正月早々、旭川女子中学生いじめ凍死事件の報道が出回ってきました。
去年の冬、私は第一報を受け取っていて、天白養護学校教師暴行事件のペースであれば、もう調査報告書が出ていてもいい時期
実際、旭川市長は昨年末までに最終報告提出を求めていました。
それが、小川泰平さんの発信によると、ぜんぜん関係者への聞き取りさえしていない。とのこと。
驚きましたね。

いじめ問題で対処法を調べてみると、いじめ側の効力感を失わせる方策がいろいろ紹介させていました。
「距離を取る」
「反応しない」
「少し反撃して相手にただで済まないと思わせる」
「記録を取る」
などなど。

そして令和タケちゃんなどの突撃、ジャーナリストたちの取材に旭川市立北星中学当局者
「反応しない」
「逃げる」
「警察を呼ぶ」
ということを徹底していて、
明らかに世間が事件を健忘することを待っていると感じました。

とはいえ、旭川市長さんや当局内反主流派はいじめ凍死事件をきっちりさせようとしているようですから、水面下で権力闘争が続いているのだと思います。
そして、文春などのメディアは執拗に追いかけていく行くと思います。世間の関心は強いですから、解決が遠のき、世間がいらいらするほど売れるわけです。
旭川女子中学生いじめ凍死事件は、今や全世界で多言語で報道されていると聞き及んでいます。
北星中学の教師たちは、その不作為と隠蔽により、全世界を敵に回しました。世界中の良識ある人々の怒りを買うことをしているのです。

去年もいろいろなところでいじめ・パワハラ・施設内暴力虐待が発生し、尊い人命が奪われ、幾万もの人々の心身に影響を及ぼしました。今年も残念ながらその傾向は続くと思わざるを得ません。



私たち、いじめ・パワハラ・虐待を生き残った者たちは、どうやって行けばいいのでしょうか?
自分の資質でできる発信をする。試みをアウトプットして共有する。ということが一つのヒントだと思います。

例えば令和タケちゃん。
相手に激しい罵声を浴びせるというやり方に全面賛同はしませんが、
教育当局者による体たらくを見せつけられれば、蛇には蛇の方法でいいのだ。悪い奴はとっちめないといかんから。

タケちゃんがんばれ

自分の思いを表現していくこと。被った悪事を解明すること。
ちゃんと向き合い、戦うこと。これが自分にとっても社会にとっても必要なことなのだと思います。
生きるためには、時には激しく体を張るリスクを取る必要もありますね。

最近、このブログを読んでくださる人が増えてきました。ありがとうございます。
これからもアウトプットしていこうと思います。
 

いじめ・体罰・パワハラ・施設内暴力の、加害側に起きること

2022-01-04 12:21:00 | 日記
年明け早々から、文春オンラインで伝わってきた「旭川いじめ凍死事件」記事から「いじめ・体罰・施設内暴力問題」のことが想起されている。
私自身がいじめにあい続け、家族だった人が学校内で教師暴力事件に直接巻き込まれた可能性があった。などの経験があったからだ。

残念ながら現実として、いじめや体罰などの暴力行為は、日本社会で一定数の強い支持がある。
いじめられる側にも問題がある。いじめられる側が悪いから暴力を振るわれる。という強い声が、ことあるごとに触れ回れる。
旭川の事件でも被害者家族に問題がある。というバッシングが強くあったらしい。
天白養護学校事件でも、PTAでは被害者家族と告発者、告発協力者が責められている。
いじめている連中はストレス発散とひと時の達成感を得られて楽しいのだろうが、連中の不法行為については法廷できっちりと反撃されている。

いじめ・パワハラ・体罰による被害があった結果、場合によっては報道でその名をさらされ、あるいはネットの「特定班」によって加害者氏名顔写真をさらされ、多くの裁判で加害側が痛い目にあっている。
加害側には、直接暴力をふるった者に加え、看過、隠蔽した組織・学校・会社なども「不作為」「安全配慮義務違反」なのだから、そういう組織・学校・会社も「加害者」に含む。

いじめ側はドーパミンがドバドバ出て楽しいのだろう。
いじめの結果で相手にダメージが深刻であることが分かると、自己効力感が増すのだろう。
いじめや暴力を楽しんだことの果実を、そしていじめを放置隠蔽したことの見返りを、この記事はフォーカスことにしよう。

何と言っても「旭川いじめ凍死事件」
いじめれていることを相談している本人証言が録音されネットで公開され、犯行を証明する画像など多くの物的証拠があるにも関わらず、旭川市教育委員会は未だに、いじめがあったことを公式には認めていない〈市長が個人的見解で「いじめである」としているだけ〉。
もっぱら世間が忘れることを狙っている模様だ。
北星中学の公式ホームページでは「いじめ対策基本方針」が示されているが、現実には意味のない言葉遊びだ。

今の現実は
  • 文春、NHKなどの大手メディアが、ことあるごとに蒸し返している。
  • 芸人のホンコン氏、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏など、弁護士の北村晴夫氏などのメデイア人がことあるごとにテレビ番組で言及し、自ら積極的に旭川いじめ凍死事件を取材、解説され、情報発信されている。
  • 令和たけちゃんなどのユーチューバーから今も盛んに取り上げられ、関係者は突撃を受け、逃げ回っている。
  • 報道でフロントに立つ教員委員会重鎮、北星中学元校長、教頭だけでなく、報道では伏字になっている無気力な担任教師「デート先生」、加害児童生徒複数名が、名と写真をネットにさらされている。
ネット情報の一部は事実誤認と言われている。旭川市教育当局が十分な情報発信をせず、いじめを放置・不作為・加害者擁護という不法行為を形成した無気力教師たちを厳正に処分しないから、ネット上の詮索は続くのだ。

30年くらい前の愛知県のいじめ自殺事件では、若い女性担任教師や管理職教師たちが顔を出してテレビ局の取材に応じ、努力が実らず、いじめと自殺を阻止できなかったことを率直に認め、涙を流しながら一身に激しい批判を受け止め、何が足らなかったのかともがき苦しむ姿を見せていたことが思い出される。

それと比較し、旭川市立北西中学元校長、教頭、デート先生からは道義的責任を認める謝罪はおろか遺憾の念さえ発信されず、「第三者委員会で調査中なのでお話しできません」などという木でくくった公式声明と、不良の行動はコントロールできないという弁明はよく伝わっているが、プロ教師としての気概、生徒に死なれた無念が、全く聞こえて来ない。遺族へのお見舞いさえしていないらしい。
学校側はいじめを否定し加害者の触法行為を不問とし、遺族と徹底的に争う姿勢だと受け止める。
鬼畜の所業だと感じる。だから旭川いじめ凍死事件を決して忘れず、これからも言及する。
多くの人々の怒りを買い、加害側生徒とその家庭、放置隠蔽教師たちもただで済まない。ということだ。

記事が長くなったので今日のところはこれで終わりにする。
いじめ・パワハラ・施設内暴力事件は多くの著作になっている。
遺族関係者は、一定の落としどころにたどり着くまで、地の果てまで加害者を追いかけることになる。
そして今の時代は、いじめ犯行がネットにさらされ、悪行が全世界に拡散される。
 

天白養護学校教師暴行事件で、河村たかし市長に手紙を書いた記録

2022-01-03 08:50:39 | 日記
旭川いじめ凍死事件を調べているうちに、天白養護学校暴行事件を思い出した
中星中学での保護者向け説明会の録音を聞き、突撃系ユーチューバー「令和のタケ」氏による旭川市関係者への突撃動画を見ているうちに、天白養護学校暴行事件のことをいろいろ思い出した。

どこの先生も、今はサラリーマン。ただの公務員。逆襲されそうな児童には手を出さない。
被害者だけでなく加害者生徒も、大事な生徒。
生徒も保護者も、わが身が大事。風評被害が何より心配。
中星中学の保護者会録画からは一言も、亡くなった生徒への哀悼の意が示されなかったような気がする。〈間違いならごめんなさい。保護者会発言の反訳でご指摘いただければ謝罪訂正しますよ。〉
天白養護学校保護者会でも、被害児童を気遣う声はないのかと思ってしまうほど少なく〈少数派が同調圧力の中、村八分を覚悟して心配を表明していた、ことを思い出しました〉、被害児童がいかにとんでもない人間であったかが力説された。
その記録を発見したので、情緒的な文言を除いたうえで抜粋掲載したい。

テレビ報道を受けての天白養護学校保護者説明会で、その直後のPTA臨時総会でも、大きく聞こえてくるのは、被害児童がいかに手に負えない生徒であり、他の生徒を守りために教師による暴力が必要であったと力説する保護者達の意見。
そしてメデイアと告発教師、告発保護者、被害生徒家庭、被害児童を責める声
事前・水面下の動きで、被害者家庭が完全に孤立していたことは余りにも明らかだったからか、説明会に被害者家庭からの参加無し。この現象は旭川など、津々浦々で見られる現象。

天白養護学校の臨時保護者会、PTA臨時総会では、PTA内の大きな勢力からはただひたすら、被害児・被害家庭・告発教師・メデイアと取材協力した一部保護者への怨念が語られた。
私は非常に憤り、暴力教師を保護する運動への加担を拒否。その日のうちに河村たかし名古屋市長に手紙を書き送った。
記録が残っていたので最後に掲載する。当時に書かれた貴重な記録だと追う。

強度行動障害・触法行為への対応は必須。
今は支援学校でなくても、行動障害〈自傷他害〉・行為障害〈非行〉への対策が必須。
暴力に対していかに対処するか。関係法令などのレクチャーという意味で、「スクールポリス」が有効だという思いは、今でも持っている。警察当局者であれば、緊急時の対応や身体拘束にかかる法的手続きにも長けている。
スクールポリスをメデイアを追い散らす手段ではなく、学校の治安維持のために、活用して欲しいと思っている。

学校内暴力は絶対許さない。いじめも体罰も。
現実には暴力と暴力装置を肯定する保護者・教師・支援者多数。
私は殴らない支援者として支援者失格の烙印を押されたが、それでもいじめ・体罰は反対だ。

〈以下、2018年9月、私から河村たかし市長あてに送った文面の抜粋〉
河村たかし市長様

私は天白養護学校高等部に娘を通わせている者です。暴力事件により妻は心痛で家事のできない状況が続き、自分も体調を少し崩しました。
〈一部省略〉
本日参加したPTA緊急集会では、「悪質なのは〈暴行罪で罰金判決〉教諭ではなく、通報した教師が犯罪者。メディアも悪い。プライバシーの侵害は許しがたい。一番悪いのは〈暴行罪で罰金判決〉先生ではなく動画を撮影した先生とメディア。」さらに、〈暴行罪で罰金判決〉教諭との思い出話を涙ながらに語り、「即時の現場復帰を」という声も声高に叫ばれました。

保護者の少なからぬ勢力が、問題の解決に〈暴行罪で罰金判決〉氏のような暴力装置を求めている現実を目の当たりにし、愕然たる思いを来たしました。
また、被害児へのPTA参加者からの怨念も感じました。かなりの生徒だったようで、問題児から〈暴行罪で罰金判決〉先生は身を挺して自分の子供を守ってくれたのだ。という趣旨の声がたくさん聴かれました。

天白養護では暴行行為を〈暴行罪で罰金判決〉教諭に止められた若手教師が複数いることもPTAで語られました。あの動画は氷山の一角。世間一般なら暴行罪が成立する行為を教育の名のもとに実践している教師が何人もいると考えるに至りました。
先立って養護学校による緊急集会も開かれ、校長から涙ながらの謝罪と〈暴行罪で罰金判決〉教諭を今後は子供の前には出さない。体罰は絶対にいけない。あってはならないこと。という言葉を何度もいただきました。あの動画を9/12〈2018年〉に報道を通して知ったという発言は信用しませんが、〈暴行罪で罰金判決〉教諭を子供たちから引き離すという処置をしていただいていることには一抹の安堵を覚えました。
〈注〉調査委員会最終報告によると、学校は2月に把握。

暴行教諭の行為は暴行罪の成立する行為で教育ではありません。被害児がPTSDを発症していれば傷害です。
〈暴行罪で罰金判決〉教諭への厳正なる懲戒処分を求めます。二度と教壇に立っていただきたくありません。間違っても定年後再雇用などなされませんように、お願い申し上げます。

被害児は相当な行動障害を呈する児童だったと推定しますが、暴行以外の手法を希求するべきであります。
先生方へは体罰撲滅の研修を毎月のようにされているようですが、先生たちが負担に耐えかねてさらに休業者が発生しないよう、今日学校警備要員として多数見られた「スクールポリス」の校内での活用を、強く求めます。生徒が暴れ、対応した先生や他の生徒に危害が及ぶ場合、警察勤務経験のある方による助力は大変心強く、先生たちの体罰撲滅への生きた教材にもなると考えます。

最後に、公益通報をした方への保護を、切に求めます。告発した「犯人」探しは、すでに始まっております。PTAとして考える最大の問題は「プライバシー」とのことで、盗撮は絶対許せない。公表したメディアも全校生徒と親全員からの許可を得ない放映は許せない。とのことでした。
学校内暴力を許さないということや被害児へのケアは声高な親たちの関心事ではないと感じました。
記録を行うという方法以外に、暴力を証明する方法はありません。
〈一部省略〉
知的・発達障害児が安全に発達保障の受けられる環境が整備されますよう、切に願います。
〈引用終わり。わかりやすいように情緒的記述部分の削除、段落の追加、着色強調を行った。また原文に合った固有名詞は変換した〉

〈注〉動画の存在は夏休み前から保護者の間でささやかれ、PTA幹部が学校で動画を視聴・確認したという噂もあった。調査報告書によれば、すでに2月の段階で学校側はつかんでいた。

※ その後、公益通報したと思われる教師の名は特定され、PTAによる加害教諭を無罪放免する嘆願運動が展開された。当然私たちは加害教諭に関する一切のかかわりを拒否。

加害教諭には罰金刑が裁判で言い渡され、教育委員会から停職半年の懲戒処分〈途中で定年となり退職〉が下った。

調査委員会による報告で数十件に及ぶ様々な暴行行為など「不適切な指導」が出てきたが、結論は玉虫色。
PTAで心配を表明した私たち少数派はやがて、PTAから連絡なくなりました。おかげで清々しています。
PTAは何と、OB会行事に〈暴行罪で罰金判決〉教師を来賓招致し続けました。被害児家族と私たち〈暴行罪で罰金判決〉教師に嫌悪感を強く持つ関係者の神経を逆なでにする行為を継続しているのです。
2022年1月現在、本件は被害児家庭が名古屋市と加害教諭を相手取り、民事訴訟中。被告側は争う姿勢を見せ、特に加害教諭は原告家庭の心証を害し続けている模様。

 

2019年 天白養護学校 強度行動障害のある生徒に対する、教師暴力事件 について

2022-01-02 13:00:43 | 日記


天白養護学校 暴力〈体罰〉事件について、ごく簡単にまとめときます。
教諭が角材のようなものを振り回して生徒に蹴りを入れている動画が複数メディアにもたらされ、なぜか数か月後突如複数局で放映され、事件が全国に広まりました。
この件については報道2か月前には保護者の間では広まっていて、
映像がテレビ局にもたらされたこと。
どこかの誰かが手を回して放映を阻止しようとした。とか、
加害教諭は指導的立場であったが処遇が大声で威圧的暴力的に見えた。とか、
加害教諭が後輩教諭の暴力行為を阻止していた。とか、
いろいろ水面下で言われていたことが記憶にあります。
表に出て名古屋市から処分され刑事罰を受けたのは、下の報道通り、映像に映し出された加害教諭であり報道によると罰金30万円の判決の下った稲垣教諭のみです。
天白養護学校 暴力 体罰 などとキーワードを入れてググると、今でもたくさんの情報が出てくると思います。

当時の報道を以下にコピペします〈冒頭画像からの引用。画像を右クリックするなどして画像を別タブで見て抱けますと、はっきり読めます〉
"2019/03/15· 生徒に暴行で罰金30万円の即日判決天白養護学校の教諭 名古屋市立天白養護学校(天白区)で生徒に暴力を振るったとして、暴行罪に問われた同校教諭の稲垣達雄被告(60)=愛知県春日井市、停職=の初公判が14日あり、名古屋地裁は求刑通り罰金30万円の即日判決を言い渡した。"
〈引用終わり〉


天白養護学校の件に関しては、別れた元妻の娘がそこに通い、確かに、天白養護学校事件で罰金刑を受けた稲垣教諭と元妻の娘が関わりのあった時期に、元妻の娘の「過ぎ去ったはずの問題行動」が復活、頻出し、小田原の栗本先生のところに行くなどの対応に追われた時期と一致しています。
ちなみに元妻は、この件には一切かかわりを持ちたくないという立場であり、どちらの側とも徹底的に距離を取っています。
娘の進路先は、PTA関係者〈稲垣元教諭を擁護し名古屋市長に処分しないよう嘆願書を提出した〉のいない施設に入れました。


調査委員会の調査報告書がネット上でも公開されていますが、あまりいい話ではないですね。 改めて読みましたが、あれだけのことをやって罰金たった30万。テレビ報道で悪行がばれた割にはいい取引ですね。

現在裁判中です。注目しています。機会があれば直接見に行きたいと思っています。

旭川のいじめ事件など、教育の世界で、モラルのたがが外れた事件が続出している現実があります。
私にとって最も身近な事件はまさに、現場を一部目で見ている天白養護学校事件なので、まとめてみました。
旭川の事件同様、忘れ去られてはいけない、二度とあってはならない事件です。

追記、2019年は天白養護学校事件に関して稲垣教諭〈当時〉への処分と刑事事件判決の下ったと報道された年です。
事件が明るみになったのはその前年。犯行はもっと前?だったかと思います。
〈調査委員会報告書によると判決の2年前〉
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学校や職場でひどいいじめにあって、心も体もおかしくなった時の対処法

2022-01-01 11:49:12 | バカの壁

新年早々、ひどい記事がSNS経由で出回ってきた。
旭川での警察出動レベルの犯罪的いじめと学校による官僚対応の末、少女の自殺記事だ。

旭川の事件もそうだが、生徒・労働者などが誰かにいじめられても、学校・職場は味方してくれないどころか、いじめ側に加担する動きさえするのが一般的対応だ。
手続として、学校・会社への通報は必須だが、解決にはつながらない可能性がままある。

加害生徒の反省を旭川の事例で遺族は求めているが、そういうのは得られる可能性はきわめて低い。
その仕事は、刑事司法に委ねたいと私は思う。

私が考えたいのは、対応策。

なによりも大事なのは、心身のケア。その際、領収書や診療明細書は保存し、診断書も書いていただく必要があるかもしれない。
心身へのダメージが診断のつくレベルになった場合、医師からの忠告には従ったほうがいいと思う。診断書が出るのであれば、休むことも大いにあり。
精神科病院は質的問題があるので、さじ加減が必要。とはいえ心身へのダメージが窮迫している場合、緊急保護的に入院する選択肢はある。
いじめられ側が転校転職するのはどんなものかとも思うが、少なくとも自殺に追い込まれるよりはましだ。
生き残っていれば、たとえ他人や専門家から「生ける屍」認定されようが何だろうが、まだ再起再生の可能性がある。

いじめ側、いじめにつく側は、たとえいじめられ側が死に至っても、ただターゲットが死に至った事実だけがあるのみ。連中の自己効力感は増すかもしれないが反省も後悔もない。
文春があげた旭川の事例だけではない。この種の話は多くの本になっているから、興味のある人は調べてみればいいと思う。
加害側はたとえ被害者を死に至らしめようが醜い後遺障害を生起しせしめようが、裁判を経ることなしに被害者に何ら反省することはない。裁判して懲罰に成功しても、「学習」させられることが限界かもしれない。と感じる。
反省は警察や裁判所、刑務所などの司法機関がさせること。いじめられ側の仕事ではない。

事件の事実を示すのは物的証拠。口で感想を述べてもそれは個人的感想に過ぎない。証拠なき通報は、悪口雑言として処理されることも。
公益通報であっても、第三者に対して行うのであれば、ただ見た聞いた、ではだめ。第三者でも事実が確認できる物的証拠が必要であるとされる。

証拠に基づく通報。通報先は学校、教育委員会、職場、労働局、警察など。
学校や職場、教育委員会・労働局が役に立たないことは分かっていても、裁判になった際に「手を尽くした」という証拠が必要だから、学校職場関係にも通報。
通報は文章で行い、記録はすべて文章で残しておく必要があると思う。
可能な限り映像や録音も必要。労働局レベルではそういった証拠は見てくれないが、録音を文章起こしすれば読んではくれる。
映像や録音は、関係者通報ではらちが明かない場合に、裁判やメディアへの通報の際に役立つ。特に被害者がもの言えぬ重度障碍者の場合、暴行場面映像以外の証拠がない。

いじめ側は権力的に強いから、学校・PTAや職場・組織内労組がいじめ側につく可能性がある。また、教育委員会も労働局も、仕事を増やしたくないから積極的介入はしてくれない。
よって弁護士との契約と助言・介入、外部支援者の支えが必要になるかもしれない。

生きるとはなかなか大変なことだと思う。
旭川の事例は、もしかしたら被害生徒に何らかの障害があったかもしれないが、だからといつていじめとの因果関係なしとは言い切れないと思う。被害側の心身状態にフォーカスするのは学校の常とう手段だ。
旭川市長が問題解決に主体的に関わるらしい。裁判を経ずに解決するかもしれない。
市長が尽力するにせよ、裁判で判決となろうとも、多くのことが明らかになるが命が戻るわけではない。
生きているだけで、めつけもの。かもしれないな。