対鶴図縁頭 安信

対鶴図縁頭 銘安信
真鍮地高彫銀色絵。地には霞を意図したものであろうか流れるような毛彫を加えている。縁は飛翔する姿を風景の中に眺めるように捉えているのだが、頭は明らかに対鶴(むかいづる)の家紋を意識したもので、鶴を対に意匠している。嘴は阿吽の意識を反映して一方が半ば開いている。鶴の身体は銀を主体に赤銅を組み合わせ、嘴のみ金色絵。安信は安親の門人とも二代安親の若銘とも言われている。素敵な作品である。

対鶴図縁頭 銘安信
真鍮地高彫銀色絵。地には霞を意図したものであろうか流れるような毛彫を加えている。縁は飛翔する姿を風景の中に眺めるように捉えているのだが、頭は明らかに対鶴(むかいづる)の家紋を意識したもので、鶴を対に意匠している。嘴は阿吽の意識を反映して一方が半ば開いている。鶴の身体は銀を主体に赤銅を組み合わせ、嘴のみ金色絵。安信は安親の門人とも二代安親の若銘とも言われている。素敵な作品である。