喰い合い対鶴透図鐔

喰い合い対鶴透図鐔 無銘
左右に向かい合わせで意匠した作。これも家紋にある。赤銅地陰透。線の幅に強弱変化を付け、翼と羽根を猪目による網目のように複雑に構成している。文様化の進んだ対鶴であり、殊に嘴を交差しているところなど、自然の情景に取材したものと思われ、とても素敵だ。家紋と鐔の構成の妙なる関連を、改めて感じさせるものである。78ミリ。

喰い合い対鶴透図鐔 無銘
左右に向かい合わせで意匠した作。これも家紋にある。赤銅地陰透。線の幅に強弱変化を付け、翼と羽根を猪目による網目のように複雑に構成している。文様化の進んだ対鶴であり、殊に嘴を交差しているところなど、自然の情景に取材したものと思われ、とても素敵だ。家紋と鐔の構成の妙なる関連を、改めて感じさせるものである。78ミリ。