軍配図鐔 仙臺住清定
軍配図鐔 仙臺住清定
清定は精緻な線模様を得意とした金工。鐔の真上からの鑑賞では、線にどれ程の量感があるものか良く分からないと思う。斜め手前からの拡大写真をご覧いただくと、平象嵌と0.5ミリほどの高さの線象嵌からなっていることが分かる。この手法が清定の特徴。図柄は文様化された華やかなもので、軍配は特に清定が好んだ図。平象嵌の背景の地の質を変えて色合いに変化を求めている。線の幅は、もちろん1ミリ以下、0.2ミリ前後。気の遠くなるような作業の連続であろう。
軍配図鐔 仙臺住清定
清定は精緻な線模様を得意とした金工。鐔の真上からの鑑賞では、線にどれ程の量感があるものか良く分からないと思う。斜め手前からの拡大写真をご覧いただくと、平象嵌と0.5ミリほどの高さの線象嵌からなっていることが分かる。この手法が清定の特徴。図柄は文様化された華やかなもので、軍配は特に清定が好んだ図。平象嵌の背景の地の質を変えて色合いに変化を求めている。線の幅は、もちろん1ミリ以下、0.2ミリ前後。気の遠くなるような作業の連続であろう。