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お正月

2022-01-06 16:21:25 | Diaries

まきびと羊を The First Noel 16世紀頃から存在するイギリスのクリスマスキャロル・讃美歌。
この曲が気になるのは メロディーが一貫して主調の第3音で締めくくられ 不思議な感じがします。

仰げば尊し 明治17年(1884年)「小学唱歌集(三)」初出 作者未詳
「Song for the close of school」は「仰げば尊し」の原曲として2011年に所在が明らかになった曲です。1871年にアメリカで出版された歌集「THE SONG ECHO」に収録されています。

原詞
1
私たちは今日別れ、まためぐり逢う、きっと、神が私たちをその御下へ招く時に。
そしてこの部屋から私たちは歩み出て、自らの足で一人さまよう。
幼年期から今日までを共にした友は、生き続けるだろう、過去の中で。
しかし、光と愛の御国で、最後には皆と再会できるだろう。
2
さよなら古き部屋よ、汝の壁の内で、楽しく集うことはもう無い。
朝に声を揃えて歌うことも、午後の賛美歌も、もう繰り返すことはない。
だが、幾年も後の未来に、私たちは愛と真実の場を夢見る。
私たちの最も大切な思い出は、汝、幼き日々の教室となるのだろう。
3
さよなら私たちがかく愛した汝よ、さよなら親愛なる級友たちよ。
私たちの魂を、幸せなひとつの繋がりとしてきた絆は解かれた。
私たちの手は固く握られ、心は満ち、そして目には涙をたたえ。
ああ、これぞ惜別の時、級友たちの言葉は「さよなら」。

明治維新後、役所に採用され学校で普及していった西洋音楽。
もしかすると、明治維新前、江戸時代のうちに洋楽を手にしていた日本人は、鍵盤楽器を手に入れ洋楽を奏でていた日本人は、いたのかもしれない。役人に知られないように、記録に残らないように、たしなんでいたことは十分考えられます。