オペラ「椿姫」/ジュゼッペ・ヴェルディ
La Traviata / Giuseppe VERDI
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
オペラパレス
予定上演時間:約2時間40分(休憩含む)
公演日程
2019年11月28日(木)19:00 オペラパレス
2019年12月1日(日)14:00 オペラパレス
2019年12月3日(火)14:00 オペラパレス
2019年12月5日(木)19:00 オペラパレス
2019年12月7日(土)14:00 オペラパレス
スタッフ
【指揮】イヴァン・レプシッチ
【演出・衣裳】ヴァンサン・ブサール
【美術】ヴァンサン・ルメール
【照明】グイド・レヴィ
キャスト
【ヴィオレッタ】ミルト・パパタナシュ
【アルフレード】イヴァン・アヨン・リヴァス
【ジェルモン】須藤慎吾
【フローラ】小林由佳
【ガストン子爵】小原啓楼
【ドゥフォール男爵】成田博之
【ドビニー侯爵】北川辰彦
【医師グランヴィル】久保田真澄
【アンニーナ】増田弥生
【ジュゼッペ】中川誠宏
【使者】佐藤勝司
【フローラの召使】上野裕之
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【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【合唱】新国立劇場合唱団
ものがたり
【第1幕】パリ社交界の華である高級娼婦ヴィオレッタは、肺の病で先が長くないことを悟っている。今夜も自宅のサロンでパーティを開催。ガストン子爵が、青年アルフレードを連れてくる。彼は「1年前にあなたを見て以来ずっと恋している」と真摯にヴィオレッタに告白するのだった。ひとりになったヴィオレッタは、今まで経験したことのない、心からの愛の告白に心ときめくが、たかが愛のために享楽的な人生は捨てられない、と我に返る。
【第2幕】アルフレードとの愛を選んだヴィオレッタは、パリ郊外の田舎で彼と静かに暮らしているが、生活費のため全財産を競売にかけようとしていた。それを知ったアルフレードは競売を止めさせようとパリへ向かう。すれ違いでヴィオレッタが帰宅すると、家にはアルフレードの父ジェルモンが。アルフレードの妹の縁談を成立させるため、息子と別れるようジェルモンは頼む。今は彼との愛だけが生きる希望であるヴィオレッタは、はじめ拒むが承諾し、別れの手紙を書いて家を出る。事情を知らないアルフレードは手紙に愕然とし、父が「一緒に故郷に戻ろう」と慰めても聴く耳をもたない。アルフレードは怒りが収まらず、夜会の大勢の客の前でヴィオレッタを罵倒する。彼女は絶望に打ちのめされる。
【第3幕】1ヵ月後。死の床に伏しているヴィオレッタ。そこに、父ジェルモンからすべてを聞いたアルフレードが来て、許しを乞い、パリを離れて一緒に暮らそうと語る。ヴィオレッタは愛する人に囲まれ息絶える。
新国立劇場
〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目1番1号
京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口直結
新国立劇場 オペラHOME 〉公演情報 椿姫
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/latraviata/
2019/2020シーズン
パリ社交界に咲いた真実の愛。屈指の人気を誇る名作オペラ
世界中で不動の人気を誇り、観る者の涙を誘うヴェルディの傑作オペラ。華やかなパリ社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタの純愛と哀しい運命が、繊細で美しい旋律で彩られており、「乾杯の歌」、ヴィオレッタのアリア「ああ、そは彼の人か~花から花へ」などは誰しも耳にしたことがある名曲です。誇り高く生き抜いた女性の姿を鮮やかに描き出したヴァンサン・ブサールの演出も大きな見どころのひとつ。タイトルロールは、ヴィオレッタ役を当たり役とするギリシャの名花ミルト・パパタナシュ、アルフレード役はイタリアをはじめ各地の主要劇場に次々とデビューを重ねている期待の新星イヴァン・アヨン・リヴァスが務め、指揮にはハノーファー州立歌劇場音楽総監督のイヴァン・レプシッチを迎えます。