吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

初海外

2009-05-04 13:08:44 | Weblog
4月26、27、28でソウルに出張に行ってきました
僕にとって韓国といっても初めての異国の地である
思い出すのは中学の修学旅行で初めて本州の(それも山口県までではあるが)
土を踏んだときの感激を思い出してしまった
仕事は日本の企業がソウルに支店を出すので向こうの大手ゼネコンのGSグループ
という財閥系なのだが、そこに内装の設計施工を頼むことになったので、その相談相手というか、監視役というか、ま そんな立場で いわゆる いちゃもんをつけておけばいいみたいな業務である
ところがである
後になって分かったのだが 財閥系の企業の人間というのは ”身分が高い”
らしく ”仕事をしてあげてやってる”という感覚なのだ
どんなに彼らの数字上の間違いを指摘してもそのときは絶対に彼らは認めない
ところが打って変って彼らが従えている専門下請らしい人は実に従順でなんでも素直に聞いてくれる
どうも向こうでは 家柄(貴族の出かどうか)や学歴、都会人かどうか、勤める企業の格などで 身分が決まるらしいのだ
やっとその辺が理解できて話は順調に進んだのだが、施工の段階でどういうことが起きるか楽しみでも不安でもある。
食べ物はトーガラシやキムチが好きな人にとっては安いしうまいし天国であろう
1日目は行列のできるような野菜中心の店に連れて行ってもらって、結構おいしかった テーブルがぎっしりと皿で埋まるくらいに料理や焼酎がならんで
聞いたら一人千円かかっていないとか  ビックリ
朝食はホテルでなくぶらっと外にでて洒落たカフェにいって食べたのだが
二日目は ホテルの朝飯も食べてみたいと僕がいったからそうしたら なんと一人2500円だと!! ホテルでは歯ブラシや冷蔵庫の飲み物もムチャ高いので絶対手をつけないのがソウルの常識らしいのだ
煙草はフロントではノー、ノーと言われて なんと部屋に上がったらボーイが灰皿持ってきてくれた。本音と建前の使い分けは驚くばかりだ ”あ ありがとう”といって彼が違う部屋に行っている間に  つい配管が気になって
部屋の横のパイプシャフトのカギを開けたがいいわ今度はしまらないので焦っていたらそのボーイが来て厳しい目をして ”ここは絶対触るとダメです”と何回も繰りかえされる始末 でも1000ウォン(100円)のチップをあとから渡したらニコッとしてくれて 一安心  う~ん チップは使えるぞ  ということがわかった



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グループホームの・・・ | トップ | 設備業界のレベル »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事