TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

密着ドキュメント 小田和正 ~毎日が“アンコール”~

2019年01月26日 | ひとりごと
2月2日(土)午後11時45分~3日(日)午前1時45分にNHKBSプレミアムで「密着ドキュメント 小田和正 ~毎日が“アンコール”~」が放映されます。300時間もの長い時間を掛けて密着取材されたドキュメント番組だそうです。この前、小田さんのコンサートを見に行ったときに最後に「毎日が“アンコール”」と大型の画面に映し出されていました。オープニングとエンディングでコンサート会場の大型画面に銀河鉄道のような汽車がアニメで出てきていて最後にもこの汽車やこの言葉が映し出されて会場を後にしたことを思い出しました。このコンサートのタイトルの「ENCORE!!」(アンコール)は、小田さんのこだわりで決まったそうで、「毎日がアンコールというか、アンコールしてもらえるように1日1日を一生懸命に生きていきたい。また会いたい、アンコールしたいという気持ちになってもらえたらうれしい」という思いが込められているとサイトに記載されていました。この密着ドキュメントの番組は晩遅い時間帯に放送されるようなので、録画して後でゆっくり見てみたいなあと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いろいろあった人へ 大人の流儀

2019年01月26日 | 読書日記
いろいろあった人へ 大人の流儀 伊集院静 著 講談社新書
大人の流儀のエッセイからの何かを失ったり誰かと別れることについて記載されているエッセイをまとめたベストセレクション本でした。大人の流儀のエッセイはだいぶん前にも読んだことがあって、それから少し年を重ねたせいか、書かれていた内容がすっと心に響くことも多いエッセイになっていました。作者のちょっと斜めから見られた、気取っておられない素の文章を読むと、なぜか自然に引き込まれる力があることに気付きます。毒舌風の文章表現も出てきますが、作者の心の中にある人懐っこい本来の姿が垣間見えることも多く、その文章表現の真の意味を感じ取れるので、読む人に共感を呼んだり自然な励ましになっていたりするのだろうと思いました。それぞれの章の見出しのところに書いてあった文章を読むと、いろいろあった人であっても、元気になれそうな言葉が記載されています。たとえば、「愉しみなさい。人生はあっという間に過ぎてしまうから。でもあせっちゃダメだ。ゆっくりと急げばいい。」「あなたはまだ若いから知らないでしょうが、哀しみにも終わりがあるのよ。」などの言葉です。作者が出会ったいろいろな人々から投げかけられた言葉の数々を心に噛み締めていろいろあっても前に進んでこれたということ、忘れること、人を許すことなど作者のご経験から発せられたたくさんの言葉には生きて行く上でのちょっとしたヒントが隠されていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする