先週の土曜日から始まったNHKで放送されていたドラマ『みかづき』を見ました。この原作本は読んだことがあって、どんなドラマになっているんだろうと興味があり見てみました。このドラマでは、主人公の大島吾郎役に高橋一生さん、大島千明役は永作博美さんが演じておられます。小学校の用務員をしていた大島吾郎の才能を見抜いた千明が、塾経営のパートナーに目を付け、公私ともに、吾郎と一緒に、塾教育、塾の経営に家族で立ち向かっていくストーリーになっています。原作本の内容を思い出しながら見たドラマでした。番組のHPに「学校教育が太陽だとしたら、塾はその光を十分吸収できない子供たちを照らす月――。 昭和から平成に至る日本社会の変遷を背景に、天才的講師とカリスマ的経営者の出会いが生んだある塾と家族の半世紀を描く。」と記載されていました。千明役の永作さんのインタビューでは、千明がテンション高い女性だと話されていました、私もこの本を読んでいてそう思っていました。テンションを高く保ちながらも、塾教育に掛けるその情熱も半端じゃないものを持たれている千明の人物像を永作さんは、本当に上手に演じておられたように思いました。吾郎は原作ではふわっとした感じを私はほとんど感じなかったのですが、このドラマでは、吾郎役の高橋さんが、ふわっとしていて、優しく子供たちを温かく見守る吾郎を演じておられて、原作から感じることがなかった違った人柄が光っていたように思いました。高橋一生さんのインタビューを見たら、細かいことまで気付かれて演じようとされている聡明さも感じました。ドラマの中で千明が謄写版を刷っていたシーンがありましたが、このシーンを見たら、昔、謄写版を刷っていた頃を思い出しながら見ていました。今後の展開が楽しみなドラマです。
昨日の晩に放送されていた番組『池上彰の関西人が知らないKANSAI』を見ていたら、城崎温泉が取り上げられていました。奈良時代からある歴史が古い兵庫県にある城崎温泉は、最近、外国人の観光客の方々がものすごく増えているらしいです。城崎温泉を訪れる外国からのお客さんが増えたことで、消防署を改築して素泊まりの旅館ができていたり、外国のお客さん向けのレストランでは、但馬牛の料理をいただけるお店ができていたリ、だいぶん前に比べたら様変わりしていきている城崎温泉の様子が紹介されていました。外国人のお客さんが増えている日本の観光地では外国語で案内表示をしている観光地が多い中、城崎温泉では、わざと案内表示に外国語を付け足さず、日本語だけで表示されていることが外国からのお客さんにとったらとても歓迎されているそうで、昔ながらの街並みや城崎温泉の外湯めぐりが人気の的になっていると紹介されていました。、山の頂上から朝の雲海を見るタクシーで送迎があるツアーも人気だそうです。城崎温泉には何回か訪れたことがありますが、いつもだいたい冬に訪れていて、蟹料理をいただくのがメインでしたので、城崎温泉で但馬牛をいただくのを楽しみに来られる外国人の方々が最近は多いんだなあと思いました。城崎温泉の新たな魅力を教えてくれた番組でした。