先週の土曜日にNHKBSプレミアムで放送されていた『ネット歌姫』を録画しておいたのを見ました。このドラマは、普通に生活していたスーパーでパートをしている主婦の富岡もとか(荻野目洋子さん)がスーパーの仲間と一緒に行ったカラオケ動画が投稿されたのをきっかけに、たまたま動画を見たクリエイターを目指す大学生松尾(浅香航大さん)とコンビを組んで、動画作りを始めるお話でした。実話をもとに作られたドラマだそうです。動画投稿で一躍有名になり、たくさんのファンのために、また自分の歌手になりたかったという夢やトップクリエイターになりたいという夢のために頑張る二人のコンビの姿が描かれていました。普通に生活している人々がそれぞれの夢を叶えるべく、取り組んでいくのを見ていたら、ネット社会ならではの無限性や発信性の大きさを感じました。家事や家族との時間と動画投稿のための時間のどちらを優先したらいいのか悩むもとかに、夫の雅俊(高橋克典さん)は、最初、もとかの動画投稿をよく思っていなかったのですが、もとかの動画を見ているうちに、もとかの楽しそうに家事も動画作成にも一生懸命に取り組む姿を見て、理解を示すようになります。最後のほうのシーンで、もとかが出場する予定をしていた、有名なYouTuberの人々が出場するカラオケ大会の日程と娘の誕生日会とが被ってしまって、家族を優先することを決めたもとかに夫の雅俊がある言葉を投げかけます。「もっと欲張ったらいいじゃないか。今の時代はそういう時代だろ。」という言葉でした。この言葉がとても印象に残りました。今はネットなしでは語れない社会、ネットがない時代にできなかったこともできることが増え、いろいろなことを同時にやって行くことも可能になり、どちらを優先しないといけないことも、同時に進行することも可能になった時代なんだと見ていて思いました。同じ時間を工夫したらどんな状況でも夢を見ることができるし、時には叶えることもできるということなんだと思いました。もとかが最後に家族と一緒に家の中で歌って踊るシーンは特によかったです。元気をもらえた素敵なドラマでした。
先日は、昨年行こうと思っていて行かなかった同じ場所に家族みんなで元気なうちに旅しようと宿の予約をしました。年休が年度末に残ることが多いので今回の旅も年度末を予定していますが、この時期は比較的すいていて、空室がまだたくさんありました。同じ宿でも宿のサイトを見ていたら、今年のゴールデンウィークは暦通りで土日の休みを入れたら10連休になるからか、すでに空室がなかった宿がたくさんありました。10連休の間の宿の予約を早めにされている方々が多いようです。この10連休の期間中は今年は特に例年よりはどこも混雑するんだろうなあと思いました。