TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

羊と鋼の森

2019年01月17日 | 映画鑑賞日記
レンタル店で借りて観た映画4本目は『羊と鋼の森』でした。宮下奈都原作の映画化作品です。原作は読んでいませんが、この映画を観たら読んでみたいなあと思いました。高校生のときに偶然出会ったピアノの調律師板鳥(三浦友和さん)の仕事に魅せられて調律師になった主人公外村(山﨑賢人さん)が、自らの仕事に真摯に向き合い成長していく様が描かれている映画でした。ピアノから奏でられる一音一音に全身全霊を捧げるような調律の仕事は、演奏者やその演奏を聴く人々の前面に現れる仕事ではないのですが、その役割は大切な仕事であるということが上手く描かれていた映画でした。調律師の仕事は、演奏者の魂や込めたる思いとその曲を聴いている人々とを繋げる役割を果たすという縁の下の力持ちのようななくてはならない大切な仕事ということがよくわかる映画でした。演奏者の思うままの音源を見事に作りあげるその繊細さと奥深さは、真心がこもった尊い仕事でもあるということがよく伝わってきました。このように表には出なくても縁の下の力持ちのような仕事は世の中にはたくさんあるはずだと思いました。そんな尊い仕事の真髄に魅せられた映画でした。映画の中で出てきた主人公の育った森のイメージが、この調律の仕事の神秘的で奥深いイメージを上手にこの映画を観る人々に自然に植え付けていたようにも思いました。また、それぞれのシーンで話されていたセリフも印象に残りました。特に心に残ったのは「才能とはものすごく好きという気持ちなんじゃないかなあ。」という外村の先輩調律師(鈴木亮平さん)の言葉でした。ピアノで奏でられた音楽と北海道の美しい映像が相まって見ごたえがある映画でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォーターサーバー

2019年01月17日 | ひとりごと

ウォーターサーバーが届いてセッティングしてみました。
2階には置く場所がなくて1階に置いてみました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする