7月15日、JR山科駅で途中下車し、地下鉄で東山駅へ。そこから京都国立近代美術館で7月28日まで開催中のトルコ至宝展に向かいました。
東山駅から白川沿いを歩いて美術館がある岡崎公園へ歩いて行きました。ゆっくり歩いて約10分くらい掛かりました。
オスマン帝国の栄華を伝える、イスタンブールのトプカブ宮殿博物館の約170点の至宝が展示されていました。
入口でチューリップの柄のものを提示したら、宝飾手鏡の絵葉書をいただくことができました。
7月12日のサンケイ新聞の夕刊にこの至宝展の記事が掲載されていたので今回寄ってみました。チューリップはトルコ語で「ラーレ」というそうで、そのアラビア文字を組みかえるとイスラム教のアッラーになり、逆さ読みするとトルコ国旗のシンボル、新月になるそうです。そのため、チューリップは宗教的、国家的シンボルとしてひそかにあがめられてきたそうです。なかでも18世紀初めオスマン帝国のアフメト3世のころには「チューリップ時代」と呼ばれるほどの様々な品の意匠に使われたそうです。(産経新聞の記事より典拠)
宝飾品、じゅうたん、食器、花瓶、盾や武器など様々なものにチューリップ柄が文様に使用されていました。当時のオスマン帝国では、チューリップの花は細長く花弁が尖がったものがいいチューリップとされていたそうで、日本でよく見かけるような私が好きなかわいいチューリップ柄とは違ったチューリップ柄の文様でした。売店で売られていた長い花びらのチューリップが描かれたファイルを記念に買って帰りました。美術館内は相当混雑していました。結構疲れました。
美術館の4階から撮影しました。平安神宮の大鳥居です。左の方向には南禅寺などのお寺が見えていました。
美術館から地下鉄東山駅まで歩きました。東山駅の近くにあった商店街で七夕飾りが残されていたので撮影しました。この後、地下鉄で京阪三条駅まで移動、京阪電車で帰りました。この日、1万5000歩くらい歩いたので少し疲れましたが、ちょっとしたいい日帰りの旅になりました。