昨日NHKのラジオを聞いていたら、90歳のお母さんが亡くなられたときにお母さんのお好きな歌を一緒に歌われて旅立たれたという一般のリスナーの方からのお便りが読まれていました。昨日、商店街を通っていたら、昔流行った山口百恵さんの曲が流れていました。聞いたことがあった昔流行った曲だったのは思い出しましたが、曲名まで思い出せなかったです。晩にテレビの番組の中で百恵さんの長男の祐太朗さんが出ておられて、小さい頃どのように育っておられたかという話が紹介されていました。芸能人の子どもだということを感じさせないように家庭内では、徹底して仕事の話はされなかったようですし、百恵さんが歌手だったことも小学生まで全く気付かれなかったそうで、最後のコンサートで、百恵さんが舞台に置かれた伝説のマイクもおもちゃにされて遊んでおられたいうお話もされていました。のびのびと普通に育っておられたようですね。ご両親の三浦友和さんと百恵さんの目に見えない愛情を感じました。三浦祐太朗さんはお母さんにお顔がそっくりになられてきましたし、最近、百恵さんの歌をカバーされて、ツアーで全国を回られているそうです。昔、近所にあった玉造の映画館で母と一緒に友和さんと百恵さんが出ておられた映画を母と一緒に見に行った記憶も蘇りました。母が好きな歌は一体何だったのだろうと思い出しても思い出せないのに気が付きました。店をしていたときは店番をしながらラジオを聴いていたので、ラジオから流れてきて知っていた曲があればその曲に合わせて一緒に歌っていたのをよく耳にしていました。特に好きな歌というのはもし聞いていたとしても答えられなかったのかもしれないないと想像します。少し前にも、テレビで古い歌が流れていたら気分がいいときはよく歌っていました。CMで流れていた歌もよく歌っていました。家族みんなで最後に歌った歌は何だったのかなと思い出してみたら、たぶんひな祭りに歌ったおひなまつりの歌だったのかもしれません。私は聞いたことがなかったのですが、父と母が『兵隊さんよありがとう』の歌もたまに歌っていました。つい最近のことだったのに今では懐かしさを感じています。昔習ったとよく言って歌っていたのを聞いた、「命短し恋せよ乙女・・・・・。」という歌詞の歌も好きな歌のひとつだったのだろうと思いました。もっと聞いておけばよかったです。最期にお母さんの歌を娘さんと一緒に歌われて旅立たれ、最期までお話がおできになられたのは幸せなことだなあとラジオを聞いていて思いました。
レンタル店で借りてきて観た映画4本目は『SUNNY強い気持ち・強い愛』でした。女子高時代に仲良しだった6人がそのうちの一人芹香(板谷由夏さん)が末期がんに侵され、芹香のみんなに会いたいという願いを叶えるために、奈美(篠原涼子さん)が探偵に依頼し、探していく中、彼女たちのいつも笑顔に包まれていた青春時代と現在が交錯しながら進んで行くといったストーリーでした。80年代から90年代に女子高校生だった彼女たちが歳を重ね、久しぶりの出会いを通して、彼女たちの友情が楽しく明るくちょっとリアルぽく描かれていた映画でした。最後のSUNNYの曲に合わせてみんなが躍るシーンが素敵でした。ルーズソックスやガングロなどが流行っていた一時代前の女子高校生の漲るパワーやエネルギッシュな姿を思い出しながら観ました。