100均で買ってきた観覧車風の小物にいろいろなものを載せて職場の展示棚に追加展示してみました。
ありがとうを言えなくて 野村克也 著 講談社
プロ野球選手や監督しての輝かしい記録と活躍をされた野村さんの最新本。奥さんの沙知代さんが2017年に亡くなられたときのことやお一人になられた後のことが書かれていたり、奥さんとの出会ったときのことから亡くなられるまでご一緒にともに人生を歩んで来られたときのいろいろなことが野村さんが本当に書かれたんだろうと想像できるような歯に衣を着せないようなそのままの文章で読みやすく上手にまとめられていました。奥さんが原因で監督を2度もやめざるを得なかった話、脱税の話、経歴の嘘の話、議員の立候補の話、田園調布に家を買われたときの話など、世間で噂になっていた内容とは違って実はこうだったんだという真相も書かれていました。世間にはいろいろなご夫婦がおられて、それぞれ、出会われた歴史や思い出はそのご夫婦にしかわからない尊いものがたくさん詰まっているということなのですね。それぞれ夫から見た妻、妻から見た夫は子供や親せきや他人や世間から見えるものとは違って、二人だけにしかわからないものがたくさんあるのだということ、誰がとやかく言ったとしても、夫婦になられて一緒に暮らして来られた歴史はかけがえのない、大切なものなのだということがよく伝わる本でした。人間はいつか死ぬのだけれど、死んだら終わりだとしみじみ書かれていました。後は死が待っているだけだとも最後のほうに書かれていました。この本は、奥さんにありがとうをたくさん言いたかったという思いがいっぱい詰まった最後のラブレターなんだろうなあと思いながら読みました。
昨日は午前中雨が降っていたものの昼前から止んで晴れ間も見えるお天気になりました。お昼休みにポストに郵便物を入れるために外に出ました。職場の近所の公園に咲いていた花を撮影しました。公園内では、セミが鳴いていたのを耳にしました。セミの抜け殻もたくさん見かけました。
昨日も仕事を終えてから母が入院している病院に向かいました。土曜日はたくさん話ができて、写真もたくさん見せることができました。日曜日は眠っていた時間が長くてあまり話せななかったですが、4時間くらい一緒の時を過ごせました。昨日は手を触るとちょっと熱くて熱があるような感じでした。それに少ししんどそうでした。日によって違う容態ですが、できるだけ毎日通うことしか今できることはあありません。今日は今年母と旅した場所の写真をまとめたので起きていたら写真を見せたいなあと思っています。