昨日の朝に乗車した大阪環状線はハローキティ環状線でした。これで、11回目の乗車になりました。
レンタル店で借りて観た映画4本目は『こんな夜更けにバナナかよ』でした。この原作本の存在は知っていましたが、読んだことはありませんでした。難病の筋ジストロフィーを患っていた主人公鹿野康明さん(大泉洋さん)がたくさんのボランティアさんたちに囲まれて、自らの病気を抱えながらも、ひたすら前向きに、夢を持って、生き抜いて来られた実話をもとに作られた映画でした。主役の大泉洋さんの独特の演技が素晴らしく、大泉さんが醸し出しておられる雰囲気が笑いを誘っていたようなシーンもありました。また、多くの人々の助けを借りて支えられながら、自分の家で自立生活を続けておられた生き方を通して、いろいろな問題提起と世のなかのしくみを考えさせられることも多かったです。主人公の生き方を通して、彼を支えるボランティアの人たちの生き方にも多くの影響を及ぼしていたということや、観る人の心にいろいろなものを植え付けてくれていた映画だったように思いました。毎日病院で見続けている人工呼吸器を付けておられた主人公の姿を映画の中で観ていたら、最初はそのシーンを観ているだけで相当辛かったですが、人工呼吸器を付けて明るく挨拶していた主人公のどんなときも希望や夢を失わなわないぞという真の強さに圧倒されてしまいました。実際は、英検2級の取得やアメリカに行くという夢はかなわなかったそうですが、やれることにどんどんトライして行かれた主人公とその仲間たちの実行力と力強さを目の当たりにして、どんなこともやれそうな気がしてくるような気分にさせてくれたような映画でした。
昨晩夢を見ました。入院している母がなぜか家にいて、普通に話をしている夢でした。不思議な夢でした。母が家に帰りたいという願望や私たち家族が一番望んでいたことが願望として夢になって出てきたのかもしれません。前の日は雨と雷が鳴りそうなお天気だったので、病院に出向かなかったのですが、昨日はその前の日と違ってからっとした秋を感じさせるようなお天気でしたので、母が入院している病室に向かい1日ぶりに母に会ってきました。前の日、しんどそうだったので心配していましたが、昨日はしんどそうな様子を見せてなかったので少し安心しました。仕事中、携帯に2回も電話があり、母の容態が悪くなったという病院からの連絡なのかとびびりましたが、ほかのところからの連絡だったのでほっとしました。母の病室で母が好きな大相撲の中継を一緒に見ました。病院に出向くのがいつも午後6時前になってしまうので、少しだけしか見せてあげられないのですが、病室でテレビで少しだけでも相撲中継を楽しむ母でした。