TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

記憶にございません!

2019年09月25日 | 映画鑑賞日記

9月23日、梅田の映画館まで映画『記憶にございません!』を見に行ってきました。支持率2.3パーセントしかない、国民に嫌われている総理大臣黒田啓介(中井貴一さん)がある日一般市民が投げた石が当たって記憶喪失になってしまうところからストーリーが展開します。金と権力にしか興味がない悪徳政治家から一夜にして善良で純粋なおじさんに変わっていた黒田と、彼を取り巻く優秀な秘書官井坂(ディーン・フジオカさん)や番場(小池栄子さん)、タブロイド紙の記者古郡(佐藤浩市さん)、官邸料理人(斉藤由貴さん)、黒田の妻聡子(石田ゆり子さん)など名俳優さんたちが繰り広げる三谷幸喜監督が手掛けたコメディ映画です。シリアスな演技もこなせるような名優さんたちが醸し出す笑いを誘う演技が見ごたえがありました。斎藤由貴さんのとぼけたような受け答えや小池栄子さんの絶妙なツッコミなど女優さんの名演技が特に光っていました。携帯電話がみんなスマホではなくってガラケーだった今の日本を描いていないんだなあと思いました。やけにガラケーばかりだったので目に留まりました。また、最初のシーンで病院から黒田が抜け出して記憶喪失のまま町中を歩いているというシーンがありましたが、SPが総理大臣が逃げ出すのを見逃すなんて、そんなことあったらSPの進退問題にでも発展しそうな超一大事なのに、それほど気にしてないようなシーンだったのも目に留まりました。また、黒田が好きなチーズが何十倍ものっているピザの裏がこげ過ぎていて、あんな真っ黒なピザ生地を食べたら身体によくないだろうということも気になりました。つっこみたくなるようなシーンがたくさん出てきていたのも、コメディの要素のひとつだったということなのかもしれません。三谷監督作品の中で観賞した作品の中では一番ストーリー性が高くて、ファンタジーっぽい映画に思いました。嫌われものの総理大臣が一夜で理想が高くて人格も好ましい人物に変貌して行ったのを観ていたら、悪徳政治家と善良政治家は紙一重で、ほんのささいなきっかけで悪徳にも善良にもなれるということ、一般人も善悪は紙一重ということなんだろうなあと思いながら観ました。この前放送されていた『さんまのまんま』の番組の中で、三谷監督と石田ゆり子さんがトークされていて、今回、石田さんがコメディ映画に出てみたいと三谷監督に押されたということでしたので、どんな演技をされてるんだろうと興味があり見に行った映画でした。石田ゆり子さんがコメディ映画に出ておられるのを今までほとんど見たことがなかったと記憶しています。今後、これを機に、コメディ映画にたくさん出演されたら、また違った石田ゆり子さんの演技を見ることができるかもしれないと思いました。

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地球温暖化

2019年09月25日 | ひとりごと
スウェーデン人の環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさん(16)が、23日、米ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで演説し、気候変動問題について行動を起こしていないとして、各国首脳を非難したニュースを見ました。
 
地球温暖化に対する各国の対策に温度差があり、世界中の地球温暖化が進むのを少しでも食い止める必要性はグレタさんの演説されていた通り、時間がないのだと思いました。
先日、スイスアルプスの氷河のニュースを見ました。
 
日本でも地球温暖化による台風の被害や大雨の被害が毎年日本中で頻繁に起こっている事実、各々の日常生活にいろいろな影響を及ぼしている現状を考えると地球温暖化に対する取り組みは今後増々重要になってきているということを一人一人が考えていくことが性急になってきているのだと思いました。
 
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