昨日の晩、南の空に雲の合間から見えていた中秋の名月を昨年に引き続き撮影してみました。
関西ローカルの朝のテレビ番組ABC放送の『おはよう朝日です』の40周年の企画で挑戦されたアフリカの最高峰5895メートルのキリマンジャロに8月末ごろ登山されて来られた様子が4日間に渡って放送されていたのを録画しておいたのを見終えました。キリマンジャロはヘミングウェイの小説で知っているぐらいで5895メートルもある高い山に登山するのがこんなに大変なのかとよくわかりました。登頂成功率は50パーセントと言われているくらい大変な登頂だったというのは12日に放送された完結編で真夜中に砂利道を登っておられた映像でよく伝わってきました。標高が高いと高山病になる確率もそれだけ高くなるんだなあと思いました。正木さんやディレクターさんやカメラマンさんなど同行されていた方々がどんどん途中でリタイアせざるを得ない中、番組のメインMCの岩本計介アナウンサーが頂上までトライされて登頂されたのはすごいなあと思いました。頂上まで行くことができなくて途中で断念せざるを得ないのを受け入れるのも勇気がいると思いますが、その方々の無念の気持ちを背負って頂上まで行かれた功績も大きく素晴らしいことだと思いました。昔、スイスのユングフラウの鉄道の終点で発車時間が迫ってきたために乗り遅れないように走ったら空気が薄いのでフラフラしたことがありました。3000メートル級くらいの高山でもあれだけ空気が薄いのに、5895メートルもあるキリマンジャロの空気の薄さは計り知れないと想像しました。過酷なキリマンジャロ登山挑戦の映像は貴重な映像でした。お疲れ様でした。
登山の途中で、スワヒリ語で、ポレポレ(ゆっくり)、ハクナマタタ(問題ないさ)という言葉を話しておられたこと、貴重なお猿さんやトウモロコシの粉から作られたウガリに田村さんのレトルトカレーをかけて食べておられて美味しそうだったことなども印象に残りました。
先日放送されていたドラマ『偽装不倫』の最終回を見終えました。鐘子(杏さん)と丈(宮沢氷魚さん)がどのようになって行くのかが最終回のメインで描かれていました。相手のことを思って恋心を封鎖しようとしていた丈に対して、鐘子は自ら相手とどう向き合って行きたいかを素直に丈にぶつけて告白していたシーンが印象に残りました。ちょっとしたボタンの掛け違いで、恋愛関係はとんでもない方向に行ったり、うまく行ったり、タイミングは恋愛にはいつも大事な要素のひとつなんでしょうねと思い出しながら見ました。ちょっとした勇気がその人の人生を大きく左右するということもあるということが伝わるドラマでした。鐘子の姉の葉子(仲間由紀恵さん)は結局離婚してボクサーの風太のもとに身を寄せるという終わり方で、葉子の夫賢治(谷原章介さん)が風太とボクシングで対決して負けて葉子のもとをかっこよく去っていったのも「いい人」としての終わり方でした。結局は、鐘子と葉子姉妹は二人とも思いを成就させて、最後は、ハッピーエンドという終わり方でしたね。今後特別編がもしかしたら放送されるかもしれないかなあと思うような終わり方でした。