TULIP DIARY

届くといいな やさしい風に乗って

千島公園のキバナコスモス

2019年09月20日 | 

先日、職場から少し行ったところにある、千島公園を久しぶりに自転車で回って散歩してきました。

公園内ではキバナコスモスがあちこちにたくさん咲いていました。今まで9月に訪れたことがありませんでした。キバナコスモスだらけの千島公園は初めてでした。千島公園(昭和山という標高33メートルの人工の山のふもとに整備されている公園で、鶴見区にある鶴見新山の次に大阪市内では高い標高に当たる場所になっています。)が来年の3月頃に春は桜、夏はビョウヤナギ、秋は彼岸花、冬は水仙などの四季彩に彩られる「港のみえる四季彩の丘公園」をコンセプトに整備されるという記事が駅に置かれていた区民だよりに掲載されていたのを見かけました。昨年9月の台風21号によって倒木等の大きな被害を受けた千島公園を低木を中心に植樹し、木と木の間隔を広く取ることで、昭和山からの願望を確保し、台風等の災害に強い公園に今後生まれ変わるそうです。来年の春以降は桜だけでなくいろいろな花を楽しめる公園になるようで、今から楽しみです。

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ねことじいちゃん

2019年09月20日 | 映画鑑賞日記

レンタル店で借りて観た映画2本目は『ねことじいちゃん』でした。動物写真家岩合光昭さんが初監督された自然が豊かな小さな島でのんびり暮らしているねこと人との日常が描かれていた作品でした。特別な出来事は起こらないのですが、優雅に流れている時の流れと自然の美しさとそこで自然に暮らしている人々の歳の重ね方とねこの表情や歩いている姿やしぐさがとても愛らしいと感じた映画でした。ネコの写真では超有名な岩合さんが監督なので、今までねこが出てきたことがあった映画とはずいぶんと違った映像でした。普段街中などでよく見かけるねこたちのしぐさや歩き方などねこ目線で描かれていてこのシーンだけ見ているだけでも幸せな気分に浸れました。主人公の大吉(立川志の輔さん)は、奥さんに2年前に先立たれ、奥さんが拾ってこられたねこのたまと一緒に生活をしています。奥さんが遺されたレシピノートをもとに毎日手づくりで美味しそうなご飯を作ったり、島の中を散歩したり、島の顔見知りの仲間たちと語りあったりとホントに自然体な生き方が描かれていました。都会にあるようなコンビニやスーパーなどの商業施設などはない島での生活は、騒々しい都会で時を費やすよりは、これ以上の贅沢はないと思えるような贅沢な時を過ごされているような気がしました。大吉が、倒れたときに、東京で暮らす息子が心配して、大吉に東京で暮らすことを持ち掛けます。大吉は、島でタマや仲間たちとの暮らしを続けていくことを息子に話すシーンがありました。そのシーンを見て、こどもは親が心配という気持ちは痛いほどわかるけれど、一番居心地がよいと感じている場所での暮らしを優先的に考えて見守ることのほうが大事なんだと気づかせてくれた映画でした。子供の心配心よりも元気になれる妙薬が潜んでいる気心が知れた仲間たちが側にいれば、家族ほど強くないかもしれないけれど、ちょうどいい加減の人と人との繋がり方が心地よいときもあるといった、いろいろな人生の機微も描かれていて、じんわりと心に響く映画でした。島にできたカフェでクリームソーダーを飲まれていたシーンがありました。気心の知れた仲間たちとみんなで飲まれていたクリームソーダーがとても美味しそうだったのも印象に残りました。ねこが好きな方でなくてもねこの表情に癒されるような映画でした。最後に出演していたねこたちの名前が全部流れていたのも素晴らしかったですね。オススメの映画です。

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